HARPIN' JOEの十穴記・山旅日記

ブルース・ハープ・プレイヤーHARPIN' JOEのブログです

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12月27日(土) キタニヤスタカ&ハーピン・ジョー 日本橋・太陽と月にてライヴ


今年最後のライヴはキタニ氏とのデュオ。
場所は本人が経営するバー。

今回からお客様からご意見を募るアンケート用紙を配り、匿名で何でも好きなことを書いてもらう。
もちろん何も書かなくっても良いのだ。
トーク中にランダムに読ませて頂き、話のネタにさせて頂くという、ラヂオな企画である。

本日も毎度のごとくトークの合間におよそ8曲ほどキタニ氏のオリジナルを演奏。
ゆったりと楽しい時間だった。

お越し下さったお客様、まことにありがとうございました。
キタニ君、お疲れさん。次回、3月29日もよろしく!


というわけで、皆様、良いお年を。
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  1. 2013/12/30(月) 15:34:48|
  2. ライヴ・リポート
  3. | コメント:0

旧ブログより 2011年7月16日~17日 I 吹山 テント泊

2011年7月16日(土)~7月17日(日)
I吹山にてテント泊

△△△
念願のテントを購入。併せてテント泊向けに大型ザックやテント泊に必要な備品を揃える。
北アルプスに行くか、テント購入か相方と思案したがテントに。

若い頃、生駒山でボーイスカウト出身の友人とテント泊をしたり、
兄と和歌山の海釣りにいって浜辺でキャンプをした事もあった。

奈良の洞川温泉近くで音楽仲間とキャンプをしたり、
ライヴが終わって終電が無くなり始発まで公園のベンチやらビルの踊場で
ダンボールやら新聞紙を敷いて野宿をした事もあった。

ボーイスカウト出身の友人とは一時期、
週に一度は海に行って夜釣りをしながら堤防で過ごしたりもした。

20代の頃はオフロードバイクに乗っていて、2、3度ほど野宿をした。
どれも20代から30才になった頃の懐かしい話しだ。

しかしいわゆる登山によるテント泊は先に述べた生駒山くらいしか経験は無い。
今回、自分でテントから食料から水から何から背負って、
テント泊をするのだから、今回がテント泊デビューと言っていい。相方も殆ど未経験に近い。

さて初テント泊は幾度か登った経験のある山が良いだろうということでI吹山に。

△△△
@8:20 起床

@9:27 出発

相方の運転する車にて滋賀方面へ。
テン泊(略してこう言うのだ)なので取り立てて早く行くことはない。
夏だし、日が落ちるまで時間はたっぷりあるから幕営地に夕方までに着けば良いのだ。

阪神高速から名神高速へ。

@10:08 小休止 吹田SAにて休憩
@11:46 小休止 黒丸SAにて休憩

@12:30 米原ICを降りる

@12:38 大休止
一式の交差点にあるセブンイレブンにて昼ご飯。
暑い暑い。けど大阪市内から比べると爽やか。
13:02 再出発

@13:15 I吹山麓にある駐車場に到着。
ストレッチやら準備やらしながら管理のおじさんと山雑談。
I吹山の情報もいろいろと聞く。
ここの駐車場は前回来た時も停めさせて頂いたのだが、おじさんは覚えていてくれたようだ。

@13:41 三ノ宮神社にて参拝。
そばにはトイレあり。水場もあって手足や靴を洗うことが出来る。

@13:58 入山
三ノ宮神社の横の登山口より入山

@14:35 一合目(420m)
猛烈な暑さ。
体力はあるが暑さで相方も少々ダウンしているし、
まだまだ幕営地に行くには日が高すぎるのでここでゆっくりすることにした。
一合目には宿があり、自販機やトイレも。
宿の前にはベンチ、テーブルが置かれた休憩所もある。
大変有り難い。ここでたっぷり水分補給。
15:30 再出発

ここから二合目までの登りがキツい。
また、I吹山は殆ど遮るものが無い。
一合目までと、二合目から5合目の間に少々樹林帯があるだけだ。

@16:00 小休止 二合目(580m)
木陰で涼む。 16:10 再出発

@16:44 三合目(720m)

高原となるこの三合目を幕営地とする。
トイレがあるが、故障で使用禁止となっていた。
ここの水道水を期待していたが、
もしもの事を考え一合目でミネラルウォーターを何本か買っておいて助かった。
朝までは何とかなりそうだ。

幕営地を探し、早速記念すべき初テント張り。
少々開けた場所なので夜の風がキツいかも知れないが
今日も明日も穏やかな天候。まず大丈夫だろう。

北にドーンとI吹山が聳え、開けた西に真っ赤な太陽がゆっくりと、ゆっくりと沈んでゆく。
先ほどまで花(ユウスゲだったかな?)を撮影していた方々が幾人か居たが今は我々意外誰一人居ない。

今夜はここが我が家。
17時頃、相方が夕食の準備。沈みゆく夕日を愛でながらメシを食らう。

虫たちの鳴き声がBGM。
涼しい冷たい山の風が火照った身体を冷ましてゆく。標高720m。
大して高くはないが夜はけっこう寒くなるに違いない。

お片付けをして19時頃には寝支度を済ませる。
もちろん辺りは真っ暗。月が眩しいくらいに輝いている。
見上げると、星。星。星!降ってきそうなほどの星たちを何度も何度も見上げる。

夜遅くになって夜間登山の方々が。
ヘッドランプが蛍みたいで綺麗。この山は夜間登山でも有名なのだ。

深夜、時折起きては星を見上げ、風が少々キツいのでテントの張り綱を調整。
まず大丈夫だろうけど、いろいろとトレーニングだ。


@7/17(日)
4:00 起床
相方も後から起床

のんびりとまったりと山の空気を楽しむ。急ぐ必要は無い。
朝ご飯を済ませ、テントを片付ける。

@8:35 出発
花畑の高原地である3合目を散策。
どうしょうか迷ったが今日は山頂(1377m)には行かない事に。
ゆっくり景色を愛でながら下山。

@9:26 2合目

@9:40頃 1合目
ここで暫し休憩 10:02 再出発

@10:30 下山
三ノ宮神社に到着
水場にて靴やらストックやら洗わさせて頂く。暫し休憩。


@11:30 駐車場到着

11:40 帰ります。
おじさんお世話様です。
I吹山、素晴らしい山行、ありがとう。

@11:54 ジョイ伊吹にてお風呂
サッパリ。したけど外は暑いですな。
13:12 再出発

@13:51 多賀SAにて大休止
例によって滋賀方面の山行と言えばここの王将。
一味も二味も違う。めちゃくちゃ美味い。
14:45 再出発

@15:18 草津SAにて休憩
15:41 再出発
大阪に入って買い物を済ませる。

@17:40 自宅到着

テント泊、ザックは重いが山を満喫するこの醍醐味。
こりゃたまらんです。
良い山旅だったなぁ。

△△△
最標高:I吹山3合目(720m)
標高差:約500m

全歩行距離:約4.5km(登山口~3合目~登山口)
全歩行時間:7/10:2h46m
     7/11:1h55m
      (休憩や散策の時間含む)

使用地図:
国土地理院発行2万5千分の1地形図/関ヶ原

山と高原地図 No.44/御在所・霊仙・伊吹
  1. 2013/12/30(月) 02:57:54|
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  3. | コメント:0

旧ブログより 2011年7月2日 六甲山 芦屋~万物相~風吹岩~六甲山頂~魚屋道~有馬

2011年7月2日(土)

芦屋~高座の滝~万物相~風吹岩
~六甲山~魚屋道~有馬温泉街

△△△
昨年11月に登った六甲山へ再び。
六甲山系という事で言えば、昨年の初単独行の摩耶山、
その後、相方と布引~植物園を歩いた。
今回ももちろん相方と一緒です。

@4:45 起床

@5:30 自宅出発 電車にて神戸方面へ

@6:48 芦屋川駅到着

@7:03 出発
ストレッチを済ませ出発
芦屋川沿いに高級住宅街を北西方面に歩く。
程なくして山間に。

@7:33 高座の滝(標高およそ200m)
茶屋が並ぶところ。トイレあり。ここで参拝。いざ入山。

@8:07 小休止
電波塔の下で一休み。8:15 再出発
入山して間もなく六甲名物ロックガーデンとなる。
誰もが楽しめるレベルの岩登り的、岩稜地帯だ。

@8:31 万物相
今回最も楽しみにしていたのがここ。前回登った時はここには寄らなかった。
高座の滝からメインルートを約800mほど進んだところで分岐を左に折れると万物相だ。

異様な、どこか別の惑星に来たような、原始的な景観に大興奮。
一見の価値あり。暫しぶらり。 8:48 再出発

@8:55 風吹岩(447m)
ここで小休止。登山者の憩いの場所。
神戸市街地、神戸港を見下ろす。9:16 再出発

@9:23 横池
前回も立ち寄ったところ。雨が少しパラつきだす。
9:28 再出発

@9:35 打越山分岐
楽しい岩々ロックガーデンを過ぎてメインルートを真っ直ぐ北へ。
どんどんと山深くなっていきます。

@10:10 雨ヶ峠の手前でちょびっと休憩

@10:17 雨ヶ峠(およそ600m)
ここでのんびり休憩。東屋やベンチのあるところ。
前回はここで昼食。お箸を忘れて手で食ったっけ。
寒かったなぁ。そういや複音ハーモニカやオカリナを吹くおじさんが居たなぁ。
と思っていたら、どこからかハーモニカの音が!
お!おじさん、今日も居るではないか!
10:42 再出発

暫し歩くと小さな川を徒渉。ここで靴を洗う。

@11:15
土樋割峠へ別れる分岐を左、山頂方面へ
急登が続く七曲がりをのんびり歩く。
先ほどの分岐前後からナナフシの子供を何匹か見つける。可愛らしいですな。

@12:02 一軒茶屋
山頂手前の茶屋。
駐車場や広場、自販機、ゴミ箱、トイレ、トイレの横には手洗い場がある。
目前にはドライブウェイが走っている。

時折降っていた雨も止んだようだ。蒸し暑いけど晴れてきて心地よい。

@12:16 六甲山山頂(931m)
初めて来た時は山頂はどんなところかとワクワクしたが意外に質素。
しかし眺望が非常に素晴らしい山頂だ。

@12:28 大休止
一軒茶屋の広場まで戻ってお昼ご飯。 13:16 再出発
これまた前回同様、魚屋道(ととやみち)を下る。
芦屋川から六甲~有馬と続くメインルート全体に言える事だが、
特にこの魚屋道は風情と歴史を感じる素敵なトレイル。

@14:06 小休止
魚屋道途中、六甲最古のトンネル跡がある側のベンチで一息。
14:19 再出発

@15:00 下山
魚屋道を下りたところにある道路を東へ少し行き
温泉宿の脇にあるコンクリートの細い階段を降りて温泉街へ。
有馬温泉街に出る。

昭和なお店が立ち並ぶ。あんころ餅と書いた車も。
思ったより観光客や登山者で賑わっている。
金の湯にて足湯。熱いけど、こりゃあたまらん気持ちいいではないか。
温泉水も少し頂いた。
向かいの洒落たバーでソフトクリームを注文。
温泉街をブラブラしながらバス停へ。

@16:14 阪急バスにて梅田まで直行。
  う~ん快適。

@17:36 梅田

@17:51 電車に乗り帰宅。

六甲山系は飽きない。また登らせて頂きます。

△△△
最標高:六甲山(931m)
標高差:約910m

全歩行距離:約11.5km(芦屋川駅~有馬温泉バス停)
全歩行時間:約8h30m(休憩・温泉街散策など含む)

使用地図:
国土地理院発行2万5千分の1地形図/宝塚、西宮

山と高原地図 No.48/六甲・須磨
  1. 2013/12/30(月) 02:29:35|
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旧ブログより 2011年5月4日 鈴鹿山脈・霊仙山 榑ヶ畑、落合、今畑の廃村~霊仙山、経塚山

2011年5月4日(水)

榑ヶ畑・落合 今畑の廃村~霊仙山・経塚山

今回は鈴鹿の霊仙山を登らせて頂いた。
ガイドブックなどを読んでいて以前からとても気になっていた山。

霊仙山は鈴鹿山脈の北部に位置する。
その鈴鹿山脈は、若狭湾から伊勢湾へ南北におよそ50kmも山々が連なる山脈。
代表的な山に御在所岳や釈迦ヶ岳、藤原岳などがあり、
霊仙山もその一つに数えられ、人気の高い山だ。

鈴鹿の山はとても山深く、険しいところも多い非常に懐の深い山脈。
大峰や台高、六甲と並んで近畿を代表する山脈なのだ。

@4:00 起床
@5:11 出発

@5:47 吹田・名神ICに入る

@6:18 草津SAにて小休止 6:34 再出発

@7:04 多賀SAにて小休止 7:26 再出発

@7:35 米原IC降りる
伊吹山・関ヶ原方面へ走らせ醒ヶ井駅前を右へ。
醒ヶ井養鱒場前を左へ。少し進んだカーブになった分岐を右へ。
左は登山道方面となっていた。
少々荒れた林道をゆっくり進む。
落石が多いようで、石がゴロゴロ転がっている。

@8:05 榑ヶ畑(くれがはた)登山口到着。
10台ほど駐車出来るスペースあり。準備をし、ストレッチ。

@8:23 入山
登山口の小屋に設置されたボックスに、前日予め記入した登山計画書を投函。
登山届を入れるボックスに記入書が置いてある事も多いが、
前もって用意しておくと手っ取り早いのだ。

小屋の前には『熊注意』の看板が。
ジメジメぬかるんだ、苔むす樹林帯に。
雨の影響がなければもう少し歩きやすいでしょうな。

この榑ヶ畑(くれがはた)は村があった集落跡地。所々に石垣がある。
倒壊した廃屋、土に還らんとする苔むした柱。
石畳のついた道も僅かに残っていて、山道脇にはお茶碗などの食器類もちらほら散乱していた。
しかし随分昔に廃村となったからか、殆どが自然と化していた。
人々が暮らしていた匂いの、微かな気配に思いを馳せる。

今回の山行は初めて登る霊仙山のアルペンチックな稜線歩きも楽しみだが、
ルートの途中に集落跡(廃村)が幾つかあって、それも楽しみのひとつだったのだ。

@8:40 山小屋かなや にてトイレ休憩
この山小屋、ガイドブックなどで見た時はボロボロで汚い(すいません!)印象だったけど、
これがなかなかどうして、趣のある山小屋ではないか。
トイレ、水場あり。ドリンク類や手作りの小物なども販売している。
夕方以降は無人になるが、宿泊(素泊まり)も可能、テント場もある。
ご主人もとても話しやすくて気さくだ。

山小屋の手前には今宮工業高校山岳部の小屋もありました。
8:50再出発。

@8:59 汗フキ峠
山小屋から少しばかり登ると、汗フキ峠に。
榑ヶ畑・落合・霊仙山山頂への分岐だ。

左(東)に進むと経塚山を経て霊仙山。
僕達は南東に少し下り、落合方面へ。
大洞谷の沢に出たところで右(南)、沢を下に見ながら細い山道を沢沿いに歩く。
急斜面もあるがとても歩きやすい。

榑ヶ畑登山口では結構な登山者が居たが
皆さん汗フキ峠分岐から山頂方面へ行ったのか、誰も居ない。
静かな、静かな小径をのんびり歩く。
沢を渡り、広めの山道に。少し西に向いて沢沿いを歩く。

@9:30 落合集落
殆ど山中の自然と化した状態だった榑ヶ畑集落跡地と違い、
ここ落合の集落跡は今にも人が出て来そうなほどで、
実際、村出身の方々が時折(年に何度か?)帰ってきて清掃したり祭りをしたりしているそうだ。

数ヶ所水場となるところもあったが飲めるかどうか、使って良いのかは不明。
ボロボロの朽ち果てそうな木造トイレを拝借して用を足す。ちょっと怖いです。

暫し廃村をぶらぶら。まだ人の気配が色濃く残るだけに、なんとも寂しい。
セピアな感傷的な気持ちになる。
得も言われぬ懐かしさが綯い交ぜになって胸をかきむしる。
そして、ちょっと不気味。コワい。
日の明るいうちでも何だかコワいのだから、
夜一人でここらでテント泊、
あるいは家屋を拝借して寝床とするのはいろんな意味でかなりの勇気がいるでしょうな。

廃村を巡るマニア、なる方々がいまして、
平気で家屋に泊まっていく人も居るそうですよ。

@9:51 今畑登山口(今畑集落跡地)
山にはたいてい幾つかの登山口がある。
ここ霊仙山も4つ5つ登り口があります。
登山口前の電柱にタクシーの来れる時間、連絡先が記された看板あり。

急斜面に取り付くとすぐに水場小屋が。ちゃんと手入れもしてある。
道から外れた斜面に家屋が点々と見える。
少し上ると宗金寺というお寺があり、幾つか家屋が。
大きな蔵の屋根の上で大工さんなのか、持ち主の方なのか、修繕をしておられる。
コンコン、カンカンと、作業の音が山に響く。

この集落地を抜けると樹林帯に。
傾斜のキツい急登も時たまあるが、山道は分かり易くてしっかりしており歩きやすい。
静かでとても良い。
樹林帯が終わると、なだらかになり、岩(石灰岩だろう)が剥き出しの山道に。
いよいよ霊仙山名物、カレンフェルト地形の登場だ。さらに進むと開けた峠が。
カレンフェルト(ドイツ語/Karrenfeld)とは、辞書などによると、
石灰岩の断層に雨水などで溶食が進み、
溝が出来て岩柱のように林立している地形の事で、墓石地形とも言うのだそうだ。

@10:58 笹峠(712m)
広い場所なので、どこに山道があるのか分かりにくいという情報だったが問題は無かった。

どんな山も予習は大切。
地図とコンパスがあって、自分がどういう方向でどう歩いてきたか、
これからどの方角に進むか、どんな場所があるのか事前にチェックしていればビギナーの僕たちでも大抵は大丈夫。

話は突然変わるが、ここ霊仙山や藤原岳など、
鈴鹿山脈一帯は梅雨時から夏にかけて、蛭(ヒル)が大量発生するとの事。
もちろん同じ鈴鹿山脈でも場所によるのでしょうが、
夏に登る時は承知の上でヒルと仲良く山を楽しんで下さい。
マムシやスズメバチも多いらしいです。

@11:09 西南尾根手前(735m)にて小休止
さていよいよ霊仙山の核心部。カレンフェルト。
石灰岩がゴロゴロと剥き出しの、急登な尾根がズドーンと目前に。
かなり傾斜がキツいみたいだ。先ずは一息つこう。
11:21 再出発

冷たい風が吹き上げる西南尾根への急登をエッチラオッチラ登る。
少々肌寒い。かなりの傾斜。立ち止まって振り返り、山々を愛でる。
見下ろせばヒヤリとしそうなこの登り。転倒などすれば大変だなこりゃ。
しかしまあ実に素晴らしい景観が広がっております。

@11:46
西南尾根に上がったところで小休止。
飽きずに山々が連なる景色を愛でる、愛でる。
11:52 再出発

@12:03 近江展望台(1003m)
キツい急登を登りつめると展望台。
そしてここからはとてもアルプスチックな稜線に。
カレンフェルトの岩々だらけを歩く。
途中からは突き出た岩々の間に山道もある。
道を逸れると鹿のフンがあちこちに沢山。ご休憩の際はご注意を。

@13:05 大休止
山頂辺りは風がキツそうなので最高点に至る手前の稜線で食事。
どこも鹿のフンやら、匂いやらでなかなか場所が定まらなかった。
しかし天気も景色も素晴らしい。
14:08 再出発

@14:14 霊仙山最高点(1098m)
肌寒く、風がキツいがこの景観よ。
最高の気分。霊仙山は山頂と経塚山と、この最高点の三つの峰からなる。
この三つの峰を中心とした、稜線上の、この周囲の高原のような景観。
カレンフェルトによる無数に突き出た岩々が、
墓石か、仙人か、石仏か何かのように見えてくる。

@14:32 霊仙山 山頂(1084m)
一等三角点の山頂へ。

@14:50 経塚山(1040m)
この山は霊仙山の9合目。
東の方に見える避難小屋に立ち寄りたかったが、
のんびりし過ぎて、結構な時間になり、日も傾いて来たので今回は見送るとする。
霊験あらたかと言うのか、どこかちょっぴり薄ら不気味な、
寂し心地良い稜線歩きに大満足。また必ず登りに来よう。

経塚山から西へ、お虎ヶ池~榑ヶ畑方面へのんびりと下るとする。
僕たちが遅い時間に来たからか、出会った登山者は数人。
あまり人がいないというのがまたヨロシイのです。

下りの山道も趣があってとても 良い。

@15:14 お虎ヶ池(凡そ940m)
琵琶湖の元形と云われる小さな小さな池。
霊仙神社とする鳥居がちゃんとあります。
ここで小休止。

鹿の足跡発見。早朝、喉の渇きを癒しに来ているのだろうか。
池の畔でジッと静かに休んでいると愛らしい蛙の鳴き声が聞こえてきた。
どうやら仲間と会話しているようだ。
15:27 再出発

@15:38 お猿岩 七合目。
ちょっと台地のように開けた場所にドンと大きな岩。
周囲が開けた高原のような歩きはここまでのようだ。
ここからはジグザグな急坂を下る。

途中、六合目辺りで鹿の死骸が。
自然へと還ってゆく、その当たり前の営みを、普段我々は目にする事がない。

どんどん樹林帯の山深い雰囲気に。
暫く歩いていると鹿の親子が数十メートル前を横切り、
あっという間に斜面を駆け下りていった。
奈良公園のそれとは違う野生の鹿にちょっと興奮。

@16:16 大洞谷の源頭(凡そ700m)
登りのルートで歩いた落合集落跡へと至る沢沿いの山道、
その沢の流れる大洞谷の先っちょ。

@16:21 三合目

@16:28 汗ふき峠
そろそろ夕暮れ近い山の中、汗ふき峠まで戻る。
僕たちはのんびり歩くので大抵夕暮れ時に下山となる。
しかしこのくらいの時間は人も殆どいなくて、
山の静寂を肌で感じる時間。いい雰囲気で大好きだ。

@16:32 山小屋かなや
ご主人とスタッフのお兄さんがちょうど小屋を閉めて帰り支度をしているところだった。

ご主人『お帰りなさい、もう他には居ませんか』

 『少し後ろに単独の女性が居ますよ』

ご主人『そうですか。 で、山はどうでしたか』

 『いやあ、とても良い山でした。また来ます。ではお先に』


榑ヶ畑に向かって暫く歩くと、またもや鹿の親子が。
先ほどの親子に違いないと思われる。

何とも愛くるしい子鹿が立ち止まってこちらをジッと見ている。興味津々なんだろう。
母鹿が『ダメよ』と制するように子鹿を促し、斜面を駆け上がっていった。
僕も相方もかなり、大興奮。

@16:45 榑ヶ畑登山口・駐車場
下山。

山小屋の人の車もあるが。登山者の車は我々だけ。
静かな、静かな、暮れてゆく山の中。

霊仙山。良い山旅でした。また、来ます。

@17:03
帰り支度を済ませ車に乗り込み林道をゆっくり、家路へと走らせる。
相方、いつも本当にご苦労様。

車窓から見える青く、ほの暗い山々。名残惜しい。

@17:40 多賀SAにて大休止
晩飯。もちろん餃子の王将。ここの王将は格別。
ここにメシを食うためだけに来たっていいくらいだ。
19:40 再出発

@21:00 大津SAにて休憩
21:28 再出発

京滋バイパスを瀬田から入り、第二京阪へちょっとドライブ。

@22:49 自宅着

△△△
最標高:霊仙山最高点(1094m)
標高差:714m(榑ヶ畑登山口より)

全歩行距離:約10.5km
全歩行時間:8h22m(休憩・食事など含む)
  1. 2013/12/30(月) 01:59:04|
  2. 山旅日記
  3. | コメント:0

旧ブログより 2011年4月30日 伊吹山

2011年4月30日(土)
伊吹山

百名山であり花の名山でもある伊吹山(1377m)に登らせて頂く。

昨年は6月に登った。
今回は4月で、花の最盛期からは外れてはいるが、ハードな急登・急坂も多く、
標高差も1000メートル以上、歩行距離も結構あるので信州アルプス登山のトレーニングにも良い山。
なにしろ、その山容、山道、眺望がとてもとても素晴らしいのです。

僕たち(僕たちとは、僕と相方の事です)の少ない経験の中でですが、
関西で最もハードな山と言えば、兵庫県但馬にある氷ノ山、
鈴鹿山脈の御在所岳(御在所山)、そしてこの伊吹山。

ところで山の名を読む時、例えば、生駒山を、"いこまさん"又は"いこまやま"というふうに、
『山』を「やま」か「さん」と読む。正式にどちらなのかは、その山によって違ってくるようだ。
伊吹山は正式には"いぶきやま"だが、"いぶきさん"と呼ぶ場合もある。

それから、音読みか訓読みかといった違いもある。
北アルプスに「白馬岳」がある。「白馬スキー場」の場合は「はくば」と読むが、
「白馬岳」の場合は「しろうまだけ」と読む。
しかし、「白馬山荘」は「はくばさんそう」。

同じ北アルプスに「燕岳」がある。「つばめだけ」ではない。
「つばくろだけ」と読む。だが山頂にある山小屋「燕山荘」は「えんざんそう」と読む。

あまり関係ないが、野口五郎岳という山がある。
歌手でギタリストの野口五郎の芸名の由来だそうだ。

燕岳か…。一度行ってみたいなあ。
穂高岳…。槍ヶ岳…。
テント泊で縦走…。
今はまだ地図上で想いを馳せるばかり…。いずれ必ず…。

2011年7月、テントをついに購入。
※2012年夏、上高地より涸沢カール、奥穂高へテント泊
※2013年夏、燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳(常念山脈)テント泊縦走
 
他に、2013年12月現在、
八ヶ岳、氷ノ山~鉢伏山・ぶんまわし縦走コース、
二上山~金剛山ダイトレ縦走、白馬大池、大山などの山々で10数回テント泊。


△△△
@4:00 起床

@5:00 出発
コンビニで朝飯を買う。
市内を抜け、名神から京都~滋賀方面へ。

@6:15 草津SAにて小休止。寒い!
6:39 再出発

日野を過ぎた辺りで伊吹山が姿を現す。雄大な山容。美しい山肌。

@7:25
米原ICを降りて伊吹山の麓へ。

@7:44 駐車場到着
山に行くと地元民間の方々が自宅の広い庭を駐車場にしていたりする。
皆さん優しい方が多く、山道状況や天候や花の情報なんかを教えてくれる。
ここのオジサンも穏やかで気の良い方だ。

@8:00 駐車場出発
登山口横の三宮神社にて参拝。

@8:15
三宮神社登山口(およそ220m)より入山

1合目を抜けるまで樹林帯となる。多少岩ガレた部分もあるが歩きやすい。
だが前々日くらい前に降った雨の影響でぬかるんでいる。
登り始めが一番しんどい。ゆっくりゆっくり歩く。

