HARPIN' JOEの十穴記・山旅日記

ブルース・ハープ・プレイヤーHARPIN' JOEのブログです

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旧ブログより 2009年8月18日 B級映画とミヒャエル・ハネケ

2009年08月18日(火)

ピラニア(1978年)というパニックホラー映画を覚えてるでしょうか?
グレムリンやハウリング、インナースペースなどで有名なジョー・ダンテ監督の名作。
因みに特殊メイクは神様と呼ばれるあのロブ・ボッティン(遊星からの物体X、クライモリ等々)。
で、ピラニア2(1981年)は殺人魚フライング・キラーというタイトルで公開。監督・脚本はジェイムス・キャメロン。この後ターミネーター、エイリアン2、アビスで有名になって、世間的には決め手はターミネーター2、タイタニックですか。

まぁとにかくジョーズにあやかって当時流行った海洋~魚介類系動物パニックホラー。
そして虫系やら未知のモノやら乗り物系まで、70年代~80年代は低予算から大手プロダクションが手がけた作品まで、B級モノがわんさか。テンタクルズ、オルカ、モンスターパニック、スウォーム、怪奇!吸血人間スネーク、ベン、
燃える昆虫軍団、スクワーム、溶解人間、巨大スパイダーの襲撃、人喰いアメーバの恐怖、ザ・カー、殺人ブルドーザー等々…。そんな当時、ピラニアもそこそこヒットした幻のB級名作(殺人魚フライング・キラーも名作)でした。

同じ頃に公開された映画で、「ザ・ダーク」という作品があったんですが、ビデオにもDVDにもなっていない。いろいろ著作権等の権利関係が問題か、フィルムが消失したのか…
目から光線を出したりして人を襲い、怪力を持つエイリアン。といってもボロボロのコートを羽織り、浮浪者の様な出で立ちで顔は殆ど分からない。犬か何かのような唸り声を発する。暗闇にしか現れず、主役の刑事が追い詰めていくといった内容。公開当時、日テレのTVジョッキーの映画コーナーでも紹介されてました。誰か何か情報知らないでしょうか。

2013年秋、僕より通になった弟より、輸入モノDVDを入手!30数年ぶりに鑑賞。
いやもう感動でした。Kちゃんありがとう!


90年代以降、現在も、時折素晴らしいB級ホラーや、SF、パニック映画は出てきますが、やはりあの当時は馬鹿みたいに大量生産されてましたね。

☆☆☆
さて、今をときめくB級ホラー監督(期待度も含めると結構居ますが)と言えば、2000年くらいかな?
「ハイテンション」という強烈なスプラッター・スラッシュ映画で一躍有名になったアレクサンドル・アジャ。
その後才能を認められハリウッドに進出、3本作品がある。
地下駐車場でストーカーに閉じこめられた女の一夜を描いた超傑作サスペンス『P2』
エルム街の悪夢、スクリームで有名になる前のウェス・クレイブン監督が撮った『サランドラ』をリメイクした、『ヒルズ・ハブ・アイズ』。これはパート2も製作(監督はアジャではない)されたが、アジャ監督の1はもちろん2も傑作でしたね。
そして最近公開され話題になった『24』で返り咲いたキーファー・サザーランド主演のホラー『ミラーズ』(韓国ホラーのリメイク)。コレはアジャ監督、失敗ですね。まぁ少々コワいという程度でストーリーもイマイチ。

しかしアレクサンドル・アジャは、ミヒャエル・ハネケ監督(本当の恐怖が何か知りたいならこの人の映画です)ほどぶっ飛んではいませんが、相当の才能の持ち主ですね。

そうそう、エルム街の悪夢は現在リメイク中(監督はアジャではない)だそうです。

☆☆☆
さて、話が長くなったが冒頭のピラニア。
アレクサンドル・アジャがリメイク!!来年公開なのです。
彼の事ですからちゃんと当時の雰囲気を踏襲しつつ、B級でいて、度肝を抜く映像になる事と期待しています。

観ました。予想通りのおバカB級リスペクト!さすがアジャ!