@8:46 1合目(420m)
ここから元スキー場だった草原の傾斜が3合目まで続く。
ここに自販機とトイレ、休憩所あり。
2合目手前までキツい傾斜を登りつめる。
言ってみればここが最初の難所だ。
しかし後ろを振り返ると琵琶湖が望め、清々しい絶景が広がる。

@9:09 2合目(580m)
ここでまた少し樹林帯に。
岩ガレた道をエッチラオッチラ進むと途中で視界が開け、市街地や琵琶湖が一望。
樹林帯を抜けると3合目まであと少し。

@9:40 3合目(720m)小休止。
ここはピステジャポンと呼ばれる伊吹高原・花畑の地帯。元スキー場。トイレあり。
素晴らしい景観。風が爽やか。いやちょっと肌寒いくらいか。
伊吹山はこの後、急傾斜になりドーンと山頂まで続く。
その姿が3合目まで来るとドンドン迫ってくる。

昨年には無かったが、1合目の途中からチラホラと立て看板がある。
「この上に〇〇地蔵があります」とか、「ここは蹴場跡地です」など。
それからゴンドラ跡となっていた土台の撤去作業や
新たな施設工事などがどんどん進んでいるようだ。

因みにゴンドラの一部は夏を中心に期間限定で営業している時もあり、
3合目にある廃墟のような伊吹ホテルも期間限定でレストハウス(休憩所)として営業している。
3合目の奥にあったゴンドラの土台が近代遺産的な荒廃とした趣が良かったが、
撤去されて無くなっていた。景観は良くなるのだが相方も僕も趣向的には残念。

※今回3合目のトイレは開いていたが、
時折故障していたり(女子トイレが故障していた事が昨年あったらしい)、
故障中と張り紙をしてシャッターを閉めて完全に閉鎖している事もある。
10:01 再出発

岩ガレたちょっとした樹林帯もある山道を進む。
ここから先は、山頂の山小屋や施設以外、日を遮るものが一切無くなる。
伊吹山は帽子、サングラスは必携だ。

@10:08 4合目(800m)

@10:20 5合目(880m) 小休止
自販機あり。幾つかベンチもあり。
夏は期間限定でお茶屋が営業されている事もあるそうだ。
ドーン!と目前に、ちょっと大げさな表現だが壁のように伊吹山が構える。
ここからが本番。ジグザグに山頂までたっぷり続くこの急傾斜を登り詰める。

だがやはり一番しんどいのは3合目までの登り。
あの1合目から2合目の元スキー場の傾斜が登りも下りも最もハード。

普段ちょくちょく体を鍛えるようにしているので昨年より楽に感じる。
膝痛もほぼ無い。呼吸もそう荒くはない。ストックも使っていない。

登山には必ずストック(トレッキングポール、ボッコ)を持っていってるが、
最近は殆ど使わなくてよくなった。しかしストックはあった方が断然良い。
足腰の負傷や疲労時はもちろん、緊急時など、色々と使えるからだ。
山で無理は絶対禁物。僕もしんどい時はどんどん使わせてもらいます。

@10:42 6合目(990m)
綺麗な避難小屋を過ぎると6合目。
むむ、なんだか風の動きがおかしい。雲行きも非常によろしくない。
確か下界の天気も山の天気も良いは良いはずだが。

@10:59 7合目(1080m)
ここら辺りまで登ると急傾斜という事もあり抜群の高度感。
下界に吸い込まれそうです。眺望が見事。

ここで東方向からどんどん雨雲と雷鳴が。
遮るものが一切無い、窪地も無い伊吹山。雷が落ちたら逃げ場無し。
雨はカッパを着ればどうにでもなるが落雷に遭ったら最後だ。ゾッとしますな。

言ってる間にバラバラッと雨が。
急いでザックにレインカバーを装着、雨具を着る。少々急ぎ気味で足を進める。

山道が雪解けやら前々日の雨だったりで泥々に。

@11:30 8合目(1220m)
雨は降ったり止んだり。雷鳴は遠ざかっていくが、雷の許容範囲は何十キロにも及ぶ。
ここから8合目を過ぎ9合目までより急登急傾斜になり、岩場も連続。
雪解けの泥水泥がジョボジョボ山道を流れ、ぬかるんでいる。
幾ら登山靴とは言え、多少は滑る。

8合目で少しばかり平坦な道になった所にベンチがある。ここで小休止。
11:46 再出発

9合目(1320m)を過ぎると山道がかなり泥々。
山頂手前にはたっぷり沢山の残雪斜面が。真っ白な雪はあまり無い。
登山者の歩いた跡で土色になり、バニラ&チョコのミックスソフトクリーム状態。

伊吹山は観光ピクニック気分で登る人も多い。
天気が良ければどうにでもなるが、この雨と風。
気温もグッと冷える。こういう時、装備が万全だと安心だ。

山は天気が変わりやすい。逃げたくてもコンビニやお洒落なカフェなどは無い。
ホント嫌だけど、まあこれも楽しい。
天候が良ければそりゃあもうアホになるくらい心地よくて楽しいのですが。
山はあらゆる魅力に満ち溢れているのです。


@12:17
伊吹山山頂(1377m) 大休止

独立峰のように聳える伊吹山。
普段から山頂付近は風も強いのに、今日はこの天候だ。強烈な風と雨。

山頂には幾つか山小屋があり、宿泊は出来ないが食事、休憩、仮眠が出来る。
ご来光を見る夜間登山が有名な伊吹山。
夏の期間は予約して宿泊というか仮眠が出来るようだ。

山頂の神様に参拝。
本日も無事登らさせていただきました。
この後も無事下山出来ますように。

山小屋の横で風をなんとか避けながらバーナーで食事中の親子が!
ツェルトを被った子供がちょっぴり震えながらご飯が出来るのを待っている。
親が登山愛好家か山岳部出身なのだろうか。強いですなあ。

相方もバーナーでやろうと言いましたが(結構根性座ってます)、
僕はもう面倒なんでそそくさと相方を山小屋へ誘います。ここで昼飯。大休止。

食事を終えた頃、相変わらず寒くて風は強いものの雨は殆ど上がった。
13:26 下山開始

そうそう、去年まであった測候所は解体されていた。これも残念。
泥々になった岩場の急坂を慎重に下りる。

@13:55 8合目 ベンチにて小休止。
天気も晴れてはいないが大分落ち着いたようだ。
暑くなってきたので雨具を脱ぐ。山道もどんどん乾いていく。
14:20 再出発

@15:12 5合目 小休止。
相方がバーナーで温かい飲み物を作る。扱いも大分手慣れたものだ。
15:27 再出発

@15:42 3合目
ここまで来たらもう一息だ。散策気分でピステジャポンの高原を歩く。

@16:05 2合目
左脇道に入った所にある白山神社にて小休止。
ここから例の難所、急坂が待っているので足を休ませる事に。
16:25 再出発

無理せずゆっくり難所急坂を下りる。
どうやら膝痛は無いようだ。ストックも使わずに済んだ。
少しは人並みになったように思う。

@16:39 1合目

@17:08 三宮神社登山口
下山。暫し休憩。

@17:25 駐車場
ザックなどを片付け、軽装に着替え、17:48 出発

@18:24 米原名神ICに入る

@18:35 多賀SAにて夕食
大休止。
立派なサービスエリアだ。ここの王将の美味さには驚いた。
自家製の辛くて辛くて旨味たっぷりのラー油!しょうがの効いたギョーザの美味さ!
ラーメンも焼き飯もかなりのレベル。たらふく食べて一服。
19:42 再出発

@20:46 大津SAにて休憩 21:02 再出発

@21:30 吹田ICを降りる

@22:14 自宅到着

相方にはいつも感謝。
運転の上、ザックを背負って重いカメラを下げてのハードな山行。
小さな身体で本当に大したものです。頭が下がります。

伊吹山、良い山だ。ドッと疲れるがすこぶる心地よい。

山って本当ええよね。

△△△
最標高 伊吹山(1377.3m)
標高差:1184m

全歩行距離:約11km
全歩行時間:8時間7分(休憩・食事など含む)

使用地図:
国土地理院発行2万5千分の1地形図/美束、関ヶ原

山と高原地図
No.44/御在所・霊仙・伊吹
  1. 2013/12/30(月) 01:54:13|
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旧ブログより 2011年4月2日 箕面山系・天井ヶ岳~堂屋敷

2011年4月2日(土)

箕面山系・天井ヶ岳~堂屋敷

生駒山に続いて今度は箕面山へ。
北摂・箕面山系は、これまでに、

箕面山(355m)
三国岳(三国峠/395m)
最勝ヶ峰(540m)
を登った。

今回は箕面山一帯で最も人気の高い天井ヶ岳(500m)と
堂屋敷(五月山/553.2m)を登らさせて頂く。

△△△
@6:00 起床

@7:45 自宅出発

@8:34 箕面市営大日駐車場
ストレッチ、準備。まだ肌寒さが残る。

@8:54 いざ出発。入山。

百年橋・天上橋を渡り右へ、自然研究路・2号路に入る。
急な階段を登り山中へ。箕面一帯の山々は標高は低いが山深く、
山の趣がとても強い。何度来ても良い山だ。

箕面山は野鳥も多い。
そこで今回の山行では機会を見つけては例のバードコールを出してターゲットを絞り、
鳴き声を真似して話しかけた。
するとまあ、これがなんと結構な割合で反応してくれるではないか!

大変面白いので今後も登山には必ずこのバードコールは持参する事にしよう。

@9:22 2号路分岐ベンチにて小休止。
整備された研究路をしばらく進み箕面自然歩道となる尾根に出ると分岐。
ここで休憩。
右は2号から3号路、ビジターセンター方面へ、
左は天井ヶ岳方面へと通じている。
9:35 再出発。
天井ヶ岳を目指し箕面自然歩道を左(北)へ。

のんびりと尾根歩き。しばらくすると天井ヶ岳へ通じる分岐に。

@10:07 分岐を左へ天井ヶ岳へ。

@10:11 天井ヶ岳(500m)
誰も居ない山頂。
いや、役行者様がいらっしゃった。
役行者とは、これこれこういう凄い偉い方なんですと、
お話ししたい所だが、たまっている山行記を早く書いてしまわないといかんので、
役行者(えんのぎょうじゃ)って?と思われたか方はご自身でお調べ下さいませ。

役行者様に手を合わせ、山行の無事を祈る。
中々の眺望。山々が連なる。暫し休憩しよう。
10:33 再出発

分岐に戻り、箕面自然歩道を左に、堂屋敷(五月山)へ。

@10:48 小山の分岐
ベンチなどがある開けた場所。
トレース(踏み後)が分かりにくく、広いので、こういう場所から先に行く時は迷いやすい。
相方とああだこうだと話しながら地形図とコンパスを頼りに方向を定める。

農地のフェンス沿いを通り奥へ。次に山道を右へ。
人っ子一人居ない。寂し心地良い静けさ。送電線の鉄塔の前に出る。
どうも違うようだ。堂屋敷(五月山)山頂は分かりにくいという事だが。
地形図とコンパスで確認。このすぐ近くにあるのは間違いないようだ。
相方が、藪々した斜面の奥では?と当たりをつけた。
鉄塔前からほんの少し戻って南側斜面を上る。見事、的中。

@11:07 堂屋敷山頂(553.2m)
送電線の下に沿った山道の途中(約480m程進む)、
獣道的な藪道が右にある。そこを進むと堂屋敷(五月山)だ。
三等三角点がある。展望も無く地味だが里山らしい味のある山だ。
小山からここに至る寂しい小径がまた大変に良い。

さてさて、そろそろ昼時だ。
ビジターセンターへ行くとしよう。来た道を戻ります。

@11:38
政の茶屋・五月山/天井ヶ岳の分岐を右へ、箕面自然歩道を歩く。

この道中、山道を横切る猿の家族とばったり遭遇。猿も手馴れたもので、
どうぞ先に行って下さい。と脇で待ってこちらの様子を伺っている。
山の中では我々が余所者。失礼しますと、通らせて頂く事に。
もちろん余り目を合わせてはいけません。

@12:03 2号路・3号路分岐
小休止。12:12 再出発
そのまま南側ビジターセンター方面へ下る。

@12:23 ビジターセンター
ここで大休止。
ここはトイレや水場、キャンプ場などがある。
どこに居たのかこういう場所に来ると沢山の登山者がいます。
ぽかぽか陽気の中、メシを食らう。山で食う飯は異常に美味い。
この為に登っていると言ってもいいくらいだ。
13:19 再出発 さて、来た道を戻ります。

@13:53 百年橋・天上橋 下山。

@13:56 箕面大日駐車場に到着
片付けながら暫し休憩

@14:29 駐車場を後にする。

帰り道、美味しパン屋カフェに立ち寄る。美味さに驚く。
そのあとぶらり買い物などをする。

@19:35 帰宅
本日も山を楽しめた1日となった。ありがとうございます。

△△△
最標高:堂屋敷(553.2m)
標高差:約255m

全歩行距離:約6km
全歩行時間:5時間2分(休憩・食事など含む)

使用地図:
国土地理院発行の2万5千分の1地形図/広根

山と高原地図/No.47 北摂・京都西山
  1. 2013/12/30(月) 01:10:53|
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旧ブログより 2011年3月19日 生駒山・枚岡~通行止めルート~鳴川園地~額田 

2011年3月19日(土)
生駒山
枚岡~鳴川園地~豊浦橋
通行止ルート

もう何度目になるだろうか、またもや生駒山に登らせて頂きます。
僕たちにとって、気軽に登る事の出来るトレーニングにも良い里山。
愛すべき生駒山なのだ。

今回は相方が購入したバードコールという、
鳥の鳴き声に似た音を出す小道具を試すのが目的。
とっても小さな代物で、木製ボディに金属の棒が刺し込まれており、
その棒を廻したり、ちょっと捻りながら引っ張り上げたりすると小鳥の囀りそっくりの音を奏でる。
こういうものがあるのは知っていたが実際手にするのは初めて。
鳥たちと会話が出来るかどうか、反応が楽しみだ。

それとバードウォッチングには丁度良い、手の平サイズの望遠鏡も持参。

前回1月の生駒山山行で歩いた豊浦橋コースの途中に鳥が沢山居る山道があった。
先ずはそこでバードコールを試してみようという訳である。
もちろん、山中には鳥があちこちに居るので機会を見つけて使ってみようと思う。

さらに今回の山行は、以前から気になってはいたが今まで一度も足を踏み入れていないルートを登る。
という訳でお馴染み生駒山を満喫します。

△△△
@6:15 起床 食事、ストレッチ

@7:55 のんびりと自宅出発。

@8:11 地下鉄で上本町駅へ、近鉄線に乗り換え。

@8:54 近鉄奈良線枚岡駅到着。

@8:58 枚岡神社にてストレッチ。

@9:07 入山。バードコール登山、いざ出発。

先ずは神社横の梅林公園へ。
花見の名所である。この時期、梅の後は桜が満開に。
梅花を愛でる。爽やかな香り漂う中、暫し散策。9:35 再出発

@9:40 通行止めルートへ
梅林公園を上り、左へ山道を入る。沢沿いに少し歩くと分岐。

普通はここで左側、沢を渡り傾斜に取り付く枚岡展望台~鳴川園地(府民の森)方面ルートへ行くのだが、
右側の山道がそのまま続くルートへ行く事に。
『この先キケン 通行止』
だったか、そのような事が記された立て看板がある。
行ってみようか、どうしようかと考えていたら、
僕たちの前を歩いていた年輩の登山者グループの内の二人が入っていった。

馴染みの里山、しかもあちこちが人工的な生駒山とは言え、何があるか分からない。
実際、以前歩いた奈良側にある行者道の奥には危険な険しい岩場があると聞いている。
しかし、子供の頃から生駒山を遊び場にしていた僕の知る限り、
この枚岡ルート近辺にはそんな所は無い筈だ。

先に入ったオジサン二人はもう見えなくなった。ふむふむ、まあ行くだけ行ってみよう。


しばらくすると鳥居が。
山道もコンクリート道に。空き家となった民家や小屋が並ぶ。
しかしどうやらまだ使われているような建物もちらほら。
さらに進むと沢沿いの小径になってくる。
まだちゃんと人の手が入っている水の神様がいらっしゃる祠もあるし、
昔は花見客なんかや参拝客で賑わっていたんだろう。

いつの間にか整備されたコンクリート道も無くなり、
さらに奥に進むとだんだんとトレース(踏み跡)が薄れ、山中の沢沿いというか谷沿いに。
もう誰も入らなくなったからか、それとも何かの事情で立ち入らないようにしたからか、
いずれにしても人が入ってこなくなると道はどんどん荒れてきて、
自然界に溶け込んでいき、道なき道となる。
僅かに道っぽい雰囲気のところを歩く。というより、もう道はないのだが。

このルートに入る直前に地形図でチェックしたところ、
確かに道がある事を示す点線が記されていて、
谷沿いにルートがあることになっている。

山と高原地図などの登山地図は
毎年更新・改訂していて地図上にも色々と詳細な説明が記されているが、
国土地理院発行の地形図は更新や改訂もめったになく、
ただの地形図なので、地図上で道のないところも実際に行けば道があったり、
道がある筈なのに無くなっていたり、通行止になっていたりする。
しかし地形図は最も頼りになる。都市部はともかく、
山は噴火や大規模開発でも無い限り、基本的に『地形』は変わらないからだ。
千年も前と同じだったりする。
それに大昔から人が使っていた山道の大半は今も使われているのだ。

地図を読む なんて言い方をする。
僕たちは読むにまではまだまだ至っていないが、
やはり地形図、そしてコンパスはどんな山でも必携である。

今回のような時はもちろん、いざという時に等高線など見ながら、
コンパスを使って方角を確かめ、
それらを照らし併せて自分の居る場所や行きたいところを知るのに大変役に立つのだ。

僕たちは少しでも地図に熟れるため、
しょっちゅう地形図とコンパスを出しては現在地確認や、
これからどんな道になっているのか、目的地までどれくらいの距離があるのか確認するようにしている。

@10:02 堰堤にて小休止
更に谷沿いに進む。
地形図を見ると、このまま登ると生駒山ファンお馴染みの、
ただの車道なので面白くないからめったに利用しない『らくらく登山道』にぶち当たるようだ。

堰堤が出てきた。先を歩いていたオジサンもとっくに抜け出たようで誰もいない。
静かでとても良い場所だ。ここらで一息。
10:10 再出発

@10:20 らくらく登山道へ
堰堤を過ぎ、少し歩いたところで、どこから抜けるか少しばかり迷う。
何となく踏み跡(獣道だったかも)があるような左側の斜面も試すが、
藪漕ぎ(藪の中を無理やり分け入る事)が続くので戻り、相方の勧める沢沿い右側を歩く。
そこからかなりの急な斜面に取り付き無理やり登り、藪漕ぎをしながら進むと、
突然ドーンと目前に柵兼用になったガードレールが。らくらく登山道だ。

今は使っていないルートなのでらくらく登山道に入る出入り口は当然無く、
背の高いガードレールを乗り越え"らく道"へ。

距離は短かったがとても楽しかった。
誰も来ないし、静かで大変素晴らしいルートではないか。また来よう。

しかし念の為言っておきますが足を滑らせると危ないところもあり、
素通り出来る堰堤も高さがあるし山道も荒れている上、
あまり人が来ないところは猪が出たりするのでピクニック気分で入らないようにしましょう。

@10:48 鳴川休憩所
らくらく登山道を左(北側)にしばらく歩き、
一般ルート・枚岡~神津嶽コースとの四つ辻分岐に出る。
ここの鳴川休憩所前ベンチにて小休止。 10:58 再出発

@11:17 大休止・食事
府民の森・鳴川園地内のレストハウスにて休憩と食事。展望良し。

ここレストハウスには生駒山に生息する野鳥の模型や鳴き声が聞けるコーナーがある。
どんな野鳥がいるのかあらためて見てみる。
ルリビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、
アオゲラ、ウグイス、オオルリ、ホトトギス、ヨタカ等々。
さすがに里山は鳥たちでいっぱい。

他に稀に見かける種に、コマドリ、ハクセキレイ、ホトトギス、
さらにハイタカなんていうタカの仲間やアオバズクというミミズクまで生息している。
人の手が入りまくっている生駒山だが実に様々な鳥たちが暮らしている。
12:16 再出発

お馴染み神津嶽コースを枚岡方面(西側)へ下る。

@13:10 枚岡展望台にて小休止 13:20 再出発

さてここから豊浦橋・額田方面ルートへ入り、野鳥の森だったかが記された看板のある山道へ。
しまった。まだ時間が早かった。野鳥たちは殆どいないではないか。

季節や山にもよるがだいたい里山では午後3時から日の暮れる頃、
鳥たちが仕事を終えて帰ってくる時間のようで、あちこちで鳥たちの会話が飛び交うのだ。
しばらく山道脇のベンチで静かに様子を伺っていたが、
バードコールの出番は余りなく、
時折鳴き声が聞こえるが僕の腕前も悪いからだろう、反応はいまいち。
ずっと待っているのも退屈なので諦めて下山する事に。
これからはバードコールは常備するとしよう。

@14:32 下山。 枚岡公園に。

@15:00
額田駅前の生駒山登山の後と言えばここ、肉の森田屋。晩飯のおかずを買う。

@15:44 近鉄奈良線上本町駅

@16:25 自宅到着

△△△
@最標高 生駒山・鳴川園地(府民の森)514m
@標高差:約460m

@全歩行距離:約6km
@全歩行時間:5時間25分(休憩・食事など含む)

@使用地図
国土地理院発行2万5千分の1地形図 生駒山、信貴山
  1. 2013/12/30(月) 01:05:40|
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旧ブログより 2011年2月12日 金剛山・細尾谷~馬ノ背ルート~山頂

2011年2月12日(土)
金剛山
細尾谷・馬の背ルート

△△△
昨年登った金剛山に、霧氷(樹氷)を見に行く。
今年は例年に比べ市内でも雪が降るほどの寒さ。
金剛山にしょっちゅう登っておられるハープ教室の生徒Tさんに情報を訊き、
今回は馬の背ルートと決めた。初の雪山ハイク、さてさてどんなものやら楽しみである。

@4:30 起床

@5:30 自宅出発
まだ真っ暗な早朝。金剛山付近は凍結やらで危ないので電車で行く事とする。

@5:41
阪堺電車(ちんちん電車)に乗り帝塚山まで。
帝塚山よりちょっと歩いて南海高野線帝塚山駅へ。

@6:00
南海高野線帝塚山駅より堺東駅へ

@6:12 堺東駅より急行に乗り換え。

@6:27 河内長野駅着
バス停でストレッチなどしながらバスを待つ。
登山者が見る見るうちにどんどんゾロゾロとやってきた。
登山ブームの昨今だが、若い人は殆どいない。
大半が年輩のベテラン方。如何にも"毎日登山"をやっているような、おじさんおばさんも沢山いらっしゃる。
その中には服装も装備も超軽装の方もちらほら。もう知り尽くしているんでしょう。

@7:15 南海バス出発。
登山者で溢れかえる車内。殆どが年輩者。
しかしここにいるおじさん、
おばさんはその辺のナウでヤングな若者たちより体力も気力も相当なものであるに違いない。
事実、どこの山に行っても50代から60代、
中には70代!の方々の歩くそのスピード!本当に手馴れたもので、
僕や相方はいつもどんどん抜かされていってしまってますからね。

@7:56
金剛山ロープウェイ前到着(標高およそ650m)

来る途中どんどんと雪景色となる様子にもうワクワク。
ロープウェイ前に着くと一面雪、雪、雪!大興奮!
逸る気持ちを押し殺して、トイレを済ませ、買ったばかりのアイゼンを装着。
よしオッケー!
ザクッザクッとアイゼンが雪に刺さるこの音。いいですなあ。

@8:20 百ヶ辻ルートより入山
整備された広い道が続く。途中ジープが川に。転落して何日か経っているようだ。

少々行き過ぎてしまう。このままだと伏見峠に行ってしまうので引き返す。

百ヶ辻から北東方面にある金剛山山頂までには、幾つかのルートがある。
西側から文珠尾ルート、寺谷ルート、馬の背ルート、細尾谷ルート、
伏見峠から金剛山遊歩道や湧出岳方面へ伸びるルート。
そして細尾谷ルートの横にはロープウェイがあり、
千早駅から金剛山駅までサッと行って金剛山遊歩道をちょいと歩くルートもある。
どれも距離は短く、伏見峠からのルートが他のルートから比べると若干長いが大したものではない。

今回僕たちは百ヶ辻から細尾谷に入り、
馬ノ背ルート→遊歩道→山頂へと辿り、ピストンで下山とイッタ計画。

@8:50 細尾谷ルートへ入る
伏見峠方面へ行き過ぎたので戻ると、小さな小さな手書きの道標が。
沢沿いのまさしく細い谷道。
あんなに沢山バスに乗っていた登山者はどこのルートを通っているのか、
生徒Tさんが言っていた通り人気(ひとけ)無し。

@8:58
細尾谷(右側)・馬ノ背(左側)分岐

湧き水の水場と丸太ベンチがあったのでちょっと早いけどここらで暫し小休止。
さっきまでの整備された林道も雪が降り積もっていてキャッキャと喜んでいたが、
細尾谷に入ると一変、山深い山中ムードが漂う静かな趣ある雪景色に。

@9:12
再出発。馬ノ背ルートへ。

登り始め、急登が続く。暫くすると緩やかな登りとちょっとした急登。

おやおや?なんだかやけに怠いではないか。それもそのはず、昨晩は一睡もしていないからだ。
眠い、怠い。身体が重い。ゆっくりゆっくり歩く。
しかしこの雪、雪、雪。サラサラとした新しい粉雪。
その何十センチも下には固い雪だ。
想像以上に降り積もった雪の中、ゆっくりと、一歩、一歩と進む。
雪の中を歩くのは乾いた道の倍以上の体力を使う。その上このダルさ。

杉林の尾根に出る。この辺りからが"馬の背"なのだろうと思われる。
冷たい雪混じりの風が尾根を駆け抜ける。
シンと静まり返った山中にゴォーッと吹き抜ける風は、
不気味というかなんというか、なのに心地良い。細かい雪が頬に当たる。
山は生きている。静かであれば静かであるほど、強く感じる。

少しすると数十メートルほど景色が開けた道があった。
ここがまた素晴らしい。谷からゴォーッと吹き上げる風雪。

@10:14 遊歩道に出る。
一時間ほどかけてゆっくりと馬ノ背を歩き、金剛山遊歩道へ出た。

おお……おおぉ!……オオ!
ウワァ!わぁぁぁ!

なんとなんと一面の霧氷!
この美しい景色をどう表現すれば良いものか。

相方も溜め息と感嘆の声をあげながら写真を撮ってます。

後方のオジサンが話しかける。
『綺麗ですなぁ。今日は最高やな。
毎年登って見てるけど、ここまでのは、まぁ中々無いで。』

『そうなんですか。僕たちは初めてなんですよ。』

『そりゃ良かった。ええ日に来れて。』

@10:23 岩屋文珠の分岐を右へ
山頂へ至る道の右側にある山道、ドッサリと降り積もった雪の中を歩く。

@10:35 金剛山山頂到着(1125m)
葛木岳が正式名称か?
葛木神社がある。
正確な三角点のある山頂は境内の立ち入り禁止区域内にある。

コロッコロの白クマの子供のような
何とも愛くるしい犬を連れた登山者がやってくる。

前回登った時は葛木神社までは来なかったのでお参り、
ご挨拶をさせて頂き、少し降りたところにある山頂広場へ。

@11:00 山頂広場にて大休止。
気温はマイナス6℃。
少し風もあり、雪も降っている。
屋根のある石のテーブルがあったので、こちらの方が良いかなと思い食事の用意。
しかし狭いし、高さが低すぎるし、冷たくて座り心地は悪い。

冬山ではじっと動かないでいると急激に冷やされ体温がどんどん奪われる。
だから休憩時は着込まなければならないのに、
すぐに温かいラーメンも食べるし、小一時間くらい大丈夫だろうからと、
僕は面倒がって登ってきたままの服装でいたら、
10分もすると身体が一気に冷えてきて、もう寒いのなんの。
山専ボトルから注いだお湯はすぐに凍りついた。
ガタガタ震えながら早々に食事を済ませて、
小屋前にてダウンジャケットやらレインウェアを着込む。
何だかんだで12:30再出発。今日はピストン。来た道を下る。

@12:40 遊歩道途中の分岐を下り、馬の背へ。
うんうん、寒くないぞ。やはり面倒がってはいけませんな。
のんびりと白銀の景色を愛でながら歩く。

@13:10 小休止。
登りでも良い場所だと思った数十メートルほど景色が開けた道に出る。
ここで少々雪遊び。
さらさら粉雪を固めて転がしたり、ドサーッと寝てみたり。
大阪市内では味わえない一面雪だらけの静かな別世界に暫し酔いしれる。
13:23 再出発。
急坂もあるので雪の中をゴロゴロ転がらないようにしかし楽しさいっぱいで下りる。

@13:55
馬の背・細尾谷分岐の、水場のある丸太ベンチにて小休止。
ここから細尾谷を少し下ればもうバス停。
付近一帯雪だらけとは言え、山々した雪景色はここで最後。
あっという間の山行でさみしい、名残惜しいので暫し冬山の匂いに浸ることに。
14:05 再出発。

@14:14
細尾谷を抜け、右へ百ヶ辻→バス停へ方面へ。

@14:35 下山。
バス停に着く。トイレ休憩。バスを待つ。

@15:22
バスに乗り河内長野駅へ。

@16:00 河内長野駅到着。
ロッテリアにて休憩。

@16:58
南海高野線河内長野駅より急行に乗り込む。
堺東駅で各停に乗り換え。

@17:23
帝塚山駅。チンチン電車に乗り換え。

@17:45 自宅到着。

次の冬が待ち遠しいなあ。

△△△
@最標高:金剛山 1125m
@標高差:およそ475m

@全歩行距離:約5.5km
@全歩行時間:6時間15分(食事・休憩時間含む)

@使用地図
国土地理院発行2万5千分の1地形図:御所、五條

山と高原地図 No.49 金剛・葛城
  1. 2013/12/30(月) 00:53:13|
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旧ブログより 2011年1月9日 石切・孔舎衛坂駅跡(旧生駒トンネル)~くさかコース~鳴川園地~額田

2011年1月9日(月)
石切・孔舎衛坂駅跡(旧生駒トンネル)~
くさかコース~生駒縦走路~なるかわ園地
枚岡展望台~豊浦橋~額田

登山を始めてから5度目の生駒山。
子供の頃から数えたら100回以上は確実に登っているだろう。
そしてその大半が枚岡からの神津獄(かみつだけ)ルートだ。
生駒山はかなり人の手が入った人工的な低山とは言え、
まだ歩いていないコースが沢山がある。

今回は石切から旧生駒トンネル廃駅そばの、くさかルートを辿る。

△△△
@6:00 起床
@6:58 自宅出発

@7:04 地下鉄に乗り上本町駅へ

@7:17 近鉄奈良線上本町駅より石切駅へ

@7:38 石切駅着
ストレッチをしてキリリと締まった冷たい朝の空気を味わう。
目前にはもう生駒山だ。

@7:58 出発

@8:05 孔舎衛坂駅跡地
旧生駒トンネルの孔舎衛坂(くさえざか)跡地。
孔舎衛坂駅は今も両側にホームが残っていて、その奥には旧生駒トンネルが。

孔舎衛坂駅は戦前、大正3年に開業、昭和39年東京オリンピック開幕の年、廃止となった。
近鉄奈良線の石切から生駒間の生駒トンネルの大阪側の玄関口として長い間親しまれてきたが、
同39年、新生駒トンネル開通により廃線となった。

このあたりの町は"日の下"と書いて日下(くさか)町と呼ぶ。
この駅も開業当初は日下駅だったがその後、鷲尾駅に変わり、
さらに第二次世界大戦が勃発した翌年、1940年(昭和15年)に孔舎衛坂駅となった。
因みに戦前当時、この駅から分岐して天満橋まで延びる四条畷線が計画されていたという。

この孔舎衛坂(くさえざか)という駅名になった由来は
『日本書紀』に記された神武東征伝説…神武天皇が生駒山に登り豪族と一戦交える話し…
に孔舎衛坂という峠が出てくることによる。

また、我々の住むこの"日本"という国名は、この生駒山が発祥だという説がある。
"日の下"、日下もそれに関係しているのだそうだ。

生駒という山名や有名な暗峠(暗がり峠)の諸説・由来も調べてみると面白い。

生駒山の歴史にご興味を持たれたなら文献・書物やネットなどで調べてみて頂きたい。
想像以上に懐の深い生駒山に驚かれることだろう。

△△△
@8:24
入山。くさかコースに入る。

孔舎衛坂駅・旧生駒トンネル跡地を暫し見物、
北側に沿う坂道、確かくさか道だったかな?を上がり、くさかコースへ。
急傾斜に作られたジグザグの道を登る。時折急坂もある。
思ったより山々した素敵な山道ではないか。
枚岡からのメジャー・コースと違い登山者も殆どいないし、
山深さを思わせるルートだ。こりゃあ良いですね。
このあとも縦走路となる舗装された道に出るまで2、3人しか出会わなかった。

@8:45 くさか/まつざか分岐
標高およそ300mあたり。
まつざかルートが面白そうで気になるが今日は予定通りのルート、
くさかハイキングコースへ。
急階段を登ると展望の利く小さな休憩所が。

@9:07 鳥居。
古を感じる少々じめっとした山道を歩いていると、右下、谷に古い鳥居が見えた。
確か、あかしあ分岐を通過してこぶし谷へ入った所くらいか。
今は廃墟の様に見受けられるが神社があったのだろう、
祠か何かの建物らしき物の跡もあるようだ。
どうやら、まつざかルートを行くと途中で入れるようだ。

相方も僕もこういうのが大好きだ。
特に相方は近代建築遺産や廃墟、果ては水力発電所などの建築物のマニア。
ちょっと不気味だがまた次回見に行ってみたい。

@9:20
イノラムキ古墳/ハイキングコース分岐。
左側のイノラムキ古墳ルートへどんな古墳か見に行くが、
遠かったらちょっと面倒なので引き返し、くさかハイキングコースに戻る。

@9:30 くさか園地・こぶしの谷・アカシヤ広場。
標高およそ380m。
人っ子一人いない園地、広場内を散策。
こんな場所があるとは知らなかった。
いや、子供の頃に来た事があるような気がするが。記憶が曖昧だ。

今日はピーカンというわけではなく、真冬の寒空、
ちょうど曇ってきたりしたので暗い雰囲気を思わせたが、
とっても素敵な場所だ。春や秋にはピクニックの人たちで賑わっているに違いない。

@9:40 宮川谷ハイキングコースへ。
広場を西(大阪平野側)に下りると左手南側にルートが。
地形図を確認するとこのあと予定している縦走路コースに出られるようだ。
相方の勧めでこの宮川谷ハイキングコースへ。
斜面をトラバースする形のルート。うん、なかなか良いぞ。
良い山道じゃないか。途中から生駒縦走路へ出た。

@9:48 ぼくらのとりで(僕らの砦)
石垣で出来た砦だ。寂れてしまっているが、
昔は子供たちが基地ごっこや戦争ごっこなんかして遊んでいたんだろう。
今の子供たちもこんな山の中に来て遊んだりしてるのかなあ。
送電線の鉄塔が間近にありジーーーッと電流の音が聞こえている。

@9:50
山道を上がると舗装された林道に。
ここも生駒縦走路となる。標高およそ430m。
ベンチがあるのでここで小休止。
トレイル・ランニングや登山者、サイクリングの人たちがちょくちょく通り過ぎる。
ここに来るまで2、3人しか出会わなかった。
10:02 再出発。

舗装された林道をのんびり歩く。静かだ。時折山道もあり。

@11:50 なるかわ園地入り口
生駒縦走路を暫し味わう。
舗装路が多いが途中の山道がまた素晴らしかった。
随分ゆっくり楽しませて頂いた。もうお昼時です。

おなかも空いてきたところで毎度お世話になっている
府民の森・なるかわ園地入り口到着。ここは正門となる場所。
ゲートの隙間をすり抜けて園地内へ。
林道に面しているからか、車やバイクが侵入出来ないようガッチリ閉まっているが、
歩行者向けにもう少し何とかならないものか。

@11:55
枚岡から登るとき必ず通る"なるかわ休憩所"の前に。
いつもならここから、ぼくらの広場へ登るルートを辿るが今日はこのまま林道を歩く。

@12:13 レストハウス到着。
大休止。昼食。

前回(2010年12月23日)の山旅日記でお話ししたレストハウス。
玄関前にはトイレ、簡単な調理場、喫煙所。
ハウス内にはテーブル席がズラリ。100人は充分入るだろう。
洗面所、自販機、山や野鳥、野草などの文献・書籍も沢山ある。
また、生駒山のジオラマや歴史が記載されたパネルなどが展示。
野鳥の模型、鳴き声が聞けるミニ・コーナーもあり。
横には眺望のきく広いテラスもあり、テーブルが幾つか並んでいる。

ちゃんと管理事務所もあり、時間帯によっては管理職員もいるようだ。
ピクニックの家族連れ、登山者などでワイワイと賑やか。

※2012年より自動販売機は無くなる。
お昼12時から13時前後のみ、管理事務所にてお茶とミネラルウオーター販売。
夏はアイスだったかソフトクリームだったか、販売。
また、
枚岡展望台より上がったところにある休憩所、神津嶽広場の自動販売機も撤去。
生駒山に登るに時は飲み物持参が必須となった。行程にもよるが、
冬は1.5リットル、夏は最低でも2、5リットルは必要だろう。

13:35 再出発。

なるかわ休憩所から西側(枚岡/大阪平野)に神津獄(かみつだけ)コースを下りる。

@13:47 神津獄コースへ

@14:17 枚岡展望台。 暫し休憩。
14:27 再出発。
このまま枚岡神社・枚岡駅方面には下らず、
少し北側に位置する額田(ぬかた)駅方面へ至るルートへ。
暫く進むと野鳥が沢山いる山道が。
立て看板には確か野鳥の森だとか、
野鳥が沢山いますから静かに歩きましょうと記してあったと記憶する。
いやどうだったかな。まあとにかく野鳥に関する看板がありました。

@14:42
少し下りると豊浦橋を渡る。
この橋は地元ではちょっと有名です。
橋の下には川沿いの整備されたルートもあり。
このあたりは随分前に相方と来ている。
橋を渡るとここからはコンクリート道の観光ピクニック的コース。
以前来た時はまだ整備工事中だったが大分完成してきた様子。

さらに下ると枚岡公園へ。
ん?額田なのに枚岡公園?
ちょっとややこしいようだが、
枚岡駅を降りて枚岡神社内にある園地は梅林・桜のあるところ。
この枚岡公園は、すべり台やらちょっとしたアスレチックスな設備のある公園。
枚岡駅と額田は隣接しているのだ。

@14:55 枚岡公園出入り口 下山。

@15:10 額田駅前到着。
生駒山登山と言えば、額田駅前、『肉の森田屋』である。
晩飯のおかずを物色。
毎度の事だが電車を待つ間にちょいとひとつまみするコロッケも余分に。
森田屋の揚げ立てあつあつコロッケの美味さ、旨さ、ウマさよ。

@15:36
近鉄奈良線額田駅より上本町へ

@16:50 自宅到着。

△△△
最標高:なるかわ園地(514m)
※縦走路途中、550m近くまで登る。

全歩行距離:約9.5km(石切駅から額田駅)
全歩行時間:約7時間10分(休憩・食事など含む)

使用地図:
国土地理院発行2万5千分の一地形図/生駒山、信貴山
  1. 2013/12/30(月) 00:22:21|
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旧ブログより 2011年1月4日 箕面山・瀧滝~三国ヶ丘~箕面山~ばばたれ谷~才ヶ原林道

2011年1月4日(月)

箕面瀧道~桜広場~落合谷~三国ヶ岳
~箕面山~ビジターセンター
~箕面ダム~ばばたれ谷~才ヶ原林道~箕面駅

昨年の正月に歩いた箕面山は膝痛で大変だった。
あれから少しは鍛えられただろう左膝(右膝も)。
今回はリベンジというつもりではないが、
あの"ばばたれ谷"や行けなかった箕面山、箕面川ダムを目指す。

リベンジです。

△△△
それはさておいて箕面山だが、この山域は最も高い明ヶ田尾山でも標高619m程度で、
低山の部類だが、北方面であることから寒さも厳しく、
北摂山群・豊能、能勢や京都側に山々が連なり、とても山深く、
東海自然歩道も「歩道」とは呼べないような荒れた山道になっている所もある。

また自然研究路なるコースも沢山あり、楽しめるし、猿や猪、シカなど、
動物も多く生息していて想像以上に野趣溢れる山たる山だ。
箕面川ダム近くの箕面自然教室/ビジターセンターにはキャンプ場もあるし、
開成皇子の墓や有名な箕面の瀧や勝尾寺もある。有名と言えば箕面山は紅葉が有名。
瀧道(滝道)には昆虫館や料亭、カフェなどもある。

因みに、東海自然歩道はここ箕面山に始まって、
文字通り遥か遠くあの高尾山にまで続いているのだ。

箕面山域を縦走する登山者もいる。
北から南へ、

明ヶ田尾山(619m)
鉢伏山(604m)
堂屋敷(通称五月山/553m)
天井ヶ岳(500m)
箕面山(355m)
三国岳(三国峠/395m)
六個山(395m)
と続く。

△△△
※今回の山行、何故か手帳にちゃんと記していない部分が多く、
月日も経ち記憶も正確ではないので、多少曖昧な点がある事をご了承願いたい。

@5:10 起床
@6:40 車にて出発

@7:19 箕面到着
駅近くに停め、ストレッチをして7:33出発。箕面瀧道へ。

@7:53
箕面瀧道に入って橋を渡ったところにある分岐を右に。
手前には西江寺というお寺あり。

入ると早速山の匂い。
真下には舗装された瀧道があって人気もあるというのに、
こちらはもう既に山の気配がぷんぷん。
朝の散歩を楽しむ地元の方がちらほら。

しばらく進むと
ドドッ ドドッ ドドッと
何やら駆け上がってくる音が。

僕たちが来た道からではなく、下方の瀧道から上がってくる道の方から猪が。
見る見るうちに僕たちの歩く道に入ってきて、しかもこちらに向かって来るではないか。

すかさず道の端によけて構えていたが、
山の急斜面を凄い勢いで駆け上がっていった。
あのパワー、さすがの脚力だ。
後ろを振り返ると厳ついデカいボクサー犬二匹を連れて散歩中のおじさんが。
『犬おるから大丈夫や。』
おじさんによると猪がこの時間になってもいるのは珍しいらしい。
確かに、猪や多くの動物は人が動き出す頃までに山奥に帰っていくのが普通だ。

@8:11
桜広場。今日は少しジメッとしているが、
天気の良い春は桜満開で心地好いだろう。
そばには水も出ない、
電灯も無いちょっと不気味なコンクリート造りの廃屋っぽい趣のトイレあり。
気分的には猪の数十倍怖い。

確かこのあと野口英世像を見に立ち寄る。
一旦滝道に出て小さなトンネルをくぐり、山道へ。
ここからの山道、かなり野趣満点。
不気味でじめっとしていて山の気配がドンと迫ってくる。

@9:12 落合谷分岐。小休止。
9:22 再出発。分岐を右(北方面)へ。

@???
おそらく10時から11時の間だろうか、三国岳と箕面山に。

ルートから少し外れたところに箕面山があるので山頂へのルートを探す途中、
鹿のフンがいっぱいの少し繁ったところに。
つい朝方まで此処にいたのだろう、動物の気配というか匂いのようなモノを感じ、
人が入っちゃいかんような気がした。正規ルートに戻る。

しばらくすると三国岳(395,8m)へ。ここは三国峠でもある。
猿の保護の為進入禁止になっているルートが。
どうやら箕面山を通り過ぎたようだ。
少し戻って箕面山山頂へ至るルート発見、山頂(355m)到着。

このあと箕面大滝へ向かう予定だったが大滝へ下る自然研究路第2ルートが進入禁止に。
猿の保護の為だったか土砂崩れなど災害によるものが原因だったか…。

仕方無くしょんぼりと滝道にある唐人戻り岩(名物巨岩)へ至るルートへ。
舗装された観光向けの滝道に出て、大滝手前を右へ車道/駐車場方面へ上がる。

車道(豊中亀岡線)を北へ勝尾寺方面へ歩く。
車道の左には滝道から続いている箕面川が。
車道沿いにある休憩所兼ねたトイレにて小休止。
この並びには市営駐車場がある。

程なくすると箕面川を渡る百年橋。
ちょっと名の通った橋らしいが本当に小さな橋だ。
橋の上には雪が積もっている。。
今季の冬はここ数年では一番の寒さだろう。
とても冬らしくて良いですね。
冬生まれだからか、僕は冬が大好きだ。
相方は寒いのが苦手だが、山は歩いているとどんな寒がりでも温まるどころか暑くなる。
だがジッとしているとこんな低山でも真冬は10分もすればたちまちブルッとくる。


さて百年橋を渡るとすぐ目前に山の案内板。
ここからの第2研究路は封鎖されていない。良かった良かった。


@12:10
案内板右真横の自然研究路第2ルートへ。
進んで程なく、いきなり急な階段。
階段手前でちょこっと休憩。
アルプス縦走向きのリッチな登山靴を履いたオバサンが鼻歌混じりで軽やかに降りてくる。
山々ムード満点な整備された歩きやすい研究路をのんびりと進む。

尾根道に出て天井ヶ岳・ビジターセンター分岐を右にビジターセンター方面へ。
ここでもまたまたちょこっと休憩。
今日はのんびりのんびり。

少し進むとビジターセンター入り口のトイレ裏側に。
入り口広場は雪が沢山!トイレを済ませ、キャンプ場に進む。

@12:55
自然教室ビジターセンター
キャンプ場到着。大休止/昼食。
キャンプ場と勝手に言っているがここの広場には水場とベンチがあり、
設備の整った大きくて立派な水場があるのでおそらくキャンプ場ともなっていると思われる。
日当たりが良くて暖かい。
しかし雲が出て陰ると途端に冷え込む。太陽の有り難さよ。

バーナーで作る野菜やら何やら放り込んだラーメンの温かさよ、美味さよ。

@14:01
再出発。自然研究路第3コースに入り箕面川ダムへ。

@14:20
箕面川ダム。暫し山々の景観やら愛でながら一服。

@???
ビジターセンターに戻る。

去年の正月はここで昼食したあと左膝の爆弾が大爆発。
ビジターセンター向かいの、こもれびの森コースへ至る"ばばたれ谷"で
まさしくババを垂れるような痛さの中、谷を抜け出したのだ。

ばばたれ谷自体はほんのちょっとの距離。
ただ野趣野趣しまくりで山道は荒れていて急登だったので大変だった。
そういやこのあとの滝道に至る連続した階段も随分と苦労したなあ。
それでも山は楽しい。ああ愛しの里山よ、低山よ。

ビジターセンターを出て車道を渡り、こもれびの森コースへ至るリベンジ谷へ。
良い具合で荒れた野趣溢れる急登ではないか。

現在土砂災害などにより通行止めになっている才ヶ原林道に出る。
前回はこの舗装された林道を下り、途中で滝道に出るあの階段へと進んだ。

今日は才ヶ原林道を出入り口まで冬の誰もいない静かな山間をのんびり下る。
才ヶ原林道が終わるとそのまま亀岡豊中線に。

狭い車道の端を次々駆け抜ける車に危険を感じながら急ぎ足。
こりゃいかんという事で途中山道へ入る。
展望台発見。夕暮れ近い箕面市街地を見下ろす。しばらく進み滝道へ。


@16:28 下山。滝道入り口。
随分ゆっくりした。外はもう真っ暗。

@19:20 自宅到着。

△△△
最標高:三国岳(395.8m)

登頂:2座
三国岳(395.8m)
箕面山(355m)

全歩行距離:約14km(滝道入り口から)
全歩行時間:約8時間(休憩・食事など含む)

使用地図:
国土地理院発行2万5千分の1地形図/広根

山と高原地図No.47 北摂・京都西山
  1. 2013/12/29(日) 23:59:06|
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旧ブログより 山旅日記・番外編 2010年冬・吉日  山の本あれこれ。山の音楽あれこれ。

2010年冬
山旅・番外編 吉日

△△△
秋、初単独行をしたからという訳ではないが、
かねてから読みたかった日本における山岳小説のパイオニア、新田次郎の代表作、
『孤高の人(加藤文太郎の単独行を基にした作品)』
デビュー作『強力伝・孤島(表題作他短篇集)』

山岳漫画家(山関係だけではないが)の第一人者、
谷口ジローの
『谷口ジロー傑作集・凍土の旅(表題作他短篇集)』
『K(ケー)/遠藤史郎・作』
そして登山家でもある夢枕漠の長編を忠実に克明に描いた
『神々の山嶺』
以上5つの作品を読み耽る。

どれも素晴らしい熱いドラマチックな作品ばかりだった。
新田次郎の『孤高の人』は僕も登ったことのある山も出てきたりして身近に感じたりもした。
加藤文太郎本人による『単独行』や
谷甲州の『単独行者(アラインゲンガー)/新・加藤文太郎伝』も是非読みたいところだ。

実在した日本人登山家の壮絶な人生を描いた『神々の山嶺』も強烈だった。
谷口ジロー本人も登山家なのだろう、単に夢枕漠の原作に忠実なだけでなく、
登山用具や言葉づかい、山々の描写など細部に渡ってリアル。
例えば僕も行った木曽駒ヶ岳のホテル千畳敷の食堂のちょっとしたシーンまで
テーブルの配置から細かく再現している。

いずれの本も、内容については一切記すつもりはないが、
山に関係なく誰しもが心揺さぶられる作品ばかりなのでとてもお薦めです。

因みに現在は登山家・服部文祥の
『百年前の山を旅する』を暇を見つけて読んでいる。
これがまたえらく面白い。
タイトル通り、百年前の装備と格好で百年前のルートをなんとか歩いていくというもの。
サバイバル登山で有名な著者の山への愛情と偏執的とも言える拘りがいっぱい詰まった"山哲学"な一冊。

他に、イラストレーターで登山家の鈴木みきの
実用的イラストエッセイが女性向けとは言え、とても面白いし為になる。
相方と僕は彼女の大ファンである。

大ファンと言えばもう一人。
山歩き、トレッキングの達人で登山用具にも詳しい、
ライター高橋庄太郎による
『トレッキング実践学』も最高だ。

※2013年冬・現在。
その後もいろいろと読んだ。

吉村昭 『高熱隧道』『熊嵐』
羽根田治 『ドキュメント・遭難』シリーズ
角幡唯介 『空白の5マイル チベット、世界最大のツアンポー渓谷に挑む』
新田次郎 『先導者・赤い雪崩』
安曇潤平 『山の霊異記 赤いヤッケの男』

鈴木みきは全作品
高橋庄太郎も全作品
土屋智哉 『ウルトラライトハイキング』・・・などなど

△△△
フォーキーなアコースティックミュージックは10代の頃から大好きで、
ギタリスト中心に結構手元にある。
バイクに乗っていた頃はそれらを聴きながら山合いや海沿いに良く出掛けたりしたが、
今は登山の行き帰り(相方と車で行った時)や、部屋で山を感じたい時に大活躍だ。

ダン・フォーゲルバーグ
ライ・クーダー
イーグルス。

A.O.R.がまた良い。
山旅の帰りの車中、真夜中なら尚最高だ。相方も大のお気に入り。

ボビー・コールドウェル
ピーター・アレン

そして相方大推薦のネッド・ドヒニー。これがまた実に良い。

まあそういったメジャーどころから、
ハープでは
チャーリー・マッコイ
マーク・カンケル
シアリー・クロメン
リー・オスカー
ブレンダン・パワー

ギタリストでは
ノーマン・サビット
ジャック・ストーセム
ブルース・ガイッシュ

ブラジル音楽もこれまた山や自然に、似合う。
ギタリストなら
マルコ・ペレイラ

ハープなら
マルコと共演のガブリエル・グロッシ
それに巨匠マウリシオ・エインホーン

等々の寄せ集めた特製オリジナルオムニバスは常に車の中。

しかし、山に入ったら何も聴かない。

ウォークマンだのiPodだのといった音楽を聴く類いのものは一切持って行かない。
山に入ったら山の中で奏でられる静寂な音楽以外何も必要ないからだ。

山に行く道中、帰り道、自宅で山を感じたい時に聴くのが最高なのだ。

いつか、山をテーマにしたフォーキーなアコースティック・アルバムを作りたい。
いや実は既に何曲かオリジナルがある。
一度もライヴで演った事はないが。

  1. 2013/12/29(日) 23:38:46|
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旧ブログより 2010年10月18日 初単独行 六甲山系・摩耶山 布引~黒岩尾根~摩耶山

2010年10月18日(月)
初単独行
布引~黒岩尾根~摩耶山~山寺尾根

△△△
八ヶ岳の余韻がまだ残る中(今でも思い出す)、山へ。
六甲山系・摩耶山(698m)を目指す。今回は初の単独行だ。

過去に生駒山には一人で登った事が何度かある。
バイクで枚岡神社まで行ってそこから中腹辺りまで登って夕空を見て、
といった程度で、登山という意識はなかったし、登山などと言うようなものでもなく、
山のそばに暮らす人が散歩がてらぶらりと登っていった感覚に近かった。

山に入ると、中年から年輩者の方を中心にちょくちょく単独行の人がいて、前々から興味があった。
単独行は先ずは馴れた山から始めるのだが、生駒山はあまりに馴れすぎていて物足りない。
そこで、都心から近くて比較的安全な、行ったことの無い山にと考え、幾つか候補を挙げ、摩耶山にした。

摩耶山くらいで単独行がどうだとか、何を大げさなことを言っておると、
山登りのベテランは思うかも知れんが、やはり初めてというのは、
ドキドキ感、ワクワク、不安と期待がいつもよりも大きい。