☆☆☆
先述のミヒャエル・ハネケという人の作品。
この人の映画が好きだと言うと世間一般では人格を疑われる可能性大なので言わない方が良いでしょう。
ラース・フォン・トリアー監督の作品(奇跡の海、ドッグヴィル、ダンサー・イン・ザ・ダーク)が好きだ、は通用するのですが。ハネケの作品は何本かカンヌ映画祭でグランプリ等を受賞していますが、本当に賛否両論。
『ピアニスト』
『ファニー・ゲーム』
ファニーゲームをセルフリメイクしたハリウッド版、ナオミ・ワッツ、ティム・ロスら実力派俳優が主演した
『ファニー・ゲームUSA』
『ペニーズ・ビデオ』
そして名優ダニエル・オートゥイユ主演のサスペンス劇
『隠された記憶』
興味が沸いたなら、娯楽性も考えると
1.ピアニスト
2.ファニーゲーム
をお薦めします。
ペニーズビデオ はただの悪趣味と思う人も多いでしょう。この映画が良いと言ってる僕の事も完全にオカシイ人と思われますね。本当にしんどいし、えげつない映画ですからコレを一発目に見るのは禁物です。
ピアニスト ファニーゲーム この2本を見て、なるほど。この監督の言わんとする事、分かるぞ。なんてピンと来たら、他の作品も見てみましょう。

僕は相当あらゆるジャンルの映画を見てきた方ですが、ミヒャエル・ハネケの作品は本当にしんどいです。げんなり、ゲッソリします。そしてまんまとハネケにハメられます。そういう僕はもちろん、作品に否定的で毛嫌いする人に対しても、ハネケは、ほれ見ろ!嫌な気分満開だろ!とニタニタ笑ってるに違いないです。

超一級の娯楽B級ホラーを作るアレクサンドル・アジャ
現代社会と人間が持つ屈折した本能を嫌ほど描くA級リアリズム・ホラー(悲喜劇)監督ミヒャエル・ハネケ。

映画馴れしていない方は相当の覚悟を持って臨んで下さい。
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  1. 2013/12/26(木) 21:45:11|
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旧ブログより 2008年12月23日 映画音楽の魅力

2008年12月23日(火)

先月、久しぶりにトルナトーレ監督のニュー・シネマ・パラダイス、
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の団塊世代辺りの方々なら皆さん知っているひまわり、
マカロニ・ウェスタンで'60~'70年代に一世を風靡したセルジオ・レオーネ監督の最後の作品
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカと、イタリア系を堪能。
3本とも何度も見ているが飽きない。
美しく儚い旋律のテーマ曲が一層涙を誘う
ニューシネマ…で音楽を担当した史上最高峰の巨匠エンニオ・モリコーネは、
セルジオ・レオーネとも縁が深く、マカロニ・ウェスタン時代から数多くの名曲を生み出している。
勿論、ワンス…でも音楽を担当、素晴らしいスコアを残している。

モリコーネが音楽を担当した異色作といえば、やはりB級映画の帝王、ジョン・カーペンター監督(ハロウィン、ザ・フォッグ、要塞警察、ニューヨーク1997→アイザック・ヘイズが出演してます)の歴史的名作、遊星からの物体X(50年代の古典的名作、遊星よりの物体Xのリメイク→元は、影が行く というSF小説)だろう。強烈に神経を逆撫でするミニマル・ミュージック(同じリフや旋律をただひたすら繰り返す)的なスコアはマニア必聴。

少々自慢話になりますが、このサントラの日本盤LPレコードを20代の頃に購入、宝物です。
自慢ついでに、先述のカーペンター監督の代表的作品、ニューヨーク1997(輸入LPレコード)や、
ロメロ監督のゾンビ(ゴブリン/輸入LPレコード)、アルジェント監督のサスペリア(ゴブリン/日本盤LPレコード)、
ルチオ・フルチ監督のサンゲリア(ウーゴ・トゥッチ/日本盤シングルレコード)等々も殆どリアルタイムで当時入手している。
言っておくが私はコレクターではない。そのスコアが好きで購入しているのです。

ゾンビ、サスペリアで激シブのスコアを聴かせるゴブリンは当時イタリアを代表するプログレッシブ・ロック・バンド。
イタリアのロックチャートでナンバーワン、大ヒットしている。
ゾンビはシンセを駆使して現代風でポップだが、サスペリアはサントラだけで逃げ出したくなるくらい凄まじく怖いプログレなスコアが満載。アルジェント監督の本当の名作ホラー、サスペリア2(実際はサスペリアとは全く関係ない)でもゴブリンは最高級のサイコな音で我々を楽しませてくれている。

ジャンルはともかくイタリア系は映画や音楽の才能の宝庫ですね。
そうそう、道、ゴッドファーザーのニーノ・ロータも居ます。ひまわり のスコア担当、巨匠ヘンリー・マンシーニもイタリア系です。 誰その人?と思う方も、ムーン・リバー、シャレード、ピンクパンサー、刑事コロンボ(正確には刑事コロンボが放映されたサスペンス劇場のテーマ)、子象のマーチ(ジョン・ウェインのハタリ!)のどれか1曲くらいは知っているハズです。