たいてい山登りの前夜はワクワクしすぎて寝つきにくいことが多いのだが、
今回は一睡も出来ないまま朝が来た。

@5:00 起床
前日に準備した装備をチェック、ストレッチをして朝食を済ませる。

@6:05自宅出発

@6:53
阪急梅田駅より神戸線通勤特急に乗り三ノ宮駅へ
通勤ではないが通勤特急に乗り込む。
車内は平日の朝とあってサラリーマンやOLが。
場違いな恰好をしているので少々恥ずかしい。なんだか所在ない。

@7:32
神戸市営地下鉄・西神駅より山手線谷上行きに乗り新神戸駅へ。
通勤の方々と修学旅行の学生たちで溢れかえる車内。

@7:35 新神戸駅到着。
登山口を探し、しばらく迷う。

@7:50
新幹線の乗り場となる新神戸駅のターミナルに到着。
高架下をくぐると大きな登山案内板が。

@8:05
明治33年に造られた砂子橋という小さな橋を渡り、公園で一息。
少し肌寒いピンと張り詰めた朝の静けさ。鳥の囀り。
心地良い、寂し気持ちいい孤独感と緊張感。
ストレッチをして地図を確認。煙草を一服。

@8:15 入山。いざ出発。
公園の上にある長い階段をゆっくり登る。
ここは布引の滝やダムで有名なルート。
紅葉の時季などは観光の方々も沢山やってくるらしい。
目指す摩耶山は徳川道なんかもあって大変歴史のある山。
摩耶道や天狗道~六甲縦走路と、
メジャーな一般ルートも含めて山頂までのルートがいくつかあるがどれも急登が多くなかなかハードなようだ。

摩耶山と決めた数日前、さて、どのルートで行こうかと地図と睨めっこ。
いつも一緒の相方も僕も、人のあまり多く無い静かな山道が好きだ。
今日は平日。しかも月曜日。どこをどう歩いたって大して人気は無いだろうが、
どうせなら人のいない破線ルートを行ってやろうと考えた。

破線ルートとは、危険な箇所があったり道が荒れていたりであるとか、
迷いやすい、整備されていないなどの道の事で、山の地図では点線状で記されている、
あまり行かない方が良いというルートを指しているのだ。
反対に一般的なルートは実線で記されている。

@8:25 布引渓流、雌滝、雄滝。
想像していた以上にダイナミックで美しい。思わずおおっ!と声をあげてしまう。
雄滝を左に見ながら整備されたコンクリート道を登ると休憩所が。土日のみ開いているようだ。

そのまま登ると展望台へ。神戸市街地と神戸港を見下ろす。

まるでお屋敷の門構えのような古い門を通りしばらく整備された道を進む。
山らしい雰囲気はまだあまり無いけど静かでなかなかに心地良いですね。

@8:41 五本松かくれ滝
布引貯水池・ダムの手前。
この名前は一般公募により決まったそうだ。

@8:45 布引貯水池ダム。小休止。
まだまだ暑い。

ダム右側の細い橋を渡り市ヶ原を目指す。
貯水池沿いの長閑(のどか)な広い山道を抜け、茶屋が並ぶ通りに出る。
紅葉茶屋、あけぼの茶屋、櫻茶屋が並ぶ。どれも土日しか開いていないようだ。
いやひょっとしたらまだ朝早いので昼前には開いている茶屋もあるのかも。

『これからどちらまで?』
年輩の地元の方と思われる山散歩のおじさんが声をかける。

『このまま地蔵谷出合で黒岩尾根に行って摩耶山まで』

『わぁ。そら大変やで。ワシはよう行かんわ。もう年やしここまででええわ。気いつけてな。』

『分かりました。ありがとうございます。気をつけて行ってきます。』

岩場とかいった危険箇所は無いはずなので山道自体が厳しいのだろう。これは楽しみだ。
ここまではトイレや自販機もあり、道も整備されていて観光ムードが漂う。
しばらく行くと右手に廃屋が出てくる。

@9:12 市ヶ原分岐
このあと一気に山々した雰囲気に。
うんうん、いいぞいいぞ、山らしくなってきた。

@9:27 地蔵谷出合(分岐)
左へ伸びるトゥエンティ・クロス(川を渡りながら歩く名物ルート)から、
市立森林植物園方面へのルート側にある砂地にて小休止。
誰か飯でも作ったか、焚き火のあとが。

平日とあってか、入山してから数人しか出会っていない。
茶屋通りにあるトイレ横の休憩所でお話しした年輩の方を最後に、ぱったりと人の気配無し。

@9:37
地蔵谷出合を右に、いよいよ破線ルートとなる、黒岩尾根ルートへ。
取り付きからして既に薄暗く、急登で荒れている。
登山者の間では有名なこのルート、山と高原地図には破線ルートで記されているが、
国土地理院発行の地形図には黒岩尾根と書かれているだけでルートは記されていない。
登り始めから急登が続く。
多少荒れているところや藪々した雰囲気があるが山道は踏み固められていて歩きにくい事は無い。

山道両側の木々が鬱蒼としている上にしょっちゅう蜘蛛の糸が道を遮る。
こんなに蜘蛛の巣や糸があるということは余り人が通らない証拠だ。

僕は背が高いのでしょっちゅう屈んで通り過ぎなければならない。
時々上手くいかなくて蜘蛛の巣が顔やら頭やらにまとわりつく。
黄色と白黒の色が不気味な女郎蜘蛛があちらこちらに。

山道は急な登り下りが次々連続する。こりゃ大変だ。
途中でたまらずストック(トレッキングポール)を取り出す。
ストックのお陰でマシにはなったが、こりゃあハードだ。
グンと登り詰めたと思うとまた下り坂、急な登っては下りを繰り返す。

人っ子一人いないシンとした山道をただただ歩く。
なんだか怖くなってくる。
猪なんかが急に出て来やしないだろうか。
クマはいないはずだが、極々稀に生息地域を逸脱して現れる場合がある。
万が一って事に遭遇したらどうする?
もしいつの間にか迷っていたら?
果たして本当にこの道で合っているのか。

気がつけば周りは見渡す限り山、山、山。

転倒して怪我をしたらどうする?
独りきりでこんなめったに誰も来ないところで滑落でもしたらえらい事になるぞ。

ルート確認・方位確認は分岐点や、迷ったかどうか不安になった時だけでなく、
常に定期的に間隔をおいて地形図や地図とコンパスで確認してはいるものの、
独りきりの上、昼間でも薄暗い所があるこういった山道は不安になり、いつもより足早になる。

クマ出没はまず有り得ないので、
イノシシ対策として時折『ヘイッ!』とか『オッ!』とか声を出したり、
ストックを叩き合ってカンカン鳴らしたりしながら歩く。
人間って、いや、僕は、こんなにも臆病なのか。情けない情けない。

突如、
『バサバサッ!』と頭上で音が!

うわぁ!なんや!(ビクビクッ!)

カラスが飛んでいく。

頼むわほんま!
血の気が引く。もう帰りたいわ。
アカンアカンこんなところまで来て帰るに帰れんやないか。
いやはやなんとも情けない。

@10:22
市境標石が道に。標高およそ609m。

しかししかし。この山々の中。独りきりの山道。
静寂。
風に揺れる木々の音。
鳥の声。

時折現れるカラスには驚かされるけど、なんと心地良いことか。
不安と恐怖と孤独感が入り混じった、
しかしそれは自然界と一体になったからこそか、と言えば大げさだが、
この得も言われぬ心地良さ、清々しさはなんだ。

単独行の魅力がほんの少し分かったような気がする。
いや、これはいいぞ。ひょっとしてたまらないぞ。

単独行と言えば、兵庫出身の伝説的な登山家、加藤文太郎を思い出す。
彼もここを歩いたに違いない。
しかもスイスイホイホイと楽しげに山々の静寂に浸りながら。

不安と孤独感と怖さもあるけど、この山に囲まれた中、
山の存在を心底心地良く味わいながら歩く。
誰もいないのを良いことに、
ええなあ、きれいなあ、しかしきついなぁこの尾根道は
など独り言を言ったり、
イノシシ除けに掛け声出しながら、歩いていたら、
林業のお兄さん二人が前方の少し開けたところで休憩していた。

こんにちは、ご苦労様ですと挨拶を交わす。

独り言やらを聞かれていると思うとちょっと恥ずかしい。

@11:11
アドベンチャーコースとの分岐点に。標高659m。
摩耶山山頂までもう一息。

@11:20
摩耶山山頂と桜谷出合分岐。
舗装された林道を横切り山頂ルートへ。

@11:30
摩耶山山頂(698.6m)
見晴らしは良くないが祠もあり、歴史を感じる。

@11:43
掬星台(山上広場)にて大休止。昼食。
ここは見晴らし台的なところ。神戸市街地、港、山々が一望出来る。
大阪平野や和歌山方面も見えます。
遠足の子供たちや、登山者、ケーブルカーやバスでやってきた観光客たちがちらほら。
暫しのんびりして下山。

@12:47 山寺尾根より下山。
急坂。転んだらゴロゴロ落ちて大怪我しそうだ。
下り、下山が最も事故が多い。
それでなくても膝を痛め易いのでゆっくり注意深く下りる。
しばらく急坂が続いたあと、岩がれた山道も少々。

@13:55 杣谷峠(そまだに)と長峰台の分岐。
暫し休憩。
徳川道ハイキングコースも交わる。その名の通りお殿様の為に造った道。

かなりの急坂な尾根道だ。
登りもきついだろうなあ。
実際、摩耶山へのルートはどのルートも急坂が多くてキツいと聞いています。
ちょっとしたピクニック気分で行こうと考えている方はケーブルカーをご利用下さい。

相変わらず独りきり。少し開けた場所で一息。
小鳥たちが沢山いる。
ああこの静けさよ。たまりません。
14:14、再出発。下山ルート、長峰台方面へ。

@14:18 下山。長峰台。
徳川道ハイキングコース入り口と記した看板が。
あれ?もう終わったのか!休憩したとこなのに。地図読みの勉強がまだまだ足りませんな。

橋があり、もう目前は如何にも山の手らしい高級な住宅が並ぶ。
橋の手前に山の水が流しっぱなしの水場があったので、有り難く使わせて頂く。
そばにいた地元のオジサンと暫し腰痛や膝痛に効果的なサポートタイツの話しで盛り上がる。

@14:38
長峰坂を下り阪急六甲駅方面へ。
都会に出た途端に迷いまくる。人に道を尋ねる。

@15:10
ようやく六甲駅に辿り着く。
登山靴での町中歩きは疲れます。駅にて休憩。
15:29乗り込む。

@15:58
梅田駅。さっきまでの静寂が遠い過去に。

@16:35 自宅到着。

△△△
最標高:摩耶山(698.6m)

全歩行距離:約13km(布引入り口~六甲駅)
全歩行時間:7時間5分
(休憩・食事・駅までの迷い時間含む)

使用地図:山と高原地図No.48/六甲・摩耶

△△△
単独行。こりゃ良いですね。また行くぞ。
  1. 2013/12/29(日) 23:02:26|
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旧ブログより 2010年9月17日~19日 八ヶ岳・赤岳~横岳~硫黄岳 小屋泊縦走

2010年9月17日~19日(金)

八ヶ岳連峰 南八ヶ岳
赤岳~横岳~硫黄岳 縦走コース

△△△
登山を始めてから一年が過ぎた。きっかけは昨年6月に訪れた北八ヶ岳。
山々に囲まれた景色が素晴らしいからと相方に誘われ、蓼科の女神湖のそばにあるホテルに泊まった。
雨が降ったり止んだりで霧も出ていたが、夜中、窓を開けると月明かりにうっすらと見える真っ黒な山。
不気味で幻想的で、荘厳なその存在感。言葉もなく、ただただ何度も何度もジッと見つめていた。
朝目覚めると快晴。すぐさま窓の外を見る。
そこには夜中に見えていた山が、青々とした優しさに満ち溢れた表情で聳えていた。
そしてロープウェイに乗り北八ヶ岳の坪庭トレッキング。
見上げれば広がる青空と山々。そして坪庭の奥に映える八ヶ岳の山容の美しさ。

あのホテルから見えた山。調べてみたら、北八ヶ岳の一番端にある独立峰、蓼科山だった。

僕はスポーツ、運動には殆ど興味が無いが山の存在はとても大好きだった。
というのも、生まれ故郷のそばに生駒山があり、子供の頃から数え切れないくらい登っていたからだ。
大人になり、大阪市内で暮らすようになってからも幾度となく登っている。
また、相方も生まれ育った故郷が山合いで、山には慣れ親しんでいた。
お互い寺社巡りや下町散歩が好きでしょっちゅう出歩いており、
生駒山はもちろん、ちょっとした高原チックな所にも行っていたが、
いつの間にやら気がつけば山の虜になっていた。

さて前置きが長くなったが今回は8月に行った木曽駒ヶ岳に続いて、
登山を始めるきっかけとなった八ヶ岳に行ってきた。
木曽駒山行は記念すべき初の信州アルプス登山。
楽しかったし、悪天候の中の山行は非常に良い経験になり記憶に残るものだが、
やはり好天気のアルプスを味わいたい。しかし来年夏までは待ちきれない。
ならばこの9月の連休に行ってしまおう、いや、なんとしても行きたい!
晴れを願っていざ出陣と相成ったのだ。

△△△
八ヶ岳(八ヶ岳連峰)は長野県、山梨県に跨って存在していて、南北に約30kmに渡って峰々が続いている。
他の山系とは繋がっておらず、独立しているので八ヶ岳連峰オリジナルの植物や花も多い。
八ヶ岳は北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けて語る事が山屋の世界では一般的だ。
最北端の独立峰、蓼科山(2530m)から天狗岳(2646m)が北八ヶ岳(正確には夏沢峠が境目)。
樹林帯や草原が広がる、ゆったり穏やかで優しい山容。私達が昨年歩いた坪庭も北八ヶ岳。
縞枯山(2403m)と雨池山(2325m)の間にあった縞枯山荘を見た時のあの感動。
おお、これが山小屋か!と心ときめいた事を思い出す。

そして硫黄岳(2760m)から八ヶ岳連峰の主峰となる最高峰・赤岳(2899m)を経て、
最南端の編笠岳(2524m)が南八ヶ岳。
北八ヶ岳とは違い岩稜、岩々剥き出しの険しい表情を持ち、危険な岩場が多く、
事故も頻繁にあるがその醍醐味と山容の美しさから登山者は絶えない。
もちろん穏やかな北八ヶ岳も静かな山行が楽しめとても人気だ。
また、日本最高所にある温泉、本沢温泉(2150m)や夏沢鉱泉、赤岳鉱泉などもあり、
苦労して険しい山奥まで登ってきた者のみが味わえる秘湯も人気の理由だ。

山小屋も沢山あり、色んなルート、コースもあり、
しかも春夏秋冬と、通年登る事が出来るのでビギナーからベテランまで、
そして観光客も充分楽しめるので何度も繰り返して足を運ぶ八ヶ岳フリークも多いのだ。

因みに山の専門誌や地図などによると北八ヶ岳は初級者コースが多く、
南八ヶ岳は中級~上級者コースが殆ど。
私達のコースは中級~上級者向けで最高難易度五つ星中、四つ星をマーク。
八ヶ岳ホームページを見ると八ヶ岳の中では難易度が一番低いコースとしている。

△△△
今回はその八ヶ岳の主峰、南八ヶ岳にある赤岳(2899m)を目指す。
美農戸口(1720m)から地蔵尾根を経て赤岳頂上へ。
そばにある赤岳頂上山荘で一泊、2日目は主稜線を北へ横岳(2829m)から硫黄岳へ、
硫黄岳(2760m)より赤岳鉱泉へ下り美農戸口までといった八ヶ岳一番人気の縦走コース。

メジャーな縦走コースだがいくつか不安もあった。
約18kmもある長距離コース、標高差もおよそ1200m弱。
一泊するとはいえ、これまでの山行で最も長い距離を歩く。
標高差は伊吹山ほどもある。伊吹山は中々ハードな山だが、
それと同じくらいの標高差を3千メートル級のアルプスを相手に歩かなければならない。

そして赤岳に至るルートと横岳のルート。
核心部となるこの二つのルートは岩場、鎖場、梯子場が連続。滑落、遭難事故が頻発している。

しかし先にも述べたように山小屋も多いし登山道も危険箇所はあるものの、
良く整備されており、地図が要らないくらい道標もしっかりしている。
三連休の上、人気コースとなれば人も多いので、
まだまだビギナーである私達には本場アルプス体験としては色んな意味で良い。

いろいろ不安はあるがそれを遥かに上回ってあのアルプスの山々の景観、
空気、ハードな登り、尾根道…が、本当に楽しみで楽しみでワクワクドキドキしてならない。
実際、今こうして思い出してもウットリ、ポカーンとなってしまう。

では山行記録を。

△△△
※今回も前回同様フル装備。秋も近いので薄手ダウンジャケットやフリースも用意。

9月17日(金)
第一日目

@16:55 自宅出発。
電車に乗り所用により江坂にいる相方のところまで。


@18:30 江坂より車にて出発。

@18:52 名神高速入る。

@20:18 養老SAにて休憩と夕食。21:05 再出発。

@21:25
尾張一宮あたりから東名高速へ入る。
平日ということもあって三連休前だが高速はガラガラ。軽快に走らせる。

@22:51 駒ヶ岳SAにて休憩。
前回の木曽駒ヶ岳山行でも利用した場所。23:13 再出発。

@24:00
諏訪インターを降り、ホテル・ルートイン諏訪インターにチェックイン。

@2:00 深夜、日付変わって9月18日就寝。
数時間後には出発だ。
寝不足が心配だが目指す山も高けりゃテンションも高い。ワクワクが止まらん。
さてどんな山が、景色が待っているやら…

△△△
第二日目

@4:30 起床。
眠いはずだが既に興奮状態。こうして書いていてもその時の感情が蘇ってきてドキドキする。
何故こんなに山は我々を魅了するのか。寝ても覚めても山の事でアタマがいっぱいだ。

@5:24 チェックアウト。装備なども最終チェック、いざ出発。
快晴!!明日も好天らしい!山に登りだしてからというもの、
天気予報は山に行く予定が無い普段でも入念に見てしまう癖がついた。


@6:26
赤岳方面の登山口となる美農戸口(みのとぐち)バス停・駐車場に到着。登山者が沢山。
ここから更に1時間ほど歩くとゲートと美農戸山荘があり、そこが最も登山道に近い登山口。
その美農戸山荘手前のやまのこ村という所に事前に駐車予約していたので更に車を走らせる。

少々道に迷い、ここか?
と思われた林道に突入するもあまりの道の荒れ具合に普通車はムリと断念。
美農戸口に引き返す。

予約して先払いしていたが致し方ない。ここまで来て何かあったら最悪だ。
しかし先程の林道、事前に調べていたやまのこ村への林道とはちょっと違ったような気も。

@6:43 美農戸口に再び戻り、準備。さあ出発だ。
ん?左に入る林道?道標を良く見ると…
美農戸山荘、登山口、それにやまのこ村と記してあるではないか!うっかり見逃していたぞ。
しかも正に事前に調べていた通り、砂利を敷いていたりコンクリで固められていたりと、整備されているようだ。
お!軽自動車も入って行ったぞ!これなら行けそうだ。いや行ってしまおう!
と、相方に話すなり早々に車に戻り改めてやまのこ村駐車場目指して林道へ突入。

しかし間違いだった。ガタガタの悪路が続く。慎重に慎重に走らせ…

@7:11 やまのこ村駐車場到着。
大変な悪路だった。ここら辺りまで行くには四駆や車高が充分な車でないとダメですね。
オフロードバイクなど逆に最高でしょう。
そう言えば昔はオフロードバイクに乗っていて、時折こんな林道を走っていたなぁ。
今思えば登山者にかなり迷惑かけたに違いない。

@7:17 いよいよ登山開始。赤岳山頂目指していざ!

@7:28
舗装された林道を少し進むとゲートのある美農戸山荘(1720m)へ。
山荘を過ぎるとすぐに登山口が。南沢ルートと北沢ルートの南北に別れている。
私達は南沢ルートへ。樹林帯が続く沢沿いの道を歩く。

八ヶ岳は麓から中腹までが樹林帯で苔むしていたり、
静かな山深さを感じる森と水が豊かな雰囲気が良い。
中腹からは森林も無くなり低木が出てきて高山植物なども現れる。
山頂まではハイマツがあり岩剥き出しの岩稜帯となる。
日本の山の特徴をいっぺんに楽しめるのだ。

@8:29 小休止。
急登もちょくちょく。のんびりと歩く。
老若男女、登山者が五月蝿いほど大勢でもなく、
寂しいほど少なくもなく適度にいて、若者たちも静かにはしゃいでいて。
皆さん思い思いにこの朝の山の静寂を壊さないよう楽しんでいる。
8:39 再出発。

@9:28 小休止。
ここで思わぬアクシデント。
相方が3メートルほど下の沢にカメラをゴロゴロと落とす。
幸い草木がクッションになりカメラはなんとか無事だったようだ。
こういう時って人間は一瞬固まってしまうんですよね。
あっ と声にならない声を出してゴロゴロ転げ落ちるカメラをただジッと見ているだけ。
9:43 再出発。
カメラ滑落遭難、救出の為少々長めの休憩。

これといった険しいところは無いが急登がちょいちょい。
エッチラオッチラ進む。途中、橋や丸木橋なんかがあって沢を渡ったり。
アルプスのこの雰囲気、溜まりません。

赤岳が男前な顔を覗かせる。素晴らしい山容。

@10:48 小休止。
樹林帯が開けた広い沢沿いの場所でひと息。
ヘリポートがそばに見える。山小屋の荷物やレスキュー用に使われているそうだ。
ヘリポートがあるという事は、もうひと踏ん張りで最初のポイントとなる行者小屋だ。
赤岳も見えている。10:53 再出発。

@10:59 行者小屋(2354m)。
ここで大休止・昼食。さすがにアルプス、結構ハード、結構な距離。
もう既に一つの山を登り終えたようなこの疲労感がたまらなく心地良い。

登山口の美農戸山荘や、この行者小屋。昨年から山の専門誌などで八ヶ岳・赤岳ルートは何度も目にしていた。
山登りを始めた頃はこんな所、まだまだムリ、先の話だ、なんて思っていて憧れの地だったのに、
それが今、自分がその場にいるのだ。嬉しさで胸がいっぱい。感慨深い。

坂を登りきると左に小屋が見えた。
おお!これがあの行者小屋か!賑わってる賑わってる。

小屋の前には木のテーブルやらベンチが幾つかあって好きに食事して良いのだ。
もちろん小屋が作っているご飯も食べられる。おでんも売っている。
トイレも水洗!水場もしっかりある。
右手周辺にはテント場がありテント泊の皆さんが。う~ん羨ましい。

ドーンと目に入った赤岳(横岳)。その迫力。言葉を失った。
独特の真っ赤な険しい山容。火星か何かのようだ。
赤茶けた岩剥き出しの、正に赤岳。
なんとも実に誇り高く美しく異様なSFチックなその姿に一目惚れしてしまった。

目前に迫るように聳えているがここでようやく標高差半分。
残り半分、強烈な道のりが待っている。とにかく昼飯だ。
11:58 再出発。いざ核心部へ。

行者小屋の裏から地蔵尾根へ入る。赤岳の主稜線まで駆け上がるように伸びる強烈な急登だ。
う~んキツい。暫く進むと樹林帯も突然消え、目前に急傾斜の鉄階段。

急傾斜では下手に斜面に沿って取り付くと、
自身も斜面と同じ角度となるので滑りやすく非常に危険だ。
斜面から体を離して真っ直ぐ角度をつけなければならない。

何度か話しているが私は高所が非常に苦手だ。しかしそれは都会での話し。
今のところ不思議と山ではあまり怖さを感じない。
まあ断崖絶壁にぶらりとかいうのは想像しただけでも怖いですが。

次に鎖が取り付けられた斜面。岩場登りだ。そしてまた急な階段。
いや、さっきから階段と言っているが実際は梯子に近い。
この設備が無ければ急傾斜の岩稜はもっと危険だ。本当に有り難い。

しかしまあこの高度感。
スリル満点(一歩間違えば最悪命は無い)でヒヤッと一瞬足がすくむが、この景色よ。
清々しい風。眼下に浮かぶ雲。行く先には威容な赤岳。
さあ、ここまでおいで、と手を広げて待っている。

@12:40 小休止。
登っている最中も何度も立ち止まって振り返っては景観を味わってしまう。
アルプス初心者丸出し。12:50 再出発。

@13:36 地蔵の頭
ハードな急登の地蔵尾根を登りきり主稜線に出ると地蔵の頭と呼ばれる分岐に。
地蔵仏がいらっしゃいます。左が横岳方面、右が赤岳方面。

木曽駒ヶ岳山行では悪天候の為無理だった、念願の稜線歩き。
この全身を抱かれるような景観。なんと言えば良いのか。
左手に続く尾根道は幾つかの峰が連なる横岳、そして硫黄岳へ。
その下には赤岳鉱泉の小屋が目に入る。

右手に続く尾根道には赤岳展望荘が見え、
そして緩やかな稜線の向こうにグンと一気に急な角度をつけて天を突くように岩稜帯が伸びている峰。

そのてっぺんにちょこんと乗っかっている小屋が私達が泊まる赤岳頂上山荘。そして、赤岳の頂上。

飛び跳ねて叫びたい気持ちをグッとこらえて一歩一歩踏みしめて歩く。
いやしかしどうしてもウキウキ浮かれてしまう。せめてスキップくらいさせて欲しい。

@13:50
赤岳展望荘裏の斜面そばにて小休止。14:22 再出発。

岩稜の痩せ尾根もある稜線を堪能。
右側斜面は火星のように赤々としたSF岩稜帯。
場所によってはかなりズドーンと切り立った崖になっている。吸い込まれそうだ。

ガスがこちらに向かってきた。
ガス(霧)は、樹林や草木、下界が朝からの気温上昇とともに暖められ、
水分が蒸気となり現れる。要するに雲です。

@15:10 赤岳山頂(2899m)
展望荘を過ぎて、ここ赤岳山頂に至るまでの登りがまた凄い。
キツい急傾斜の岩稜、岩場。立ち上がると高度感も強烈。

足がすくんで動けなくなっている若い登山者やら震えながら四つん這いで登る人も。
山頂から下りてくる人の中には身動き出来なくなってたりする方もいるが大抵の登山者はスイスイ行ってます。

ロッククライミングや沢登りは特殊なので別として、
実際、基本的に山登りに特別な技術は必要ない。
万全の装備としっかりした注意力、少々の体力、気力があれば誰だって登る事が出来る。
この軟弱極まりない僕ですら何とかかんとか登れているのだ。
一度で良いから、この何ものにも代え難い感動を体験して欲しい。

しかしまあこの景色!展望!ホンマね、なんちゅったらエエんやろね。素晴らしい!

岩稜を登り終え、頂上山荘を横切り、痩せた岩稜尾根を少し行くと一等三角点のある頂上に。
赤岳の頂上は小屋前の北峰と、神社と一等三角点がある南峰の二つのピークがある。

山頂付近はガスっていたが幸運にも晴れ間が。

おお、よく来たな。初心者の癖に頑張りおったなあ。
待ってたぞ。と歓迎してくれているようだ。

頂上の神社に手を合わせ、山荘へ。

@15:27 赤岳頂上山荘
300人近く泊まれる大きな山荘。入ってすぐ横にストーブ。暖かい。
木曽駒の頂上山荘はかなり寂れた雰囲気のシブい小さな山荘で、
まさしく山小屋といった趣きがありとても素敵だったが、
ここも文句なしだ。食堂からの展望も抜群。

山小屋も様々で、下の赤岳展望荘にはお風呂もあるし個室もある。
北アルプスの白馬岳("はくば"ではなく、しろうま)には
レストランがあったりして旅館並みの設備の山荘もあるらしい。

しかし基本的に山小屋には最低限の設備(寝床、食事、トイレ)だけというのが山の常識だ。
それこそ無人の避難小屋など、建物以外何も無い。

山では原則全て自力。自活。

屋根のある雨風をしのげる、暖かい場所を提供して頂けるだけで、本当に有り難いものである。

山荘の中は三連休とあって満員。予約しておいて良かった。
名前を呼ばれ部屋に案内される。二段になった寝床の上。
大部屋は人でいっぱい。二畳分で3人が寝る。
左に相方、相方の隣は単独の女性、僕の隣は年配のご夫婦。

一先ず荷物や靴を片付け、更衣室でカラダをふき入り口そばにある喫煙ルームで一服。
窓の向こうには権現岳、編笠岳へと続く稜線、さらに向こうに南アルプス。

入り口を出て正面には北アルプス。
右手遥か向こうにはドーンと大きく裾野が広いドデカ過ぎる富士山が。
360度、山、山、山。そして山。
日も少しずつ傾いてきて、山肌を紅と金色に染めていく。
日の当たらない山肌が黒緑に陰ってゆく。
ガスが山を駆け上る。一段と冷たくなってきた風がカラダをすり抜ける…

もう、何も要りません。

@夕刻(時間不明)
むむ?なんだか外が騒がしい。
小屋の前や北峰に絶え間なく登山者がいるのだが突然わぁわぁとざわめきだした。

えっ!?…
まさか、ひょっとしてアレか?!!

急いで外に出ると、なんと『ブロッケン現象』が!!!
慌てて相方を呼びに戻る。

カメラ!カメラ!ブロッケン現象や!

えっ!うそ!

二人急いで外へ。間に合った!
この現象に遭遇出来るとは。
僕もついに今日で一生の運を使い切ったか。

@17:30 夕食。
待ってました。
豚生姜焼き、ワカメのお浸し、シュウマイ、
付け合わせのスパゲティ、キャベツの千切り、味噌汁。
ドバイの石油王がどんな豪勢贅沢極めた料理を食べているか皆目分からんが、
山で食べるこのメシの美味さには絶対に適わない。

@19:25 就寝
……しかし21時過ぎ、
30名はいるだろう満員の部屋のこの暑さに起きてしまう。
結構な人数が同じように起きていた。
寝苦しい。耐えられず喫煙所へ。山小屋で働く青年と23時頃まで会話をする。
北海道出身の彼は世界中バックパッカーを続けているうちに登山に興味を持ち、
八ヶ岳の魅力にハマり、山小屋で働いているのだそうだ。
僕が来る少し前、ガスが切れて星空が見えたらしい。お喋りが好きな情熱いっぱいの青年。

ボク、今までに無いアウトドアのライターになりたいんです
と、熱く夢を語ってくれた。

部屋にこっそり戻り寝たり目覚めたり。そうこうするうちに朝が近づいてきた。


△△△
9月19日(日)
最終日

@4:19 起床
連日寝不足。だが気分は爽快。朝食の前にまずは御来光だ。
初めて見る御来光。気温は冬並み。風に晒されていると手は悴み耳は痛くなる。
空は少々霞んではいるが好天。

ゆっくりと流れる雲海。現れる真紅の太陽。
光が天空の海に広がり、山肌を徐々に照らす。
言葉なし。ただただ溜め息。

@5:50 朝食。
ワカメスープ、鰯の煮付け、のり、昆布の佃煮、梅干し、ほうれん草のお浸し
ハリウッドのセレブリティ女優が果たして如何ほどの贅沢な料理を召し上がっているかトンと分からぬが、
この、何とはないメニューの山食(やましょく)には是が非でも適うまい。
食後、一息ついて荷物をまとめる。

行かれますか。

入り口で昨夜の青年が声をかけてきた。

ありがとう。お世話になったね。頑張って下さい。

山小屋のご主人にも挨拶。
ありがとうございます。大変お世話になりました。
また、来ます。

@7:05 出発。
昨日登ってきた赤岳の急峻な岩稜を下る。
あれだけの急斜面の岩場だから、さぞ下る方が危ないだろうと思っていたが、これが案外大丈夫。
スリリングな高度感も心地良く、360度の峰々、山並み、眼下に広がる雲海を楽しみながら一気に下る。

@7:35 小休止。
昨日と同じ、赤岳展望荘の裏にて一息。7:45 再出発。

地蔵の頭にて地蔵仏様に挨拶。
昨日は通り過ぎただけだったので。
無事下山出来ますように。

さて、ここから赤岳を背に主稜線を横岳へ。
昨日の赤岳へのコース以上に次々とスリリングな岩稜歩きが待っている。
また、ゆったりとした尾根道もあり、夏は花畑が広がっている場所でもある。

梯子場、斜面をトラバース、岩稜登り、鎖場、
かなり狭い痩せた岩稜尾根のてっぺんに登り、また梯子場。
途中の崖そのものの様な、ゆうに50m以上はある岩稜登り!最高だった。

登りきったところで赤岳頂上山荘のご主人に会う。ちゃんと僕たちの事も覚えてくれていた。

これから夏沢の方まで行かれるそうだ。
山小屋で働く人にとってここは仕事(営業)で行き来する日常の道。
足元は釣り人が履く長靴。装備はウエストバッグのみ。プロは違う。

しかしさっきから何だこの楽しさは!
尾根の両側がずっと下方まで落ちているこの高度感。
切り立った崖っぷちスレスレなところも時々あったりするが、
注意して慎重に足を運んでさえいれば問題は無い。

岩に、地に、手をかけ足をかけ一歩ずつ、一歩ずつ。
この楽しさたるや。

全身を駆け抜け、胸を焦がし、無心の境地になるこの感覚を、本当に何と言えば良いのか。
身体の中に宇宙がある。身体の深淵から湧き上がる無限大の小宇宙。
苦労して山中を歩いている時、命そのものが全身全霊で声をあげ、
身体中の細胞の隅々まで、ああ生きている!と感じる事が出来る。

@9:12 小休止。
幾つかの峰からなる横岳。その一つ、日ノ岳にて一服。
標高は2750mくらいか。これから向かう方向には硫黄岳。後ろには赤岳。
その向こうに北岳が悠然と構える南アルプス。

正面のずっと向こうには北アルプス。快晴でくっきり。
槍ヶ岳、大キレット、穂高岳、ジャンダルム!見える見える!

日本で最も危険な大キレットやジャンダルムは、
僕たちには一生無理だし恐ろし過ぎて行くつもりは無いが、
沢山経験を積んで槍ヶ岳、穂高岳にはいつかきっと…。

9:22 再出発。
時折ホシガラスが飛んでます。
昔は、ハイマツを燃やして雷鳥を焼いて食べていたそうだ。

今は雷鳥は特別天然記念物に指定されている。

@9:52 三叉峰(さんしゃみね/2825m)。
日ノ岳のあと鉾岳を過ぎ、そま添尾根との分岐、三叉峰に。

休憩に限らず、ちょっと歩いては立ち止まって景色を堪能。
相方も写真を沢山撮っている。

赤岳からの横岳、硫黄岳へと続くこの尾根道は危険な箇所が沢山あるものの、
ストレートに歩けば2~3時間で終わってしまう。
しかし、ただ通るだけなんて、余りに勿体無さ過ぎるとは思いませんか。
めったに来れないのだし、のんびり楽しもう。

@10:28横岳山頂(2829m)
岩稜、梯子場を過ぎ、横岳の主峰となる、奥の院に。
素晴らしき展望。

岩々稜線道歩きはまだ続く。
岩稜のてっぺんに出て梯子を下りる。
相方は岩稜に登らず右にある橋でトラバース。

この後に続く岩場がまた強烈。最後の核心部だ。
まるで薄い板を立てたような一枚岩の岩場を上がり、乗り越えて反対側へ。
そこから岩稜を登ると今度は10メートルほど切れ落ちた下り。

いや実にたまらんです。
相方も、コワいコワいと言いつつ小さい身体で此処までの道のりを踏破。
何キロもあるフル装備のザックを背負い、
前には重い一眼レフのカメラが入ったウエストバッグを装着しているというのに、大したものです。

さてここでアクションいっぱい、スリルと楽しさ満載のコースももうすぐ終了。

行く手に続くは穏やかな、尾根道!
秋が近いだけに花畑は殆ど無いものの、この清々しさよ。硫黄岳も随分と迫ってきた。

暫しほっこり歩いていると、なだらかな台座の頭に。

@10:55 台座の頭(2795m)にて小休止。
11:15 再出発。

核心部が終わって緊張が解け、眠気が。天気も良いし、連日寝不足がたたったようだ。
振り返るとずっと歩いてきた道が。下方に行者小屋。テントが小さく小さく見える。
あのもっと下からやって来たのだ。そして急登の地蔵尾根。赤岳…。相方も僕も良く頑張った。

@11:53 硫黄岳山荘。
山荘横で大休止・昼食。

相方は持参のシングルバーナーでカンタン調理。
私は眠気がピーク。しんどいので山荘にてうどんを注文。
13:11 再出発。

ザレた坂道、ガレた緩やかな坂道を下りる。
次の坂を上れば硫黄岳はもう目前だ。眠気も過ぎ、元気も出てきた。

岩々のだだっ広い坂を上る。一定の距離を置いてケルンが。立派なケルンだな。
ケルンとは、小石や手頃な石を道標や記念として積み上げたもの。
三角錐状になっている事が多く、高山、里山問わず登山道に存在する。

@13:40 硫黄岳(2760m)
春に登った北生駒のミニアルプス・ミニ縦走は別として(これはこれで里山ならではの魅力に満ち溢れている)、
初の本格的縦走、達成。

しかしまだまだほんの序の口だ。

いつか八ヶ岳全山縦走をしてみたい。
だがロングトレイルの手始めに先ずは生駒縦走、六甲縦走を達成したいところだ。

さて硫黄岳。広々としたこの頂上。いや、頂上、山頂というより高原のようだ。
風こそ冷たいが天気も良く、ポカポカ陽気。登山者があちこちでゴロゴロ陽向ぼっこ。

硫黄岳にはもう一つ大きな魅力がある。噴火した時に出来た爆裂火口だ。
噴火で削れた絶壁が下方の本沢温泉まで標高差600mほどもある。

ロボット雨量計跡を見物、赤岳鉱泉へ至る下山道を確認し、
爆裂火口へ。山頂の端まで続いている。
なんだコレは一体。桁外れのド迫力のスケール!
本当に絶壁。スパーッと切れ落ちている。
どうしても我慢出来ず、立入禁止のロープを越えて絶壁のギリギリまで行って覗き込む。
…ゴク…ゾゾォー…

こんな事、絶対にしてはいけません。落ちた人もいると聞きます。

オシッコ&ウンコをいっぺんにちびりそうな恐怖。素早く相方に写真を撮ってもらう。

赤岳の山容もそうだったが、まるで違う星にワープした気分になり、
映画『猿の惑星』や『ピッチブラック』をふと思い出す。

さてさてもう暫らくこの"高原山頂"でほっこりしたいので休憩だ。

赤岳が遠くに見える。登ってきた地蔵尾根が下方に続く。
来た道を目で辿る。

…あんなところから来たんやなあ。そうか、もう下山か。なんか寂しいなあ…。

ずっとこうしていたいが、そうはいかない。
赤岳~横岳、そしてこの硫黄岳までの道筋を何度も目で辿る。

別れ惜しいが硫黄岳山荘で食事休憩した時間を入れると随分長居している。
ここからがまた長い道のりだ。もう行かねばならない。

…しかしもうちょっと見ていたい。

@14:26
赤々と聳える赤岳・横岳の峰々を背に、下山。
別れを惜しんで何度も振り返る。

少々足早に下る。下山時が最も遭難事故が多い。
疲労と同時に、もう下りるだけという油断が生じるからだ。気を引き締めて慎重に行こう。

だんだんと樹林が出てくる。登山道は岩々とガレた急坂もあり。『山深い』感じに。
しばらくすると白い砂地の分岐へ。結構広い鞍部になっていて、登山者が集っている。
左に爆裂火口を見上げ、正面から右手にかけて横岳、赤岳を望める。
後方は夏沢鉱泉、峰の松目(2567m)、赤岩の頭(2656m)。
ほんのちょっぴり景観を楽しみ、最後にもう一度赤岳の峰々に別れを告げ、
勝手に再会を約束。目に焼き付けるように見つめる。

どんどん木々が増え山深くなる登山道を進み、標高を下げる。
美濃戸まで大変な距離がある。日暮れも近い。すれ違う登山者も一気に減った。
同じ下山者で先に行ったのが数人、登ってきたのは年配のパーティー1組のみ。
とにかく先ずは赤岳鉱泉だ。
しかし焦らず"ゆっくり"急がなくては。最悪、赤岳鉱泉でもう一泊すればいい。

もう完全に樹林帯の中。赤岳鉱泉はまだか?長い道のりだ。と、沢の音が聞こえ出す。

おお!やっとジョウゴ沢だ。
テントを張っている人がいる。沢を渡る所にはカップルも。

@16:08 赤岳鉱泉
小休止。温泉のある人気の山小屋。
なんだか久しぶりに聞いた気がする人の声。ホッと一息。
16:22 再出発。

ここから北沢ルートをひたすら真っ直ぐ。行きの南沢ルートよりも長い。
夕暮れはもうそばまで来ているし、足早に歩いては行くが、もうこうなったら構わんぞ。
ツェルトもあるし、ヘッドランプもある。食料もバーナーも、ナイフだってある。
相方も僕もそれぞれ自分のをちゃんと持ってきているのだ。

もし迷ったり、完全に山中ど真ん中で真っ暗になったり、
なんて事になった時はビバークすれば良いだけの事。
熊が怖いですけどね。

南沢ルートの名物、沢に渡している橋が次々出て来て楽しい。
一組の親子とすれ違う。
こんな時間から登っているところを見ると、赤岳鉱泉でテント泊だろうか。

私達もテント泊がしたい。テントがあれば、
今日みたいな時も余裕だ。宿泊代も要らないから安上がり。

山深い樹林帯の登山道を沢沿いにグングン下る。
赤岳鉱泉以降、急坂は無いが岩々したガレた細い道が続く。これがまたたまらない。

日暮れもだいぶ迫って来たようだ。
10基ほどの橋を渡り、グングン標高を下げると、
人里、人工物の気配がしてきた。砂防ダム、車もある。

さらに下ると堰提広場に。ようやく北沢ルートの半分を過ぎた。ここで小休止。
もう間もなく暗くなりそうなのでヘッドランプ装着。
相方にはクマ除け鈴も準備してもらう。
ソーセージを食べようと思ったが肉気の匂いはヤバいので控える。

ここからしばらく進むと林道に。車や納屋が。
山小屋のスタッフのものだろう。

ヒャ~しかし長い。どこまで続いておるのだ。
辺りはかなり真っ暗に。
なんだかんだしているうちに、南沢と北沢の登山口分岐に。

@18:15 美濃戸山荘
ハァ~!いやぁ実に長い!長かった!
何とはない平坦な道、楽なんだけどある意味、登山道より疲れるのだ。

@18:23 やまのこ村到着。
無事下山。

やまのこ村小屋に駐車場代金の確認。飲み物を買い、
車にザックを下ろし、さあ大阪まで。
この後疲れた体に鞭打って車を走らせる相方には本当に頭が下がる。

@18:42 出発。
ここから美濃戸口バス停までが大変だった。
そう、あの、悪路の林道だ。
慎重に慎重を重ねて超ノロノロ運転。

この帰りの悪路が今回の山行で最もハードで緊張の連続だった。いや真面目な話しです。
途中車体の下をガツッと擦ったが、まあなんとかクリア。

※後日、相方が車屋さんにて点検、異常無しとの事で一安心。

@19:15
名前は忘れたが、もみの湯なる日帰り温泉にて入浴、暫し休憩。
このひととき。登山の後の風呂に勝るもの無し。
スッキリ爽快!コーヒー牛乳が美味い。20:52 再出発。

@21:15
道中のファミレスにて夕食。
何を食っても美味い。ゾンビ状態で貪る。22:00 再出発。

@22:06 諏訪インター入る

@23:24 恵那峡SA(えなきょう)にて休憩。
23:53 再出発。

日付変わって9/20
@1:14 多賀SAにて休憩 1:30 再出発。

@3:10 自宅到着。

最高の山行だった。
言葉無し。感無量。
未だに思い出しては胸が熱くときめきます。


△△△
@最高峰;赤岳(八ヶ岳)2899m

※縦走/3座
赤岳(2899m)
横岳(2825m)
硫黄岳(2760m)

@最標高差:1179m
美濃戸・登山口より赤岳まで


@全歩行距離:約18.5km
@全歩行時間:9月18日/8時間
       9月19日/11時間10分
※いずれも食事、休憩など含む。

@使用地図
国土地理院2万5千分の1地形図:
八ヶ岳東部
八ヶ岳西部

山と高原地図:No.32/八ヶ岳
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旧ブログより 2010年8月13日~15日 中央アルプス・木曽駒ヶ岳 霧ヶ峰・車山

2010年8月13日~15日

中央アルプス・木曽駒ケ岳 霧ヶ峰・車山

初めて長野のアルプスに訪れた昨年6月。
それから山の魅力にハマり、近畿の山を幾つか登り、1年2ヶ月振りにアルプスに行って参りました。

場所はアルプス入門と言える、中央アルプス最高峰の駒ケ岳(木曽駒ケ岳/標高2956m)。
日本百名山に数えられ、標高2612m地点の千畳敷カールはロープウェイで行けるので観光地としても有名。
山頂までの距離も短く(千畳敷から標高差は僅か344m/約5km)、
天候が良ければビギナー登山者や軽装な観光客も山頂まで登ろうと思えば登れてしまうため、遭難事故も多い。

特に駒ケ岳途中にある宝剣岳(2931m)は岩場だらけの険しい岩稜、かなり危険な鎖場もあり、
毎年事故が絶えず、最も滑落事故の多いところとしても知られている。
標高200mの里山でも高山でも、何であれナメてかかってはいけないのです。
増してや駒ケ岳は標高差も距離も僅かとは言え3千メートル級の山ですから、
ニュースなどでご存知のように何かあった時は桁違いに大変な事になります。

という訳でビギナーなりに出来る限り万全の装備で臨みました。


△△△
装備一覧
※どんな山行でも常備しているモノ。
相方もほぼ同じ装備です。


※ザック(今回は40Lの容量のザック使用)

@パックライナー50L用
(防水袋。ザックの中にこれを入れてその中に荷物を入れる)
因みに濡れてはいけない荷物は予めこまめにジップロックなどのビニールに入れています。

※救急セット
(鎮痛剤,胃薬,下痢止め,眼薬,絆創膏,包帯,三角巾,テープ,ピンセット,ホッカイロ,虫刺され他皮膚炎用軟膏)

@ポイズンリムーバー
蜂や蚊などに刺された時に毒を吸い取る器具。

※エマージェンシー・シート

※十徳ナイフ

※ツェルト(簡易テント)
※ツェルト用ペグ6本
※細引き
(4ミリのロープ10m)

※靴紐予備

※ダクトテープ,ガムテープ

※ゴアテックス・レインウェア

@日焼け止めクリーム,リップクリーム(メンタム)

@歯ブラシと歯磨き粉
因みに山小屋では洗剤や歯磨き粉などは環境保全の為、使用禁止。
山小屋一泊くらいならもう歯磨きしません。下山してから歯磨きします。

※おやつ
(ドライフルーツとナッツを混ぜて一袋,アミノバイタル粉末1袋)

※非常食(おやつ又は食事も兼ねている)
(アミノバイタル,ソーセージ各2個,飴数個,クッキー数枚)

@昼食食材(味付・具材付パスタ2袋)

※水2L+ペットボトル1本
(ハイドレーション,500mlのポカリ)

@バーナーとガスカートリッジ1個(相方共用)

@コッヘル1個とお箸

※ティッシュ,ウェットティッシュ

@お尻拭き用ウェットティッシュ(トイレットペーパーは相方所持)

※タバコ数箱と携帯灰皿

※ライター,マッチ
(電子式1個,石2個,金属マッチケースにマッチ)

※国土地理院発行 2万5千分の1地形図

@山と高原地図

※コンパス
※登山用ソーラー時計

※防水メモ帳とボールペン
(山行記録と緊急時用)

※エマージェンシー・ホイッスル

※サングラス

※タオル2枚

@サブザック(10L)
@簡易バッグ(ホテルや山小屋内用)

※ゴアテックス帽子

※手袋
(夏用メッシュグローブと撥水グローブ,軍手)

※ヘッドランプ,手持ち用ミニランプ及び予備電池

@衣類,靴
行き帰り車中用:
綿パン,Tシャツ,パンツ(ホテル泊兼用),靴下,シューズ

前泊ホテル用:ジャージ(下),Tシャツ

予備・着替え兼用衣類:
メリノウール・ロングシャツ、フリース(ベスト)
メリノウール靴下、パンツ

ジャケット:簡易レインウェアにもなる薄手撥水加工ウインドブレーカー

※携帯電話
@ケータイの充電器

@耳栓(山小屋泊用)いびきなどで寝付きにくい時に備えて。

※ハンカチ
@クマ除け鈴
@盗難防止ワイヤーロック
(ザックを縛り付けます。最近は山でも盗難あります。)

※カラビナ(大小数個)
※ビニール袋数枚

確か装備は以上です。行き帰り車中及びホテル用の衣類と靴は車に置いておきます。
それ以外のモノは、登山中に身に着けるモノ以外全てザックの中。およそ5~8kgになります。

テント泊だと日数によりますが20~30kgほどになるそうです。
早くテント泊したくてたまりません。

あと、身内に山行場所などを事前連絡。
登山届け書(山行計画や名前、連絡先、装備など記入)も予め作成。

さらに今後の登山の為にも何かと役立つのでロープの使い方を事前練習。
基本的な、もやい結び、腰かけ結び、自在結び、テグス結びを繰り返し練習。
過去に建築現場の仕事をしていた時に覚えた自在結びや、
釣りに夢中だった頃覚えたテグス結びは思い出しました。

△△△
装備といい、事前準備といい、大変大げさなように思われるかもですが、
この『大げさ』~オーバースペックくらいが良いのです。
とは言え荷物は出来る限り軽い方が良い。もっと経験を積めば厳選されてゆくのでしょう。
1gでも減らしたいですから。

△△△
さてさて山行記です。

8/13(金)=第1日目=

@3時起床
@4:11自宅出発

@4:43 名神高速吹田IC(車中にて朝食)

@5:20 草津SAにて休憩,5:44再出発。

@6:40 岐阜県羽島市通過
@6:58 中央道(小牧)に乗る。

@7:10 虎渓山PAにて休憩,7:40再出発。
さっきからアルプスの山々が見えます。頂上付近には雲やガスが。
駒ケ岳ピンポイント天気予報では今日は曇り一時霧か雨のち晴れ。
明日、明後日は曇り一時霧か晴れ。微妙である。

@8:39 阿智PAにて給油,8:43再出発。

@8:45 長野県飯田市通過。

@9:08 駒ケ根市通過。

@9:09 駒ケ岳SAにて休憩,9:24再出発。

@9:27 駒ヶ根インターを降りる。

@9:30 前泊するホテル、駒ヶ根リゾートリンクス駐車場に到着。
渋滞だろうから早くても昼過ぎ、最悪15時あたり到着かと考えていましたが、
予想に反して殆ど渋滞もなく、早く着きすぎたくらいです。
ホテルのチェックインは午後3時。たっぷり時間があるのでホテル内のドリンクバーにて暫し休憩。
フロントでこの近辺の情報を訊き、観光マップを頂き、明日の山行の準備運動を兼ねて周辺散策とする。

@10:56 ホテル,駒ヶ池~光前寺~大沼湖~ホテルを散策
先ずは昼飯。地元名物となるソースかつ丼を食べに最も有名な『ガロ』というお店に行くがまだ開いておらず、
しかも待ち行列。たまらず隣の『すが野』にてソースかつ丼を食す。
率直な話し、イマイチ。ガロで食べたら良かった。
ホテル目前にある駒ヶ池は思ったより小さな池。畔でテントを貼っている人がいます。

光前寺には、霊犬早太郎の墓やヒカリ苔が。
「霊犬早太郎」の昔話はドリンクバーで絵本を読んで相方も僕も思わず涙ぐんでおったところ。
知らずにこのお寺に来て、早太郎の御守りが売っていたりお墓があったので手を合わせる。
もちろん光前寺自体にもお参りしてきました。

そのあと少々迷いながら大沼湖へ。ここも小さな湖。
周辺はリゾートとあって別荘や洒落たネイチュアーな店がちょこちょこあります。

@14:20
ホテルに戻る。車から荷物やザックを取り出し15時チェックイン。

@17:50
ホテル近辺から駒ケ岳や宝剣岳がガス(霧)で隠れたり、見えたり。
いつも阿倍野から見ている我が生駒山や六甲山とは違い、その桁外れの大きさに圧倒。
明日登るんだと思うとドキドキワクワク興奮して身震いします。

ひと息ついて天気確認。どうやら明日も明後日も曇り一時霧か雨!しかし行くしかない。
せめてロープウェイで千畳敷に行き高山植物のお花畑周遊コースだけでも見なければ。
軽くシャワーで汗を流して今夜の晩飯と明日の朝食をコンビニまで買いに行く。

@19時 食事。装備最終チェック。明日の準備完了。入浴。
@22:00 就寝。

△△△
8/14・第2日目

日本アルプスは4つありまして、
@槍ヶ岳や穂高連峰、上高地などが有名な北アルプス。

@八ケ岳(赤岳、権現岳、蓼科山など)。
八ケ岳は荒々しい南八ケ岳と穏やかな北八ケ岳があります。
近隣には霧ヶ峰(車山)や美ヶ原も。

@甲斐駒ヶ岳や北岳の南アルプス。

@そして、今回訪れたのは中央アルプス。駒ヶ岳、空木岳(うつぎ)、宝剣岳などがあります。

△△△
さてさて山行記です。
8/14(金)=第2日目=

@3:00起床
目覚ましをかけていたが気持ちが高ぶっていたせいか、3時前に目を覚ます。
真っ先に窓を開ける。う~ん小雨模様だ。分かってはいたがガックシ…。

木曽駒ヶ岳へは、麓から標高差2000mほどを登るという
非常に興味のそそる幾つかのルートもあるが、
僕たちビギナーは無理せずバスで、しらび平(だいら)まで行き、
そこからロープウェイに乗り換え標高2612mの千畳敷(せんじょうじき)まで一気に行きます。