このマンシーニとモリコーネ、イタリア系で、二人共ホラー映画を一度担当している。
モリコーネは先に述べた遊星からの物体X。
マンシーニは、トビー・フーパー監督(悪魔のいけにえ、悪魔の沼、スポンティニアス・コンバッション、ポルターガイスト)のSFホラー、
スペース・バンパイアのスコアを担当、後世に残るテーマ曲を残している。
またもや自慢話だがこのサントラも日本盤LPレコードでちゃんと持ってます。公開同時、見終わった帰りに速攻でレコード店で購入。

要するに始めに述べた3本、ニューシネマ…、ひまわり、ワンスは是非見て頂きたい映画でして、でもって名作映画には名曲ありという話しです。

余談ですがこの3本のテーマ曲をBLUES HARPで演りたいなら、ニューシネマ…、ワンスは1stポジションで、ひまわりは4thポジションで演れます。

BLUES HARPに話しを繋げたところで更に余談。
セルジオ・レオーネ監督の古き良き(悪しき)、アメリカに捧げた叙事詩、ワンス・アポン…(80年代作品)は、ある意味第2部的作品となる。何の第2部かというと、レオーネ監督は70年代初め(だったと思う)、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト(日本公開時タイトル→ウェスタン)という最高傑作を作っている。タイトルから察する通り、
西部開拓時代から近代へと移り変わり、消え去っていくガンマン達を、復讐劇を軸に描いた大作第1部となり、先のワンス…アメリカは更に近代化していく禁酒法時代から現代(60年代)までを、時の流れに置き去りになってゆくマフィア達の青春を軸に描いた大作第2部となり、謂わばワンス・シリーズ2部作となるわけだ。

長くなったが最後にワンス…ウェストについて。レオーネ監督の映像美、演出は今なお斬新。
音楽の使い方が上手い。セリフがとにかく必要最小限。間、空気感が素晴らしい。エグい。
オープニングから約15分、全くセリフ無し。音楽も無し。ジリジリ照りつける太陽。汽車を待つガンマン数人。
頬に止まるハエ。遠くから汽車の走る音。停車。走り去る汽車。
どこからともなくハーモニカの音色。ハーモニカを吹くその男、チャールズ・ブロンソン登場。
名無しの彼のあだ名は、ハーモニカ・マン。彼の首から下がったハーモニカ(ビッグ・マリンバンドくらいの大きさ→メーカーや機種は不明、撮影用に作ったモノなのか?)が、この静かに熱い男の復讐劇の重要な存在となっているのだ。
因みにブロンソンは吹く真似だけで実際には吹いていない。

映画ファン、ハーモニカ・ファン必見。
追伸:ワンスアポンウェストのテーマは3rdポジションで演れます。

  1. 2013/12/26(木) 21:26:17|
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旧ブログより 2008年4月28日 B級映画スリザー


2008年04月28日(月)

昨日見たB級SFホラー、
スリザーは好き者には堪えられないチープさと、B級SF、ホラー映画への愛情がたっぷりで中々に楽しめる傑作だった。
片田舎が舞台、主役の男性像、
ヒロインの女性像、ストーリー展開といいB級ホラーのパターンを踏襲、あちこちに散りばめられた(或いはソレを匂わせる)エッセンス…
人喰いアメーバの恐怖、プレデター、ゾンビ(ロメロ直系と、悪魔の墓場)、トレマーズ、グリード、そしてスクワーム!等々にリスペクト&オマージュしており、
その愛情一杯にチープに小馬鹿にパロッた感じが怖くて面白い作品。
そういえば何年か前に同類系といえるスパイダー・パニックがあったがコレも絶品だった。
このスリザー、絶対あるだろうなとの予想通りのお約束のエンドロール後の仕掛けもきちんとありました。
  1. 2013/12/26(木) 21:18:00|
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吉日

最近は真夜中に起きてる割合が随分と減りました。数年前から登山にハマったからなのです。
「登山」というより「山歩き」とか「山旅」「山登り」という言葉がしっくりきます。

先ほどまで車で山に向かう時に聞くオムニバスを作っており、気がつけばこんな夜更け。
特製オムニバスはこれで6枚目になりましたな。
如何にも山々したインスト曲中心のオムニバスが2枚、AORやクロスオーバーを中心としたオムニバス(とは言っても様々なジャンルを選曲)が4枚。
今日作ったものにはグレン・フライとラー・バンドの曲がほとんど。
ラー・バンドを知っている人はなかなかのマニアでしょうな。
  1. 2012/05/19(土) 03:57:34|
  2. その他
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