ここのホテルは入り口の前にバス停があるのでとても便利。
むむ?確かフロントからモーニングコールがある筈だったが何もないぞ。
まぁ起きたから良かったものの、寝過ごしていたら観光客ラッシュに巻き込まれて大変だった。
山は早朝かなり早くから登るのが鉄則。午後から天候が悪くなる(急変する)可能性が高いからというのと、
何かあった時の為に時間に余裕があるに越した事はないからなどの理由です。高山ともなればなおさらです。

※帰宅するとホテルより丁重な謝罪文面が記された手紙が来てました。
いずれにしても登山者は自身で目覚ましかけて起きますから、念の為のモーニングコールです。
良いホテルでした。ありがとうございます。

@4:36
中央アルプス観光バスに載る。ホテル前バス停には雨の中、もう登山者が10数人待っている!
雨足も若干強くなってきました。
バスが着くと中には既に登山者でいっぱい!なんとか助手席シートに乗り込む。
満席状態で2つ目の駅からは乗車を断っておりました。
ぐんぐん山に入り標高を上げます。

@5:17 しらび平駅到着。標高1662m。
ロープウェイ乗り口となるバス・ターミナルは登山者と観光客(観光客までこんなに早くから!!!)で沢山。
もし1時間か2時間あとだったら恐らくバスはもちろんロープウェイも2時間待ちとかだったに違いない。
始発に乗ってもこの有り様ですからね。やはり人気なんですね駒ヶ岳は。

列に並びロープウェイ乗り場へ。
おぉ!頂上木曽小屋の、あのご主人が誘導案内しているではないか!
昨年夏、登山家の田部井淳子さんとルー大柴氏が山セミナー番組で泊まった山小屋のご主人だ。

ご主人の山小屋に泊まるんです、今日は山小屋に居ますか?
なんて話しかけたかったがバタバタしていたので断念。

と、中央アルプスロープウェイ観光協会の方らしき人が、

皆様ありがとうございます。本日はご覧のように残念ながら非常に天気が良くありません。
え~千畳敷は霧(ガス)が発生、雨もやや降っておる状況です。
現在千畳敷の気温は12℃、風速は10mと強風(…ここで周囲からどよめきが…)ですので、
千畳敷のお花畑を観光する方、登山の方、くれぐれも無理をせず、え~お気をつけ下さい。

という事だそうだ。参ったなぁ。
千畳敷で風速10mならそこより上の登山道や稜線は『最低10m』、
倍近い風速やも知れぬと容易に想像出来る。山頂付近ともなれば、かなり強烈に違いない。

まわりの登山者や観光客。楽しそうにしている人や慎重な面持ちの人、
ガックリな表情をしている人、そんな事知りませ~んとばかりにワァーキャーと騒いでいる人など様々。
う~む、何としても登ってやるぞ。ちょっと不安もあるがワクワク胸躍ります。

@5:30 ロープウェイ出発。
途中の景観はガスばかり。何にも見えません。

@5:39 千畳敷到着。標高2612m。
文明の力、恐るべし。あっという間にこんな所へ。

千畳敷ホテル真下の土産物屋や食堂のあるフロア内は登山者、観光客入り乱れ。
場所を確保して朝食を済ませ、レインウェアを着ていつでも出発が出来る状態で天候の様子を見ながら待機。

外に出ると強風。時折台風直撃のような突風が吹き荒れる。
左手に登山口兼お花畑周遊の、鳥居がある入り口が見えるがその先はガスで見えない状態。
雨はさほどでもないが時折ザーザー降りに。
気温も下界の猛暑など何処へやら。寒い。
気温が14℃で、風速10mだとしたら、風速1mで体感温度は1℃下がるワケだから、
体感温度はなんと4℃という事になる。

山と下界の温度差が一体どのくらいになるかというと、温度は標高100m毎に0.6℃下がるので、
例えば、標高931mの六甲山。メジャーな一般ルートなら適当な服装で登れてしまう山だが、
下界が30℃とすると、山頂はおよそ24℃。さらに風速5mの若干強めの風が吹くと5を引いて19℃となる。
汗びっしょりのTシャツでいたら、その温度差に1時間もすれば肌寒く感じてくるだろう。
さらに、もし何かあって夜となり下界が22℃ならば山頂は16℃。
さらに風速5mによる体感温度を引けば11℃となる。これはもう確実に寒いです。
つまり高山ともなれば、真夏でも低体温症になり最悪の事態に、というのがお分かりだろう。
しかし、しっかりした装備、服装であれば山は他では決して味わえない楽しさを満喫出来ます。

さてさて、しばらく外に出て様子を見たりしながら待機が続きます。
いつの間にかフロア出入り口に山岳指導員のオジサンがいて、
どうですかね~と訪ねる登山客や観光客に、
熟れた人ならまぁなんとか大丈夫ですが、霧も濃いし雨風も強いから、
あまり経験のない人はやめておいた方が良いですよ。と話してます。

登っていく登山者、登っていったけどヤバいと感じたか、戻ってくる登山者。
登っていく観光客、登っていったけどすぐさま戻ってくる観光客。
どうやら行ったままの登山者、行ったままの観光客。
と、様々だが、ここに来ている半分以上が待機、花畑周遊コースを散策程度にしている様子。

僕ももう待ちきれず、相方を待たせてちょっと様子を見に八丁坂手前まで行ってみる事に。

鳥居を右に折れ、強風とガスの中、登山道へ。山の斜面をトラバースするこの辺りは風は穏やか。
雨も時折強く降ったり風で強く感じるが、パラパラといった程度だ。視界は7~10mといったところか。
山道沿いに咲く雨露に濡れて風に揺らぐ高山植物のなんと愛くるしいこと!思わず顔がほころぶ。

こんにちは
こんにちは
おはようございます
おはようございます
あいにくの天気ですね
そうですね
お気をつけて

登山者同士でご存知山のご挨拶。山に行けばいつもの事だが、
なんだか、アルプスへようこそ、ついに来ましたか、あなたも今日からここの仲間入りですね
なんて言われている気がして馴染みの山の挨拶なのにちょっぴり高揚。

ん?今鳥の鳴き声がしたかと思ったが?こんな天候で?
おぉ!今目前でハトくらいの可愛い鳥が花畑スレスレに飛んでいった!何の鳥だ?

※ホシガラスです

八丁坂手前まで来たところで、急いで戻る。相方に駆け寄るなり、
行こう行こう!行けるよ!素っ晴らしいで!

@7:38 登頂開始。出発です。
登山道脇に咲く高山植物、ガスで視界は悪いとはいえこの景観!
うわぁ…。アルプス…。アルプスに来た!たまらんですなぁ!
相方もにっこり、早速カメラで撮り歩き。
=あの景色。山の匂い。ちょっときついけどあの風。流れる霧。
今こうして書いていても胸が高鳴ります=

@8:04 八丁坂
ここで少々雨がキツくなってきました。
急勾配の坂をジグザグに、えっちらおっちらと登ります。
両側に見える岩稜の美しさよ。
途中フラフラっとめまい(高山病の症状?)がし、息が切れたが直ぐに治る。

@8:40 八丁坂途中で休憩。8:50再出発。
無理せず定期的に休憩、こまめに水分補給。時折おやつ(行動食)。これ、大事です。

@9:03 乗越浄土(のっこしじょうど)(標高2860m)
宝剣岳・中岳・木曽駒ヶ岳の分岐となる場所。
開けたところなので一気に風が強烈にキツくなる。
しばらく進むと宝剣山荘が。
天候が良ければ山頂まで観光客が沢山居るらしいがこの悪天候、
先ほどの乗越浄土を境に居なくなった。

さぁ山頂までもう少し足を進めようと、宝剣山荘の左側の岩場に出る。
うわぁ!こりゃ凄い!想像を絶する風!
知識として知っていたが実際体験するとちょっと恐怖すら感じる。
さらに、時折襲いかかる強風に強風を上乗せしたような猛烈な突風は立っていられないほどで、
吹き飛ばされそうになりかがみ込む。まともに風を食らうと息もままならない。
ガスも凄い。まるで生き物のように次から次へと流れ襲いかかって来る。
ちょっと面白かったりもするが、これはひとまず宝剣山荘で待機を兼ねて休憩だ。

@9:12 宝剣山荘食堂にて休憩。待機。
中には同じ思いで休憩しているらしき人達や山荘に泊まっている人達で沢山。
軽装な観光客も若干居るではないか。何をしている、帰りなさい。
ストーブも炊いてくれていて暖かい。ホットミルクをすすり一息。
隋分長居した。外の様子を見に行き、体も暖まったし、もう行くことにする。
10:26再出発。猛烈極まる風雨の中、一歩一歩歩きます。ちょっと面白い。ちょっと怖い。

@10:47 中岳(標高2925m)
この天候の中、岩場の急登もあり、ビギナーには厳しい山行が続く。
猛烈な強風雨が初アルプスの僕たちへの厳しい洗礼のように叩きつける。
ん?ちょっと面白い。少し馴れてきたみたいだ。
猛烈強烈風雨に変わりなし。コワい、楽しい、コワ楽しい!
時折登山者とすれ違う。その度にちょっと安心だ。人が居る、という安心。
そうか、悪天候だけどこのくらいなら歩けるんだ、歩いても良いんだという安心。

後に聞いたが、中岳を過ぎたあたりで相方は、
もしこのまま天候が酷くなればヤバいのではと思い、かなり恐怖を感じたそうだ。
確かに。僕も頭の隅にはありました。逃げ場がないところでの遭難は、死を意味しますからね。
しかし、ちょっと馴れてきた僕たちは時折なんやかんや冗談混じりな話しをしながら
ゆっくりゆっくり歩いて行きます。あともう少しだ。

@11:20 木曽駒ヶ岳(標高2956m)
ようやく登頂。ついに来ました。中央アルプス最高峰!
2、3人登山者が。取り急ぎ駒ヶ岳神社に挨拶をして、頂上木曽小屋へ向かう。
猛風雨の稜線上を西へ歩き、少し下ると、ガスの向こうに赤い屋根。

白いペンキで屋根大きく頂上木曽小屋と描いている。
おお!これ、これ!写真やテレビで見たこの屋根!

@11:40 頂上木曽小屋に到着。
ちょうど泊まり客が出て行ったところ。
残念ながら、ロープウェイ乗り場で見たあのご主人はいないが、
味のある老いた小柄な主人がお出迎えしてくれた。シーンと静まり返った小屋内。
訊くと、
もう誰もおらん、あんたらだけじゃ。この天気ですしな。
まぁよう来なさった、とりあえず雨具やら濡れたもんここに吊してから上がりなさい。

僕たちが一番乗り。個室等はなく(殆どの山小屋に個室は無い)、大部屋に案内される。
うわぁここだ!と相方とニッコニコ。この入り口!
田部井先生、ルー大柴氏が入っていって、低く出てる柱に頭をぶつけないよう注意されるのだ。
と思っていたら、
柱あるから頭ぶつけんよう気いつけてな。一番奥から場所取ってやったらええわ
と主人。

大部屋は真ん中が通り道になっていて両側に上下二段になった雑魚寝の寝床が6つほど続く。
奥は平に両側4つの雑魚寝床。タタミ一畳分ずつ仕切りとなり、布団と毛布がたたんで置いてある。
この一畳分が、言わば自分の陣地、寝床となる。
窓のある一番奥からという事は…おっ!正に田部井先生が寝たところではないか!
相方と右側一番奥から二つ仕切り分並んで寝床とする。

食堂に行きひと息。温かいお茶と、かりんとうを頂く。
古くからある山小屋なのでボロボロな感じがたまりません。
古くてちょっと汚くて、しかしなんとも言えない可愛らしさ。

外は凄まじい風が吹いている。時折切れるガスの合間から景色が。小さな花たちが揺れている。
食堂の奥は厨房になっていて20代後半くらいの若い男性スタッフも一人。
しかしこの静けさ、時の流れ方。
しばらくすると、中年の男性二人組が。さらに50代くらいの夫婦。
そして単独行の中年男性一人。ひょっとしたら僕らだけになるかと思いましたが来ました。

@13時 食堂で昼飯。
大勢おる時はいかんけど今日はいいよ。
とご主人のお許しを頂き持参のバーナーで昼飯を作る。
午後になり外はさらに厳しい天候に。そんな中を、もう一人、
30才前後くらいの若い単独行の女性一人。
どうやら僕たち合わせて以上の8人が今日の泊まり客のようだ。
ゆっくりゆったりと時が流れます。

少しは賑やかになるかなぁと思ったが静かな静かな山小屋。
皆さんそれぞれが挨拶を交わし、どちらから?残念な天気ですね、など軽く会話。
相方と単独行の女性は食堂で山話し。僕もちょっと混ぜて頂き、その後仮眠。
外も寒いですが小屋の中も冷えます。
オジサンたち(僕もたいがいオジサンですが)や仲の良い夫婦は仮眠中。
外は時折落ち着きを見せる事もあるが、雨、霧、風が相変わらず。

小一時間仮眠して食堂へ。
時間の経つのがとにかく遅い。
如何に都会、いや、何でも揃う下界暮らしが忙しないかが良く分かる。
ここでは一分一秒が、リアルに一分一秒。
廊下の本棚にある古い山雑誌を何冊か選んで食堂で読み耽る。
70年代、80年代の『山と渓谷』『山と渓谷JOY→通称ヤマケイJOY』。
山と渓谷が古くからあるのは知っていたが、ヤマケイJOYもこんな昔からあったのか。

………
結構な時間、読み耽っていた。
と思い食堂出入り口の上にある時計を見てみると、15時10分。
………読み耽ってからたったの20分ばかり。
感覚的には1時間以上、90分近く経ったかと思ったが。
時間感覚に割と自信のある僕だが、余りのズレにちょっと驚きだ。
この本来の時間の流れ、在り方を僕は忘れてしまっている。幼少の頃を思い出す。
あの頃はこんな風に、夕暮れが来るまでの一日の途方もない長さをひしひし感じていた。

@17:00 夕食
ご主人と、若いスタッフがもう一人増えて3人で夕食の仕込みをしていた。
ぞろぞろと仮眠していた方々も集まって、一つのテーブルに固まり夕食。
ご飯(お代わりオッケー)、味噌汁、肉じゃが、お漬け物、その他サラダなど小品が少々。
そうそうこのメニュー。田部井先生もルーさんも食べてました。

ああ美味い。こんな単純な料理が、ああ~美味い!世の中にこんな美味しいものがあったのか。
こんなに普通、普通過ぎるのに、ああ~美味い!
もちろん、遠慮なくご飯をおかわり(僕だけでしたが)。

ご主人も交えて皆さんと談笑しながらの夕食。
沢山貼ってある山の写真を見ているとご主人がいろいろ話しを聞かせてくれた。

明日はもう晴れない感じですね。御来光が見たかったなぁ。

うんうんと窓の外を見ながらご主人。
……だいたいこんな天気の時は、行方不明とか、遭難者が必ず出よるな。

高山での雨模様は、下界でいうところの台風直撃のような様相。
これが普通らしい。だからご主人も若いスタッフも別段普通にしている。
山馴れしていると思われる男性二人組も普通の感じ。
僕たちは初めてのアルプス山行だからこの天候は残念だなぁとは思うが、
しかしとても良い経験になった。それに、こんな悪天候でも道中は楽しかったりしたのだ。
しかしまあこれが普通の雨模様の天気ならば、台風直撃の時の山は一体どんなものか…。

山の本によると、吹き飛ばされないように仲間と組み合った腕が、
或いは岩にしがみついた腕が本当に千切れそうになるという。
男性が大きな重いザックを背負ったまま吹き飛ばされてコロコロと転がる、
テントの中にいてテントごと飛ばされるという。
さらに冬のブリザードとなるともっともっと恐ろしい。

そんなに怖い事がある山に何故登るのか?
他にも恐ろしい事危険な事は文字通り山ほどある。
それに第一、自ら進んで、しんどいところにわざわざ出向いている。
何故ハーモニカを吹いてる?何故そんなにブルースが好きなのか?

言葉では表しようのない、理屈よりもカラダ(五感)が感じるかけがえの無い一瞬一瞬がそこにはあるのだ。
僕が詩人だったらなんとか言葉に出来たかも。
ボキャブラリーの無い凡人の僕には、カラダが感じる事で、考える事ではないとしか言いようが無い。

古い山雑誌をまた読み耽る。

まだ夜の8時前だというのに眠い。元々寝つきが悪い上、
寝床が変わるともう寝つきが悪いどころか眠れなかったりするので
山小屋泊まりはちょっと心配だったが、何の問題も無く眠れそうだ。
昼下がりに仮眠した時、何方かがいびきをかいていたので、耳栓をして眠る。
持ってきといて良かったです。
うとうとした頃、灯りが消えて小さい小さい豆球だけが灯る。
あぁ、消灯時間の8:30かぁ…
そのまま就寝。熟睡。

△△△
@登山1日目(登りの行程)

最標高:木曽駒ヶ岳(2956m)
標高差:334m

全歩行距離:約5.5km
全歩行時間:4時間(休憩含む)

△△△
8/15(日)・最終日。

@4:00 起床。程なくして相方も起きる。
どうやら僕たちが朝一番に起きたようだ。山小屋の従業員方々はどこで寝ているんだろう。
ご主人たちはもう起きてるでしょうね。

外は雨模様。風もきつい。
ひょっとして朝になったら…と抱いていたほんの僅かな希望は雨に消え、
御来光を拝むのは1000パーセント断念。

まだ暗い食堂に濡れた雨具やらを持ってきてタオルで吹き、着込む。
少々湿っている分は自分の体温で"着乾かし"。
そうこうするうちにパッと灯りもつき、小屋内が明るくなる。皆さんも続々起床。

@5:00 朝食
ご飯、お味噌汁、茹で卵、ふりかけ、味付け海苔、サラダ、焼いたハムが二切れ、
えっとメインのおかずはなんだったかな?
すいません、忘れました。
こういうのも山行手帳にメモしておくか、写真を撮っておかないといかんですな。

いや実に美味い。夕食同様、何とはないのに、美味い。
やはり僕だけご飯おかわりでした。

天候の様子を見て、暫し待機か、最悪の天候になったらもう一泊か、などいろいろ想定。
しかしこれはあくまで山の雨模様。本当の悪天候ではない。ならば早いうちに出発だ。

一夜を共にした他の登山客たちも各々準備。それぞれが挨拶を交わす。
ではまた。
お気をつけて。
どのルートで?
じゃまた下(千畳敷)で会うかも知れませんね
お気をつけて。

ご主人お世話になりました。

男性二人組が出発、続いて単独女性、続いて夫婦と僕たち。
単独男性はまだ少しゆっくりしておられたみたいだ。

山小屋玄関口で記念撮影。なんだか寂しい。
山小屋泊まりの楽しさだけでなく、
それも含めてこの山行も終わりか、後は下山かと思うと無性に寂しい。
小屋でのあの、あまりにゆっくりとした時の流れも、今思えばあっという間のように感じる。

予定していたスケジュールは、
駒ヶ岳山頂に着いたあと馬の背と云われる尾根を歩き少し下って農ヶ池まで散策。
小屋に帰って周辺散策。どこもお花畑だ。そして絶景。雲上の眺望。
夕日も見て夕食後は小屋玄関横のテラスで満天の星空を味わう。
翌朝はもちろん御来光。雲海から昇る朝日はさぞ神々しかったに違いない。
そして下山途中に険しい宝剣岳(2931m)に挑み、
そのまま三ノ沢岳(2846m/さんのさわ)に寄り、極楽平を経て千畳敷へ――。
といった具合のはずだったが、これはあくまで天候が良ければの話し。
残念だったが、とても良い経験が出来た。
それにこんな天気でも全てがケタ違いなアルプスは楽しい!

@6:35 朝食後、ストレッチ、準備を済ませ、下山開始。

ん?風はキツい(もともと晴れていても山頂付近や稜線は風が強い)が昨日よりはマシに。
それに何より雨が殆ど降っていない。空は相変わらず雲り。
ガスも多いが、昨日と大違い、これは楽だぞ。
そう言えばご主人が、
今日は上(山頂付近)よりも下の方がガスが多いですよ
と話していた。
という事は下りれば下りるほど雨露が多いかも。
まぁいずれにしても雨具を着込んで完全防備です。

しかし昨日で馴れたからというのもあるだろうが、実際昨日よりマシなので、
気持ちにもかなり余裕が出来た。ガスはあるが視界もマシだ。
だが下山ほど気の抜けない事はない。注意は登り以上に怠らず、
さあさあ、のんびりゆっくり楽しもうではないか。
相方も早速カメラでお花や景色をパチリ。

@6:50 木曽駒ヶ岳山頂にて撮影。
駒ヶ岳神社にて参拝。

@7:27
少し下ったところの分岐で、昨日はガスがひどくて見えなかった駒ヶ岳頂上山荘が。
分岐からこんなに近くにあったんですね。
昨日千畳敷周辺で見た鳥をちょくちょく見かける。
人に対してあまり警戒心も無いようで結構近くをピョンピョンしながら飛んでいる。
ホシガラスというカラスの仲間だそうだ。そういやご主人もホシガラスの話しをしてました。
このホシガラス、何故だか名前を記憶するのに苦労した。
ユキガラスとか、なんとかガラスとか言ってなかなか覚えられず、覚えたのは帰宅してからだった。
もう立派なオヤジですな。

@7:49 宝剣山荘・中岳分岐
のんびり行きます。

@8:22 宝剣山荘前にて休憩。
雨が結構降ってきたが、天候が良ければ行く予定だった宝剣岳に向かうことに。
このまま下りてしまっては勿体無い、無理せず行ける所まで行こうではないか。

時折強烈な風が吹く岩場を歩き、最初の難関である数メートルの崖状の岩場をよじ登る。
ガスでハッキリとは見えないが下は数百メートルはあるだろう。
次の難関はさらに険しい鎖のある崖岩場。この先に岩稜を横切る鎖場が見える。
その上が頂だ。もう少しのところだが、風も強く、雨もさらに降ってきた。
相方はここまでで充分との事。
この天候の中こんなところに相方を置いて一人で行くのは危ないし、
行きたいところだが僕自身もこの雨風では危険度が増すので無理しない方が良いと判断。
惜しい気もするがここまでとする。こんな日に好んで登る必要無し。
頂上に行っても何の眺望も無いのだし、また来れば良いのだ。
一旦宝剣山荘前に戻り少し一休みする。

@9:38 乗越浄土。
昨日より天気がマシなので観光客も多いです。
ガスがひどくなければ視界は3、40メートルはある感じ。
辺りの景観も昨日より良く、高山植物がちらほらと可愛い。

※この乗越の前後に何か祀ってある岩場があった。
そこで昨日千畳敷でお会いした東北からやって来たオジサンに偶然出会う。
オジサンたちは昨日はやむなく待機、今日から登っているそうだ。お気をつけて。

八丁坂を下り観光客も大勢行き交い、いよいよ下界の雰囲気。
いやいや、到着点の千畳敷はまだまだ高山ですが、
山頂から下りてくると空気も沢山に感じてなんだかもう町まで下りてきたような気分です。

八丁坂下り途中、お目当てだったエーデルワイス(ウスユキソウ)を相方が遂に発見!
昨日から道中探していたのだ。

おや?これは大変だ。後ろから下りてくるご夫妻。
ご婦人の靴!靴底ソールがベロっと剥がれ、もう片方はもはや靴も無くぐしょぐしょの靴下のみ。
この急勾配の八丁坂を良く下りてきたものだ。
見かねた相方が、なんとかしてあげようかと僕に。
そうだ、ダクトテープかガムテープか…細引きもあるぞ。
と、ダクトテープを渡しておく。
お気をつけて。

しばらくして、のんびりボチボチと下りる完全防備の登山靴を履いた僕たちを横切り、
ご婦人はとても丁重にお礼を述べながらスイスイと下りて行かれ見る見るうちに姿も小さくなりました。

八丁坂を下り終え、そのままお花畑周遊コースへ入る。整備された道が逆に疲れる。
ああ、下りてきてしまった。あっという間だった…寂しいなあ。

@11:40 千畳敷到着。無事下山。
食堂にて昼食。なんだか物足りない相方と僕。
体力も余っている。標高差が少なく、距離も短いしこの天候だ。
ハードさで言えば氷ノ山や御在所岳、伊吹山の方が強烈だったからだ。
つまり、登った という山々した感じが欲しいのだ。
もちろん、こんな天気であっても流石はアルプス。
それはもう、どうにもこうにも口では言い表せないほど素晴らしい体験、経験だった。
余裕さえあれば毎月毎週でも味わいたい。

と、予備日としておいた明日1日がまだあるではないか。
明日は、ひょっとしたら晴れるかも知れない…。

八ヶ岳に行こうか?

早速ケータイであちこち安い宿の空き確認。
が、天気も調べたがあまり良くないし、盆とあって宿も無く断念。
帰路途中で霧ヶ峰へ立ち寄り霧ヶ峰の主峰車山(くるまやま/1925m)へ行くことに。

@12:32 千畳敷よりロープウェイにて下山。
ああ寂しい。ものの10分足らずでしらび平へ。あっという間だ。呆気ない。

@12:41 しらび平、バスターミナル。
あ~あ…下りてきたなあ…。はぁ、終わってもうたか…。
見上げるとガスのかかった駒ヶ岳。あの上にさっきまで居たのに。
12:47、中央アルプス観光バスにて駒ヶ根へ。

@13:30 前泊した駒ヶ根リゾートリンクス前到着。
ホテルロビーにお邪魔して休憩。
部屋が空いているとの事で思わずどうしようか考えたがやはり帰ることに。
駐車場で一服、車山目指し、14:26出発。
下界は結構な晴れ。

@16:25 車山高原(標高1566m)到着。
リフトに乗って中腹まで行き山頂へと考えたが、
高所恐怖症のため足がブラブラするリフトがどうしても怖くて苦手だ。
しかし登山口から山頂まで歩くにはもう日も暮れるので時間が無いから軽く散策することに。

夕暮れ迫る高原の山道を歩く。2
2、3人すれ違っただけで誰も居なくなった。
はやり山は天気が良いのがいい。この感じ、たまらんです。
吾亦紅(われもこう)が沢山。オニヤンマやら赤蜻蛉も。風が心地好い。
1750m付近まで歩いたところで下山。
高原駐車場付近で一息入れて、18:29出発。
霧ヶ峰ビーナスラインを通り、夕暮れの山々を堪能。

@20:00 駒ヶ岳サービスエリアにて
夕食、休憩。21:00再出発。

このあと僕はいつの間にか眠り込む。

@0:45 自動車道東大阪PA 休憩。
なに!?えっ!大阪なのか!
暑い!なんやこの蒸し暑さ!

@1:30 自宅到着。
湿った服から何から全て出す。

登山は準備も片付けも、手入れも大変だ。
翌日は洗濯、洗濯の連続。今回はザックや雨具も洗った。
こんなに面倒で大変な思いをしてまで何故?
山でしか味わえないあの一瞬の感動のためだ。
あの一瞬の為なら、もっと面倒でもいい。
面倒臭いけど、ストックや靴の手入れ、洗濯を干しているのも楽しい。

山に行く準備が、これまた非常に楽しい。そこからすでに登山が始まっているからだ。
準備から始まり、帰宅して後片付けするまでが登山なのだ。

△△△
最終日・下りの行程
木曽駒ヶ岳(2956m)より下山

標高差:334m
全歩行距離:約8km(宝剣岳途中までとお花畑周遊コース含む)
全歩行時間:5時間5分

△△△
車山(標高:1925m)

標高差:359m

全歩行距離:およそ3km
全歩行時間:およそ1時間15分

行程での最標高:およそ1750m
行程での標高差:184m

△△△
天候が悪いにも関わらず言葉に出来ぬアルプスの素晴らしさ。
厳しさも少しだが体験出来た。
装備についても、これは要らなかった、あれが要った、と勉強になった。
そして登山用衣類の良さも実感。特にメリノウールやゴアテックス素材の良さ!頼れる登山靴!

何よりも山の素晴らしさよ!!
おお。山よ。山よ。愛すべき山よ。ありがとう。

△△△
翌日、せっせと洗濯やらしながらベランダで一服。
右には生駒山、左に六甲山。いつも山に想いを馳せながら見ているが、
今日は眺めながら昨日までの余韻に浸ったり。

さてさて、次はどこに行こうか。

  1. 2013/12/27(金) 03:55:26|
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旧ブログより 2010年7月18日 鈴鹿山脈・御在所岳

2010年7月18日
御在所岳

さて6月の伊吹山から1ヶ月以上空きまして、待ちに待った登山。
今回は滋賀県と三重県の境にある御在所岳(御在所山)に行って参りました。
山深い鈴鹿山脈、山系の主峰で、関西百名山、日本二百名山に数えられ、
険しい山中にある数々の奇岩や、湯の山温泉、標高差が780mもあるロープウェイが有名です。
険しい山中と言いましたが、ビギナー登山者や軽装な観光での入山は極力控えた方が良い山です。
さてさて山行レポをさっさと書きます。

△△△
@4:00起床

@5:30出発
近所のコンビニにて朝ご飯と昼ご飯を買う。5:40再出発
途中道を間違え少々時間を食う。

@7:10
月ヶ瀬・五月橋サービスエリアにて休憩。7:19再出発。
山並みがどんどん近くなり、鈴鹿山系に入った辺りで曇り空。
天気予報などである程度の予測はつけられますが、山間の天気は下界とは違います。
とは言えこの変わりよう。むむ、雨も降ってきたではないか。


@8:29
御在所岳ロープウェイ乗り場の駐車場到着(標高凡そ370m)。

パラパラシトシトと雨が降ったり止んだり。山にはガス(霧)がかかっています。
とりあえず駐車場にて待機、様子を見ることに。
レインウェアに身を包んだ登山者、
はたまたもういいやとばかりに少々濡れながらの登山者が時折山に入って行きます。
相方とどうしようか、我々も、もう行ってしまおうか、
いやもうちょい様子を見ようなどと話をしながらストレッチ、準備。いつでも行ける態勢に。
お気づきかと思いますが、今日はやたらゆっくりです。
そんなのんびりしててええん?登山は朝早くからが基本でしょ?とお思いでしょう。

今日は良いのです。何故なら下りは山頂からロープウェイに乗るからです。
御在所に来たんですからやはりこのロープウェイには乗っておきたいです。
小学生の時に林間学校か何かで来た時以来。楽しみです。

@9:54入山 登山スタート。
ロープウェイ乗り場入り口左横の登山道より、中登山道を目指します。
階段を降りじめじめした山道を少し歩きます。
若干の小雨。レインウェアを着るかどうか迷いますが蒸しに蒸したるこの蒸し暑さ。
低山の場合、どしゃ降りの雨なら別ですがこの時期ならヘタに雨具を着ると熱中症になりかねません。

御在所岳は南側から、
表道、一ノ谷新道、中道(中登山道)、藤内(藤内壁)、裏道と登山道が幾つかあります。
どれも中級レベルの中々険しいルートですが、メジャーなのは中登山道と裏道。

藤内は我々一般登山者が入ってはならぬルート。
完全ロッククライミングのルートですのでハーネスやカラビナ、
ザイルなどの専門装備は勿論、ちゃんとロッククライムの経験者が踏み入れるルートです。
我々は中登山道から山頂へ、ロープウェイが何かの事情で利用出来ない時は裏道を下るといったプラン。

じめじめ山道を抜けると旅館が建ち並ぶ林道へ。
雨が止まないので蔵の助売店のそばでザックカバーを装着。
滝川沿いに歩きます。途中林道を行き過ぎて引き返す。

@10:45
林道から中登山道へ至る道標のある細道を入る。
現在土砂災害により通行止めの鈴鹿スカイラインの下をくぐり抜ける。
川が流れていて自然の冷房が寒いくらい涼しい!ハシゴに近い急な階段を上り、登山口へ

@10:53 中登山道の登山口。ここで暫し休憩。11:02再出発。
入るなり急登で岩々してます。
ちょっとしたハシゴや、鎖場が早速出てくる。
アルプスを思わせる御在所岳と聞いていますがこれは楽しみだぞ。
急登が続き中々ハード。汗だくです。たまりませんな。

@11:30
鎖場を越えて暫し歩いたところで少々開けた道幅があったので休憩。

見上げるとガスの間からロープウェイが顔を出します。
小さくて形も可愛らしい。相方が写真を撮ってます。
目前にドーンとデカい岩があり、コレがあの有名な負ばれ(おばれ)岩か?
と思ったが、いやいやそれにしてはちゃっちぃ、違うぞ。
しかし地形図で見る限りそろそろ負ばれ岩が出る頃だ。
11:36再出発。花崗岩と砂地が続きます。急登が連続。大変だこりゃ。


@11:57 負ばれ岩
スケールが違いました。想像を超えてました。凄いです。驚異です。
巨大な岩が巨大な岩に背負われています。圧巻。
相変わらず急登、岩場の連続。大興奮。楽しく無心で一歩一歩ゆっくり登ります。


@12:12 5合目(850m)
時折ガスが切れ、下界が見渡せます。快晴なら伊勢湾まで一望出来るそうです。
ガスで見え隠れする御在所山の幻想的なこと!素晴らしいではないか。
快晴も良いがコレもまた最高です。行き交うロープウェイも良く見えます。展望良し!

ただ、雨は殆ど止みましたが湿度が非常に高いのでシャツはびっしょり汗だく。
首に巻いたタオルもぐっしょりです。12:32再出発。さらにハードに岩々急登が続きます。
ちょっとしたハシゴや、鎖場が時折あります。

@12:40 地蔵岩。御在所山の目玉。奇岩中の奇岩。
なんだこれは!2本の長方形の巨岩の上に巨大な真四角の岩が!

さらに周りのこの岩々した山並み!絶壁!恐ろしさを感じる絶景!
畏敬の念、畏怖と言ったら大げさかもですが、いや実に素晴らしい。
ハードな山行の疲れも吹っ飛びます。
しかし早朝にご飯を食べたきりなんでスタミナが切れそうになります。

@12:56 6合目(900m)
キレット。
今回の御在所山行で楽しみにしていたのは負ばれ岩、地蔵岩などの奇岩、
梯子あり、鎖場ありの岩場に継ぐ岩場の急登による楽しさ満載の山道。

そして最も楽しみだったのは最大の名物にして最大の難所、キレットだ。
キレットとは切戸を外国語風に洒落た言葉。
岩々したガレ場をガーレ、砂地のザラザラしたザレ場をザーレなんて言ったりするのだ(昨今は使いませんが)。

落石を知らせる時はROCKと落石の落(らく)を文字って、ラーク!と叫ぶ。
海外ではROCK(ローック!)と叫ぶそうだ。

キレット(切戸)の意味ですが、
山の高いところ(ピーク)から次の高いところ(ピーク)までの間の低くなったところを
鞍部(あんぶ)とかコルとか言いますが、その凹んだ部分が緩やかでなく、
思い切り急峻に、時に崖のように切れ込んでいる場合はキレット(切戸)と呼ぶのです。

この御在所岳・中登山道のキレット。
約20メートルは下まで切れ込んだ岩場。2箇所、鎖が垂れてます。
私は高所が苦手ですが何故か山では人工的でないからか、あまり怖さは感じません。
都会では1メートルの高さでも恐くてダメですが。
しかしゾッとしますよ。もう我々ビギナー登山者や一般の人からしたら十二分に崖です。
しかし何でしょう、このワクワク感!
落ちたら死ぬかも知れない(いや実際死にますよコレは)のにこの楽しさは何だ!
先ずは相方を置いて僕から降ります。岩に手をかけ足をかけ、
手足をかけるところのない場所は時に鎖を使い三点確保をしながらゆっくり慎重に降ります。
むむ!面白いではないか!
一旦下まで降り、念のため相方の様子を見に再度上部付近までよじ登ります。
下を見てはいけません。二人共無事初キレット体験終了!

@13:31 7合目(1000m)
暫し休憩。展望良し。下界は晴れてますね。
スタミナに限界がきたらここらで昼ご飯をと思ったがアミノバイタルやおやつを食べてやり過ごします。
相方の作ったマンゴーのドライフルーツとナッツのミックスが美味い美味い。13:49再出発。

@14:10 8合目(1100m)
岩場、ガレ場の急登が拷問のように続きますがもう少しです。
フィクスロープや鎖場も度々出てきます。
最後の難所登場。切り立った数メートルの岩場を鎖を使って降ります。
足をかけるところが10センチほどもなく、しかも外側に斜め、さらにこの天候で湿っている。
慎重に降ります。キレットよりここの方が恐いです。

御在所岳の地図にはキレットとこの場所に危険のマークが付いております。
こりゃあ遭難事故があるというのが分かります。下手に観光客なんかが入ってはなりません。

@14:33 ロープウェイ山上公園駅。
快晴なら富士山が見えるという富士見岩にて暫し休憩。
ガスで何も見えません。

@14:46 朝陽台
山頂に至る遊歩道にて左足腿が少々筋肉離れを起こす。
ゆっくり歩く。ガスがいっぱい出てます。

@15:12 御在所岳山頂(1212m)
食事、休憩。
トイレにてびしょびしょのシャツを着替え、ぐしょぐしょのタオルを濯ぎます。15:55再出発。

@16:12 ロープウェイ山上公園駅

@16:20 ロープウェイに乗る。
山頂付近のガスを抜けると視界が一気に開けて恐い恐い!
しかしこの絶景!おお!見えた!伊勢湾!真下を見るとこの高さ!
ゴンドラ宙吊り状態が恐怖を倍増しますがこの眺望たるや!

@16:40
下山。駐車場到着。ロープウェイ、呆気なくて寂しい気もします。
下界はカンカンに晴れています。
御在所を見上げるとやはり山頂付近にガスが。幻想的です。

@17:00
少し下ったところにあるグリーンホテルの日帰り浴場にて入浴。
スッキリ爽快です。暫し休憩。18:29再出発。

@18:43
やわらか とんかつ というお店にて夕食。美味い!19:38再出発。

@20:33
月ヶ瀬サービスエリアにて休憩。20:49再出発。

@21:30
香芝サービスエリアにて休憩。22:02再出発。

@22:39 帰宅。

△△△
最標高 御在所岳(1212m)
標高差 867m
全歩行距離 約7km
全歩行時間 6時間36分
(食事・休憩・ロープウェイ待ち時間含む)

使用地図
国土地理院2万5千分の1地形図:御在所山
山と高原地図44
  1. 2013/12/27(金) 03:41:12|
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旧ブログより 2010年6月5日 伊吹山  △7月4日 田部井淳子・講演会

2010年6月5日

伊吹山

☆☆☆
今回は最も有名な山の一つ、伊吹山に行って参りました。
固有の草花も多く、ハーブ、つまり薬草を扱ったルーツとなる山。そして、初の百名山です。

伊吹山は標高差(登山口から山頂までの高さ)が1184m。
ビギナーには中々大変だが良い鍛錬になります。
標高差というのは重要で、差があればあるほど自ずとその分歩行距離や時間が長くなる訳ですから大変です。
しかしある程度標高差がある方が登山は面白いです。

☆☆☆
昨年から始めた登山のうち、その大半が寝不足登山。前夜、ワクワクして眠れんのです。
まるで遠足か修学旅行前夜の子供です。

そういえば子供の頃は、逆に遠足や修学旅行、運動会、地元の祭りなど、
イベントが本当にイヤでイヤで眠れない事は良くありました。
未だに冠婚葬祭、催事、人混みは大変苦手です。

最もハードだった氷ノ山の時は2時間ほど眠っただけ。鉢伏山に至っては全く眠っていないまま登りました。
我ながら大したものだがこんな事では不測の事態の時に大変である。しっかり眠らないといかん。

☆☆☆
@3:20起床
ご飯を炊く。おにぎりを作る。ストレッチする。

@5:24出発 滋賀、琵琶湖方面目指す。

@6:13 草津SAにて休憩、6:45再出発

@7:48
伊吹山登山口の一つとなる三宮神社到着。
向かいの民間駐車場にて駐車。おばさんの誘導、案内も手馴れたものです。
登山靴を履き、荷物をチェック。ストレッチをしてザックを背負う。
はやる気持ちを落ち着かせようとすれどもワクワクドキドキして仕方ない。

@8:07
三宮神社右の登山口を出発(標高220m)。入山です。
森林木立の中、ガレ場、岩々した山道が少々続きます。
幾つか山頂までのルートはあるようですがここからのルートは最もメジャーで、
メインルートをひたすら行けば山頂に着きます。

@8:42 一合目(420m)
ここまで森林木立でしたが、ここから一気に高原ムード。
今は廃止になったスキー場跡が続きます。丘陵な長い坂を登ります。
登り詰めると一旦木立に入りますがまた開けてきます。
ちょっだけ休憩。眼下には既に琵琶湖が。海みたいですね。

@9:11 二合目(580m)

@9:42 三合目(720m)
伊吹山でかつて最も賑わったピステジャポンと言われる所。
高原・アルペンなムードが素晴らしい。暫し休憩。10:04再出発。
休止したままのゴンドラ横を過ぎてぐんぐん登ります。

四合目(800m)を過ぎ少々登りますと…

@10:31 五合目(880m)
テーブルやベンチ、自販機までありました。ここまで来ると観光客的な人は殆どいません。
山男山女、老若男女、犬を連れた方もいます。
皆さん和気藹々と休憩。まさに憩いの場所ですね。私と相方も勿論ここで暫し休憩です。

前方を見ると、ここからさらに厳しい楽しい道のりを想像させる伊吹山がドーンと馬鹿デカく悠々と構えてます。
森林木立は一切なし。帽子、サングラス、日焼け止めは必須ですね。
急峻とまではいきませんが、しかしかなり急な角度で山頂までズドーンとそびえてます。
そりゃここで一旦休憩しないといけません。
しかしなんとも雄大なこの景観。このツルツルな高原のようなところを山頂まで登り続けるのかぁ。
う~んこりゃあ面白いぞ大変だぞ。さあ再出発です。登ります。

始めに記しましたがまず迷うことはないこの最もメジャーなルート。
それこそ、ここまで来ると見渡す限り森林木立もなく、ただただうねうねと続く一本道をひたすら登ります。
天候が悪くない限り道迷い遭難はまずない山ですね。

@11:00 六合目(990m)
ここに来る途中、最近建てたと思われる綺麗な伊吹山避難小屋に立ち寄り中を覗く。
沢山登山者がいて時折『渋滞』になったりしますが焦らずのんびりマイペースが登山の基本です。
早い人にはお先に行ってもらいますし、逆にお先に行かせてもらったり。
眺望が素晴らしい。


@11:21 七合目(1080m)
ここら辺りから岩場やガレ場が連続。急登も結構あり中々険しいです。
眺望も素晴らしい。

@11:46 八合目(1220m)
ちょっとした休憩場所がありましたが撮影だけして一気に登ります。

九合目(1330m)あたりから傾斜も緩くなり、山頂目指してもう少し。

@12:10 伊吹山山頂(1377m)
広い山頂です。売店や食堂がいくつかあり、
ドライブウェイからやって来た観光客と入り乱れ沢山の人でやかましい程の賑わい。
食事をして暫し休憩。

@13:21 山頂付近周遊ルートをトレッキング。
まだ時期が早かったので殆ど花は咲いてませんでしたがそれでもとてもアルペンムード漂う景観でした。

@14:11 ドライブウェイ駐車場にて休憩。14:36再出発。

@15:01 山頂に戻る。一等三角点にて撮影。15:15下山開始。
来た道をひたすら下ります。殆どの登山者が既に早くから下山。居るのは大半が観光客。
山は日が落ちるのが早い上、午後から天候が変わりやすいのでなるべく早めに下山するのが鉄則です。
が、徐々に傾く太陽と美しい景観を眺めながら静かになった山を歩く心地よさったら無いですよ。

@15:45 八合目
岩場やガレ場が続きます。下りは特に慎重に足を運びます。

@16:30 六合目
@16:35 伊吹山避難小屋のそばで暫し休憩。16:41再出発。

@16:56 五合目。暫し休憩。
私たちと同じのんびり組みの登山者数人がいます。
2才に満たないお子さんを背負子(しょいこ)に乗せてザックを担いでる夫婦も。
体力のあるお父さんですね。17:05再出発。

@17:28 三合目ピステジャポン。
小休止。17:35再出発。
夕暮れが寂し気持ちよいですが、若干急ぎます。

@18:01 二合目
ここから一合目に至るスキー場跡地の丘陵の下りが非常に辛かったです。
ストックがあるお陰で膝痛もなく、かなり助かってましたが、
ついにこの丘陵急坂で一気にきたので鎮痛内服薬を飲むことに。
夕暮れ迫ってますが慌てずゆっくり下ります。
暫くすると痛みは殆どなくなりましたね。
湿布や塗り薬より鎮痛内服薬(セデス、ナロンエースやバファリンなどの鎮痛剤)が最も即効性あります。

@18:26 一合目
少々暗いですがヘッドランプを使う程ではないですね。

@18:58 三宮神社登山口到着。下山。
服を着替え、片付け、ストレッチ。暫し休憩。とっぷり日も暮れてます。
因みに伊吹山は夜間登山で御来光を見る名所でもあります。一度行ってみたいですね。

@19:38 帰路に着く。

@20:00
コンビニにてお弁当を買い車中にて晩御飯。休憩。20:46再出発。

@21:39
草津SAにて休憩。22:02再出発。

@23:30
自宅到着。山道具を片付け、登山服を洗濯、風呂に入り、就寝。

☆☆☆
@最標高 伊吹山(1377m)
@全歩行距離 13km
@全歩行時間 10時間50分(休憩・食事含む)

@使用地図 国土地理院発行 2万5千分の1地形図
◎関ヶ原
◎美束(みつか)

☆☆☆
7月4日、石井スポーツ登山店主催の、
世界的著名登山家『田部井淳子』さんの講演を聴きに行く。
世界で初めて女性でエベレスト登頂をした人物でして、現在71才、
今も現役バリバリで世界中の山々を登っている。
かの冒険家、登山家の三浦一家もですが、一体どういう身体と精神を持っているのでしょうね。

講演は非常に面白くドラマチックでした。
とても小柄な可愛らしさのある方で、どこにパワーがあるのか分かりません。
この後信州に行きそのまま穂高岳~ジャンダルム辺りを縦走するそうです。
因みに前日も山に行っていたそうです。年間170日は山だそうです。超人ですよ。
講演会の終わりのサイン会で田部井先生著書の山エッセイを相方が購入、サインを頂き握手。

講演終了後、ビルの入り口あたりの歩道で一息ついていると
田部井先生が一人(芸能人ではないのでマネージャーなどは居ません)で現れたではないか!

『あっ、田部井先生!どうもです(うわぁちっちゃいなぁ)』
『ああ~どうもですぅ、ええっと、新大阪行きたいんですけど、どっち行けば駅ですかね』
『こっちです』(僕の相方)
『あ、こっちですか、あはは~ありがとね~』
『いえ、お気をつけて』
『はい~』
急いでるからかもですがそれにしても71才のおばさん(世間では普通、十分お婆ちゃんだ)ではない若者のような歩くスピードであっという間にビルの向こうに消えて行きました。
  1. 2013/12/27(金) 03:06:25|
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旧ブログより 2010年5月22日 氷ノ山系・高丸山~鉢伏山~鉢伏高原

2010年5月22日
高丸山~鉢伏山~鉢伏高原

氷ノ山に続いて中国山地東部・但馬山群(たじま)となる鉢伏山(はちぶせ)、高丸山に。
中国山地の最高峰は鳥取県の大山(1729m)ですが、
氷ノ山を中心とした"氷ノ山後山那岐山国定公園(ひょうのせんうしろやまなぎさん)"という山岳自然公園が人気です。

兵庫から鳥取、岡山と県境を跨って山々が連なっており、
登山家で冒険家の植村直巳氏が登った蘇武岳(そぶだけ)もあります。
この辺りの山群を登り尽くしたと聞きますから氷ノ山も鉢伏山も登ったんでしょうね。

さて、鉢伏と言えば鉢伏高原、スキー場ですね。
子供の頃、林間学校か遠足なんかでこの辺りに来た記憶があります。

△△△
@4:00 起床
@5:15 自宅出発

@5:47 名塩サービスエリアにて小休止。
朝食のおにぎり等と昼食を購入。昔ながらのオニギリとかいう品が滅茶苦茶美味かった。
@6:08 再出発

@7:03 フレッシュ朝来(あさご)サービスエリアにて小休止。
@7:10 再出発

氷ノ山山行時と殆ど同じ道程です。
この後87号線に入り、福定の分岐を右に、大久保へ。
分岐を左に行くと、前回の氷ノ山山行の福定親水公園(ふくさだしんすい)・国際スキー場方面となります。
途中、車と接触したのだろう、鹿が悲惨な姿で死んでいた。

@8:19 大久保到着。
全但(ぜんたん)バス鉢伏駅の前。見逃しそうな小さい駅です。周りは旅館だらけ。
この辺りで少々迷いました。登山向けのこれといった目印、標識はありません。
唯一、『氷ノ山・ホードー杉登山口』とペンキで書いた手製の看板が。

左手向こうに氷ノ山、正面から右手にかけて鉢伏山が見えてます。
通りかかったお婆ちゃんに駐車場はありますかと訊くと、
どこでも空いてるとこ停めてええよ、誰も文句言やぁせんよ。との事。
では有り難くと、バス停向かいの、『あさぎり荘』という昭和風情な旅館の駐車場に駐車。
まぁこの辺り全部昭和な感じですが。
登山靴履いたりストレッチしたり準備していると、
あさぎり荘からお婆ちゃん――先ほどのお婆ちゃんとは別のお婆ちゃんです――が出てきはったので、

おはようございます、すいません、山に登りに来たんですが車停めさせて頂いてますが良いですか。

おはようさん、あぁ、ここら全然ええよ。どちらの山まで行きなさるん?

ありがとうございます、鉢伏山です。
こないだは氷ノ山に行ってきました。で、素晴らしいのでまた来たんです。

あぁそうかいな。氷ノ山は険しいやろ。鉢伏はええわ。今日ら天気やしええわな。

お婆ちゃんどこ行きはるんですか?

あぁウチはこの上あがってな…

などと80才を超える元気いっぱいのお婆ちゃんたちと和やかに会話を楽しみいざ出発です。


大久保の民宿建ち並ぶ村を抜けて川沿いを進みますが途中から山に入る道がどうにも良く分からない。
地形図とコンパスを手にあれこれチェックして、それらしき道に分け入りますがどうにも怪しい。
川沿いをもう少し上がってみたが途中から畑。
間違いない所まで一旦戻り、軽トラックに乗ったオバサンに道を尋ねる。
あまり面白くないが車道を通って行く分かりやすいルートも教えて頂いたがそれはやはり面白くない。
やはり川沿いを上がった所をさらに進むようだが、まだ夏前という事もあり、
地元の自治会の方々が山道整備をしておらず藪漕ぎのようになるかもとの事。

おばさん:
まぁ氷ノ山行きはったくらいやったら、あんたら行けんことないけどな。
クマ鈴持っとる?大きいの持っとるか?あぁほんならええわ。
まぁほんまはラジオとかの方がええけどな。

私と相方:…ゾゾーッ…

この辺りの山にクマが居るのは氷ノ山で知っていたが、地元民に言われると非常にリアルです。
しかも今から行かんとするルートはまだ整備されていない山道。人の気配がまだない。
しかし昨年の上高地での体験もあり、その後、それなりに山に入らせて頂き
初心者なりに経験は積んできたつもりなんでそう怖さはありません。
というわけで再出発。

川沿いの林道を進み、さらに先ほどの迷った地点へ。
ボロボロの板(朽ちた戸)が川に渡してありその奥へ進みますがどうやら違う。
戻って板を渡り、さっき行った川沿いをさらに上がった畑へ。
相方が先に畑の間の道に気付く。おぉ!こんな所に山道入り口!これは分かりにくい。

帰宅してから調べて分かったんですが、どうやらかなりマニアックなルートだったようです。

いきなりの急登をぐんぐん進みます。何日か前に誰か入った踏み跡がありますが、人の気配はなし。
確かにまだ整備されていない感じですね。

山深い山道がしばらく続きます。とてもいい雰囲気ですが、
氷ノ山と違い森林木立の中なんで、クマの事を考え、ちょくちょく『ホッ!』とか『えい!』とか声を出します。
もちろん相方とお話ししながら登ったりしますが、息が切れるのでずっと喋るわけにはいきませんからね。
急登を登りきるてっぺんの手前が視界の切れる瞬間なので危ないそうです。
上がるとクマが、イノシシが、と出くわしたりするとか。
先日買ったストックをカンカン鳴らす。それなりに効果があるそうです。

しばらく進むと山道脇の大木のそばに何者かがズリズリと地面を擦った後が。
しかも大きいではないか。
さらに進んだところで今度はウンチ。まだ若干生々しい。
『しかも大きい』。 恐らく月の輪某ではなかろうか。
不思議とそう怖さはなく、ちょっと興味津々で観察。
後で聞きましたが相方はかなり恐怖だったらしい。
そんなこんなで声出したりストックをカンカンしたりと色々しながら歩いていたが、
何だかだんだんテンションが上がってきて猿の鳴き声やら犬の吠える声やら、
歩くリズムに合わせて『エンヤコラヨットット』とか『ヨッシャシャシャシャ』とか声出したりして、
クマがどうより、声を出すことが面白くなってしまいました。

さて、そうこうするうちに木立を抜けて右手に丘陵地が。
上は稜線!尾根道!おぉ!あれが噂のミニミニアルプス尾根か!もうすぐだ!
丘陵地にはちらほらと山菜採りをしている人が。

今来た森林木立を左手にして歩き出してすぐ、
木立の中から『グルルルル~』と何やら異様な音が。
思わぬ不意打ちに血の気が引き、数メートル後ろの相方まで行き
『ヤバい!引き返せ』と(相方いわく凄い形相で)言い数歩後ろへ。
しかし何もないようで、まぁ山ではいろんな音や鳴き声が聞こえますから。冷静になって通り過ぎます。
すると、むむ?何やら足跡が。
『大きい』イノシシや鹿や犬とは明らかに違う形。月の輪某か。
山は人のものではないのです。彼らのもの。

山道を右に折れて尾根に向かってグンと登ります。途中から高原というか丘陵の素晴らしい景観。
遮るものがないので風も強くなってきました。

@10:48
氷ノ山・ホードー杉/鉢伏山(ハチ高原)分岐の稜線へ出る。

これは素晴らしい。実に素晴らしい。
左手はホードー杉~氷ノ山、右は高丸山~鉢伏山。
この鉢伏山へ至る稜線の素敵なこと!たまらないですね。
分岐にて暫し休憩です。
稜線の風がさすがにキツいのでジャケットを着ます。
下は今来た森林木立。距離はさほどではないですがスリリングでしたね。

@11:17 小代越(おじろごえ)
ここら辺りまで山菜採りの人達が丘陵に見えたくらいで、全く誰とも会いませんでした。

@11:36 高丸山(1070m)
休憩。小さな山です。
ゆっくり尾根道を楽しみながら進みます。
ようやくハチ高原や鉢伏山方向からピクニックの家族連れやカップル、修学旅行の子供達が。
登山の人にもやっと一人だけ会いましたね。
やはり賑やかでない方が山は良いですね。

@12:28 鉢伏山(1221m)
食事、休憩。
修学旅行生や遠足の子供たちが沢山。パラグライダーが悠々と飛んでます。
一面山々や高原。素晴らしい景観。

@13:25 再出発。
ハイランド・ビュー・コースをハチ高原目指して下山。中々良い山道です。

@14:00
広域基幹林道(瀞川・氷ノ山線/1050m)を左へ

@14:22
林道出合い分岐を右に折れハチ高原(鉢伏高原)へ
高原内をウロウロ。ちょっと予定のルートと違う道に行ってしまいました。

@15:10 鉢伏高原・ハチ高原交流促進センター前
予定していたルートは行き過ぎ、何かの時の為のエスケープルートにしていた林道を歩きます。
そのまま大久保下山コースを進みます。途中あちこちに高原へのリフトが。
大久保が近づいた付近の畑で、クマの話をしてくれた軽トラックのオバサンに会う。

クマ、最近出ました?と訊くと
あぁついこの間出たよ。との事。
相方と私、またもゾゾーッ。

@16:15 下山。大久保到着。
休憩、着替え後、帰路。

@17:19
但馬蔵ようか・道の駅にて夕食。ここの和食レストラン、滅茶苦茶美味い!
足湯に浸かり、辣韮を買う。 18:30再出発。

@19:15 フレッシュ朝来にて休憩。
特産品を少々お買い物。19:39再出発。

@20:45 名塩サービスエリアにて休憩。21:08再出発。

@22:04 自宅到着。
氷ノ山山系は実に素晴らしい。また必ず登らせて頂きます。

山よ、今日もありがとう。

☆☆☆
最標高:鉢伏山(1221m)
全歩行時間:約7時間30分(食事・休憩含む)
全歩行距離:約10km

使用地図:2万5千分の1地形図 氷ノ山
  1. 2013/12/27(金) 03:04:33|
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旧ブログより 2010年5月3日 氷ノ山

2010年5月3日

氷ノ山

ゴールデンウイーク山行記3つ目。
最終は兵庫県最標高となる氷ノ山(ひょうのせん/1510m)。
日本二百名山に数えられる兵庫と鳥取に跨ぐ中国山地東部の盟峰。
六甲山以上にアルプスを思わせる氷ノ山を中心とした山群一体は氷ノ山、
ハチ北、鉢伏など冬はスキー場として、春から初秋はハチ北高原や鉢伏高原が行楽やトレッキングで人気の場所。

奈良・吉野・熊野や三重や滋賀の藪々とした山深さも非常に大好きですが、
こういったとてもアルプスな山深い感じは魅力的でたまりません。

氷ノ山は、高山植物や杉やブナの原生林もあり、5~6月くらいまでは残雪も見られ、
名水が湧き出る所としても有名だそうです。
又、近畿圏内でここ中国山地と四国だけ、非常に数は少ないがクマ(月の輪熊)が生息しているという貴重な所。
天然記念物のイヌワシも生息しているというから驚きです。
クマは出くわしたら最後、大変怖ろしい存在だが、主要なルートから外れたり、
夕暮れ以降や夜明け頃に山中をウロウロでもしない限りまず出会わない。

山行の数日前、地元の養父市(やぶ)の観光課と氷ノ山鉢伏観光協会に、
残雪による山道状況とクマ情報を問い合わせる。
クマに関してはこれといった出没及び被害情報は無し。しかし熊除け鈴は持参下さいとの事。
雪はまだ残っているがアイゼンは不要との事。山開きは4月末だったそうで、
1、2週間前まで大変寒く、日によっては豪雪だったらしい。

氷ノ山はこれまでとは違い、僕と相方にとっては最も本格的な山。
登山届けもしっかり提出しなければならない。
いや、どんな山でも本当は登山届けを出さないといけませんが。
初心者にはキツいルートが多いようですがアルプスを目標に、登らせて頂きます。

我が足で、行きます。
(クライマー田部井淳子氏の言葉)

△△△
@4:00 起床 準備、ストレッチ

@5:20 自宅出発

@6:00 名塩サービスエリアにて朝食と昼のお弁当購入、即出発

@7:00 朝来(あさご)サービスエリアにて休憩。一路87号線へ。
サッカー少年たちを載せたバスと親御さんたちの車が沢山。楽しそうにしております。

@8:22 予定を変更、氷ノ山国際スキー場(標高およそ780m)に到着。

87号線を八木川沿いに走らせ、氷ノ山鉢伏口の分岐を左の林道へ。
予定にしていた国際スキー場より手前にある福定親水公園駐車場が10数台しか停められない場所で、既に満車。
という訳でここ国際スキー場に駐車。ロッヂやリフトがあり、高原のような感じ。
スキー場だけにリフト向こうは急峻な丘になっている。
その向こうに、所々に残雪をまとった氷ノ山が堂々とそびえます。
おお!大きいなぁこりゃ。生駒山二つ分の上に箕面山を載せたくらいか…。
少し肌寒い中、ストレッチ、登山靴に履き替えるなど、準備。
私達以外に車が2台。家族連れ(70は過ぎていそうなお婆ちゃんが!)、カップル。
のんびり準備していたら後から来た皆さんが思い思いの方向にサッサと行ってしまわれました。
う~む、皆手馴れたもんだ。

そういえばここに着いた時、地元民と思われる農家的装備と服装のオジサンが
リフトのある急峻な丘をヒョイヒョイ登ってあっという間に消えて行きました。
ショートカットして一気に登りはるんでしょうね。
因みにオジサンの足元は長靴。やはりプロは違う。流石です。


@8:40 登山スタート。
さて、準備を終えて林道を下り福定親水公園へ向かいます。
既にアルペンな感じ。こんな所が近畿圏にあったんですね。

@9:17 福定親水公園登山口(標高662m)に到着。
登山届けに記入、投函。トイレを済ませる。
そばには八木川が流れてます。

@9:30 入山。
トイレ横を上がりちょっとした丘を抜け、林の中の自然道をほんの少し歩き左へ出ると八木川沿いの沢に。
可愛らしい丸太橋を渡るといきなり急登。天気が良くて最高ですが季節外れな気温で既に暑い。

@9:43 布滝の見える展望の橋へ寄り道。
落差65mの迫力の滝。暫し見物、メインルートへ戻る。
ジグザグな急登が続きます。時折ガレ場岩的。岩々してます。
しかしまぁ登り始めから急登に継ぐ急登。
地形図の等高線がきゅうきゅうに狭まっているので予想はしていたが、こりゃ大変だ。
しんどいけど面白くて楽しくて仕方がない。

@9:52 不動滝(のぞきノ滝)
ちょっとだけ覗けます。
安全祈願の真新しい地蔵がおられます。
山に入らさせて頂きます、道中無事でありますようにと手を合わせます。

ここから暫く"小豆ころがし"と云われる更に急登な難所がこれでもかと続きます。無になります。
途中大きな木が倒れて道を塞いでました。山ではちょいちょいある光景です。

@10:20 小休止。小豆ころがしを登り切り、やっと平坦な道に。杉林に出ました。

@10:25 地蔵堂(標高874m)
小説"孤高の人"(新田次郎)のモデル、単独行登山家・加藤文太郎が泊まった所だそうです。
涼しい杉林の平坦な山道も束の間、地蔵堂を過ぎて道は右斜面に折れ、急登地獄です。
ちょいちょい岩々、ガレてます。

@11:04 ひえの水
@11:13 弘法の水
@11:32 一口水
氷ノ山名物の一つ、湧き水が。殆ど湧いてない日もあるそうだが
今日はジョボジョボ湧いて良い具合。ひえの水にはアルミのマグカップが置いてある。
どなたか知らぬが有り難いです。良く冷えて体中に染み入る味わい。美味い。

弘法の水もジョボジョボ湧いていてこりゃ嬉しい。
一口頂き顔や手や首を洗わせて頂きました。生き返ります。
一口水はチョロチョロでした。
ハードな急登地獄はまだ続きます。しかしこの景色。
二つほど山を越した向こうには氷ノ山。連なる山々。下方には高原や山村。
ふと足元を見ると可愛らしい高山植物がチラホラ。

@11:42 氷ノ山越(ひょうのせんごえ/標高1250m)
ここで暫し休憩。 二階建ての避難小屋があります。
嬉し楽しくて早速お邪魔しました。心の中は大はしゃぎです。
案内板には氷ノ山後山那岐山国定公園(ひょうのせんうしろやまなぎさん)の文字。

@11:52 一息ついて再出発。
此処まで強烈な急登地獄だったが、
地形図を見て大丈夫かと思ったら平坦な道は即座に終了。
これまでの急登地獄など序奏に過ぎない非情極まるガレ場急登急坂責めが、
この季節外れの灼熱地獄の中、これでもか、これでもか、まだ足りぬかこれでもか、
さぁ歩けさぁ登れ、まだ足りぬかこれでもか、さぁ歩けさぁ登れ…
一つ急坂を登り切るとまた更なる急坂と、次々と続きます。

否が応でも無心の境地へと誘われ、さあもっと来い!足を止めてなるものか、さあ来い、
歩いてやる登ってやる、さあ来い!楽しくてしょうがないぞ。その程度か、さあもっと来い!
と、チラホラ素晴らしい景観と眺望に一瞬足を止めたりしながらエッチラオッチラと進みます。

@12:51 仙谷口の分岐左へ。
急坂急登ガレ場責めはまだまだ続く。最高です。
ビギナー登山者である僕と相方が数少ないながらもこれまで経験した、
長い距離と急登の六甲山、岩場・ガレ場の倶留尊山、

クマの危険を感じた(猿だったが)上高地、深々と山深い生駒山奈良側、その行者道。
昨日までは一番本格的な山行であったハードな金剛山や藪々して荒れた膝痛地獄の箕面山…。
氷ノ山ともなると全てを内包しております。歩きながら、快感に浸ります。

@12:56 こしき岩
左手にドーンと巨大な20数メートルはある岩が。父親と息子が登ってました。

氷ノ山山頂はもう目前です。振り返ると1200mほどの峰が二つ。
山の斜面を氷ノ山越まで道筋があるのが見えます。
どうやら急登急坂ガレ場責めのピークは終わったようです。

@13:19 氷ノ山山頂(標高1510m)登頂
食事休憩。
暫し山頂付近をぶらり。立派な二階建ての避難小屋があります。
山頂だけに大きめな避難小屋。トンビが相方の頭上を旋回、食べ物目当てでしょうか。
素晴らしい眺望。美しい空。なだらかな台地になった山頂はゾッコと言われています。

@14:40 東尾根道へ入る
木道あり、残雪あり。良いですね。
東尾根ルート入り少々歩き古生沼(こせぬま)に立ち寄り、東尾根ルートに戻り古千本・千本杉を見物。

残雪により所々道がぬかるんでたり、雪の斜面を歩いたりと少々緊張を要する場面もありましたが、
この心地よさ。ああ、この感動。たまりません。

@15:29 神大ヒュッテ(神戸大学氷ノ山体育所)(標高1341m)
暫し休憩。単独行のオジサンと挨拶。
ゆっくりのんびり歩いてますから次々と他の皆さんは先に下山、
時間も時間ですのでもう人っ子一人居ない感じです。山の静寂が心地良いですね。

休憩終えて下山途中、神大ヒュッテに向かっていると思われる学生と先生のパーティーに会いご挨拶。
テント泊でもするのか、フル装備です。いいなぁテント泊。
若い頃に何度か経験(バイクツーリングや釣りの出先で山や海で)してますが
登山のテント泊というのは一度もない。いずれやります。

※高校生の時、ボーイスカウトにいたことのある友人と生駒山の山中で2,3度テント泊の経験あり。

木の根が剥き出しの道や残雪ぬかるみ、ガレ場、急な斜面に取り付く狭い山道など、
足元が少々危ない所もありますがこれも登山の醍醐味、注意していれば問題なく楽しく歩けます。
だんだんと森林が出てきました。

@16:28
ドウダンツツジ群生地辺り。標高およそ1100m。
木蓮の花も咲いてます。
この辺りの尾根道、日も傾いてきて、素晴らしい山道と景色。


@16:56 氷ノ山東尾根避難小屋(標高1000m)
ここのベンチで暫し休憩。かなり下りてきましたね。
下から人の声や車の通る音が時折聞こえます。

@17:05
休憩終えて避難小屋横の分岐を左、奈良尾・福定方面へ。
夕刻の日差し込むシンとした森林の中を歩きます。
途中から非常に急坂な丸太階段が長々と続きます。
最後の難所です。膝痛にならないよう慎重にゆっくり下ります。

@17:30 東尾根登山口(標高800m)
下山。林道を少し進み奈良尾キャンプ場へ。グラウンドでサッカーをする少年たちの姿。
あっ、朝来サービスエリアで会ったあの子供たちか。

@17:40 氷ノ山国際スキー場到着。
登山服、登山靴を脱ぎ、靴下も履き替える。ジャージに着替え、暫し休憩。
車は私達だけ。最終下山者かと思ったら後からカップルが一組下りてきました。

@18:21 帰路。自宅まで約200km。のんびり帰りましょう。

途中、福定親水公園にて下山届けを投函。
帰路道中、但馬・道の駅にて休憩。相方、お土産を購入。
ハード極まる山行の上、お車運転と、本当ご苦労様。

@20:00
帰路途中どの辺りだったかちょっとした街の中心地のファミレスにて晩御飯。どの店も大混雑でした。

@22:20 サービスエリアにて休憩。
あちこち大渋滞です。

@1:30 自宅到着。帰宅。
食事やら渋滞やらで大変遅くなりましたね。

しかし実に実にこれまででもっともハード、最も最高に素晴らしい山行でした。
また、必ず行きます。

△△△
全歩行距離:約11km
全歩行時間:9時間(食事・休憩含む)
最標高:氷ノ山(1510m)

使用地図:国土地理院2万5千分の1地形図 氷ノ山
山と高原地図 氷ノ山・鉢伏/神鍋
  1. 2013/12/27(金) 02:44:57|
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旧ブログより 2010年5月1日 金剛山・青崩道~大日岳~金剛山頂 

2010年5月1日
金剛山・大日岳

楽しみにしていた金剛山。身近にありながら一度も行った事がありませんでした。
関西百名山、日本二百名山に数えられ、富士山や高尾山に並び登山者数が全国屈指の山。
大阪府下最高峰(1125m)です。

因みに昨年秋に登らさせて頂いた倶留尊山(くろそやま/1038m)、
六甲山(931m)も関西百名山、日本二百名山の一つ。
もう一つ因みに、近畿で最も高い山は奈良県天川村にある八経ヶ岳(はっきょうがだけ)で、標高1915m。
修験道もある山深いところだそうです。ここもいずれ行きたいですね。

※高校生の時に耐寒登山で千早赤阪本道から一度登った記憶あり。

△△△
@5:15起床
おにぎりを作ったりストレッチしたり。
準備は大抵前日に済ませています。

@6:25 相方の車にて出発
東寄りの南方面へ一路。一昨日、下見をしているのでスムーズに進みます。


@7:15 水越トンネル脇の林道到着。
ストレッチ。トイレ。ルート確認。
出発して林道を200mほど戻ったところにある登山口に入って間もなく、
車の鍵をかけていない事に気づき戻る。

@7:50 入山
車を停めたところから林道を200mほど戻り左へ
青崩道(あおげ)登山口より入山。
すでに山々、野趣々々、森々。気温は10度ほど。
急登もちょくちょくありビギナーには中々ハードですが、とても良い山道と景観。
金剛山の一般的なルート(千早側)ではないので登山者も少なく、静かです。
時折立ち止まり小休止、水分補給。

@9:19 セト分岐到着。
ベンチにて暫し休憩。

@9:28
分岐右下入り、ハードな急坂を下り、黒栂谷道(くろつがたに)・カトラ谷へ。
急坂を下ると右は黒栂谷道。真下にカトラ谷の沢があり左、上流側へ進む。
沢歩きというのか、こういった場所を歩くのは初めて。
はっきり分からないが先日の雨で荒れているように見える。
100mほど進むと分岐が。とりあえず左方向に進むが水量もあり中々険しくなってきた。
膝痛が発症した事もあるし、足下も滑ったりぬかるんだり、岩場もあるし不安定だ。
だいいち、ルートが合っているか微妙に思うので、
ここはひとつ山の鉄則、無理をしないで引き返すことに。残念無念。

※後日、いろいろ資料を見ていると、どうやらカトラ谷入ってすぐの分岐を左ではなく右に行くようです。
それから、沢の状態や距離にもよりますが、沢歩き用の登山靴を履いた方が良いようです。
また機会を作ってチャレンジしに来よう。

カトラ谷を引き返し、セト分岐まで戻る。大変だぞ。
セト分岐からここまでの、あの急坂。あれを登らないといかんのだ。
膝痛発症(ひどくはないですが)の為、相方に先に行ってもらい、
この歩行距離凡そ100m程の急坂を目前に小休止。

@10:40 セト分岐に戻る。
えっちらおっちら(古い!)と拷問のように感じる急坂を登り、ベンチにて又も休憩。言葉なし。
途中、カトラ谷に行けなくて残念で、その上この急登。
腹が立って『もう帰る!』などとボヤいたが、こういうのも含めて山は最高に面白い。

休憩で気分も落ち着きセト分岐をそのまま真っ直ぐ進みます。

@11:20 国見城史跡分岐
ここで通常だと右方向に行くようですが崩落があり危険な為通行止め。左へ迂回します。

この辺りからまるで信州の高山を思わせる、いや、実際高山植物が咲いていました。
小さくて小さくて可隣で健気。ホント可愛いです。

@11:40 金剛山山頂、登頂。(標高1125m)
正確には立ち入り禁止となっている葛木神社の境内に頂上となる葛木岳があります。

山頂広場にて食事・休憩

さすが、金剛山。沢山いらっしゃってます。
ケータイにメールが入っていて確認すると私の生徒T氏から。
60才前後の氏は金剛山に日課のように日々登っている登山の大先輩。
時折金剛山山行中に素敵な写真付のメールを下さる。今日も写真付で、
9:30過ぎに既に下山しますとの事だから早朝からまるで散歩のようにサァーッと登って
サァーッと下山しているのでしょう。
山を歩いていていつも思いますがあの年代の登山者の健脚ぶりには驚きです。
Tさん、また山のお話し聞かせて下さいませ。

@12:40
食事休憩を終え、転法輪寺(てんぽうりんじ)で参拝。国見城跡地にて山頂撮影。

@13:05 再出発。
来た道(青崩道)へ戻り、少し歩いたところで分岐を右へ。

@13:20 大日岳山頂(標高1094m)
こぢんまりした山頂で、賑やかな金剛山の山頂広場よりも、
山々していてミニミニ高原な原っぱな感じがあり、個人的にはこちらの山頂が気に入りましたね。
ちらほら何人か登山者がお食事しておられました。

少しばかり景色を眺めたり記念撮影したりして六道辻方面へ。
途中細い細い、道端30センチほどの如何にも山深い山道、尾根道を歩きます。

@13:47 六道辻分岐(標高960m)
メインルートとなる右へ。野趣な細い山道がたまりませんね。

@14:05 太尾塞跡(ふとおさい)分岐。(標高735m)
地元の方が犬を連れてベンチで休憩中でした。
分岐を右に行って坂を下りきると広い林道が。
地形図、コンパスで確認するとこの林道はガンドバコガ・ルートのようだ。
この先はカヤンボ谷やガンドバコガ林道、水越峠へ至る。
私たちの予定しているルートではないので太尾塞跡地分岐まで戻ることに。

@15:14 太尾塞跡地分岐。
左へ曲がり太尾道を進む。

途中かなりの急坂。フィクスロープがある。慎重に進みます。
細い山道もちょくちょくあり。低山、高山に関わらず、
ズルッといくと崖のような急峻な山の斜面をゴロゴロ滑落してしまう道が当たり前のようにあります。
注意さえしていれば楽しい楽しい山行です。
暫く進むと今度は本当に崖。落差20メートルくらいはありましたかね。

崩れてしまったのか、ほんの2メートル程の距離ですが片足分もない、
フィクスロープが掛けてある道端10センチくらいのところが。
手前に迂回ルートを示す赤テープがありましたが、ここはひとつ経験という事で慎重に渡ります。
下を見てはいけないのですがチラッと見るとヒヤッとしますね。
高所恐怖症ですから怖いと言えば怖いですが山中では不思議と大丈夫です。

清々しい尾根道や細い山道、そして急坂が続きます。

@15:43
かなり標高も下ってきたところでちょっと休憩。

@16:10 太尾道(太尾西尾根ルート)終了。
コンクリートの林道を右へ曲がり下り水越トンネル脇の林道に出る。

@16:14
水越トンネル脇の林道、車の前到着。下山。一休み。
我慢していたトイレを済ませ、ストレッチ、余った水と雑巾で靴の汚れを少々落とす。

@16:43 帰路につく。

@17:20 帰路途中、かつ満 というお店にて夕食。
むちゃくちゃ美味いではないか。腹いっぱい。

@19:40 帰宅。
金剛山、素晴らしい山でした。また必ず行きます。

△△△
@最標高 金剛山(1125m)

@全歩行時間 8時間24分(食事・休憩含む)

@全歩行距離 約8,5km

@使用地図 国土地理院 2万5千分の1地形図 御所

山と高原地図 金剛山

いつも使用しているコンパスは定番、SILVA(シルバ)製のものです。
少しずつ地図も読めてきまして、家で山行計画立てながら、
或いは山行を済ませた後などに地図見てると色々楽しいですね。
地形図上でイメージ登山。たまりません。


△△△
翌日、次の氷ノ山はこれまでで最も本格的な登山となる山なので、
好日山荘にて相方がツェルト(RIPEN/ライペン)を購入。
ツェルトとは簡易テントの事で、非常事態の際、
テントの代わりになったり、バサッと被ったり様々な用途となる登山必需品。
併せて4ミリの細引き(細いロープ)を10mと、ツェルトを立てる時用のペグを2種類購入。

近いうちにツェルトを立てるトレーニング登山をしに行こう。これは楽しみだぞ。
  1. 2013/12/27(金) 02:19:50|
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旧ブログより 2010年4月29日 河内長野・瀧畑ダム周遊・瀧畑レイクパーク山頂

2010年4月29日
瀧畑ダム・瀧畑レイクパーク山頂ぶらりトレッキング

前回の信貴山から4週間近く空いた上、風邪をひいたりして体力が落ちているので、
ゴールデンウイークの山行に向けてトレーニングがてら本日は河内長野の滝畑ダム湖畔周辺をぶらぶら歩く事に。
ついでに予定にしている金剛山登り口付近も下見に行きました。

☆☆☆
今回は体力回復、トレーニング兼ねた軽いトレッキング。
そんな訳で山行記録用のメモ帳は持って行かなかったので、大まかなレポを。

@8時過ぎ 起床
ストレッチをしてゆっくり準備。

@9:30過ぎあたり
車にて出発。先ずは南東方面へ一路、金剛山を目指す。
ダムに行く前についでに明後日の金剛山山行の為の下見です。

千早赤坂村を過ぎ御所市(ごせ)方面へ抜ける水越川沿いの県道を通り、
水越トンネル手前で右脇道、林道に入る。200mほど行くと幾つかの金剛山登山口と、トイレがある。

金剛山山頂へ至る一般に有名な登山道と言えば千早城のある登山口や、ちはや園地方面からですが、
やはり山々した、野趣野趣した感じが味わいたいので、こちら側(青崩・石ブテ・太尾道)にしました。
で、自宅から車でどう行くか、車が止められるか、登山口はどのあたりかなどを下見。
およそ判断がついたので、県道に戻り滝畑ダムへ一路走ります。

@11時頃
滝畑ダム沿いの県道を通り、ダムを少し過ぎたところにある川沿いの駐車場に到着。
目前の河原では皆さんバーベキューやら何やらと行楽しています。
この辺りで標高およそ350m。山間部だし、川沿いという事もあり気温は10度ほど。
涼しくて空気も良い。軽くストレッチをしてトレッキング開始。

今来た川の上にある県道を川沿いにしばらく歩き、途中川を渡る道と山側に入る道の分岐で山側、右に入る。
程なくして○○商店と書かれた看板のある空き家のような建物の前でちょっと様子がおかしそうな地元の方と思われる男性に何やら奇妙不気味な事を話しかけられましたが返事もそこそこに無視して歩きます。
しばらくすると後ろから男性の乗った車が走って来て、別のトレッキングをしている年配のグループに話しかけていました。

ホラー映画やブラッドベリやキングなんかの怖い小説を沢山見たり読んだりしている僕は、
いろんな『パターン』『シチュエーション』を思い浮かべながら万に一つの事があったらいかんので、
その車が通り過ぎるまで道の端で待ってから再びトレッキング。
しばらく歩くと更に山に入る峠道と、ダム沿いに入るゲートのある道の分岐に出ます。
それをダム側の左に入る。分岐には道標があり、峠道は金剛生駒紀泉国定公園と記してある。
どこからどの辺りまでが国定公園か判らないが恐らく生駒山から大和葛城山~金剛山一帯の山域の事と思います。

ダム湖畔沿いをのんびり歩きます。ちらほらとトレッキングをしている方や、
地元の方と思しき犬を連れて歩いてる方などがいます。天気も良く、本当に静かで心地よいです。

滝畑ダムは昭和48年9月工事着手、昭和56年完了。標高は約360m。

@昼過ぎ
滝畑レイクパーク(標高約400m)に来ました。野外活動施設だそうです。
こんな所にこんな施設があるんですね。
施設案内板を見るとパーク内の頂上には展望台となる、
東屋(あずまや:屋根のついた休憩所)があるようだし昼飯にはちょうどいいという事で立ち寄ってみる。
スーパースライダーという頂上から滑り降りるモノがあったが昨年廃止となっていました。

階段を上るとベンチのあるちょっとした芝生の丘になっていて、そこを上がると遊具のあるミニ公園、
更にその上にスーパースライダーの入り口広場とトイレ。
トイレ横に頂上(スーパースライダー搭乗口)に至る山道があるが、スライダーが廃止している上、
山道が危険という事でロープが張られ立ち入り禁止になっていた。

施設整備をしている方がそばにいたので、
J(私たち):残念ですね、頂上へ行って昼ご飯食べようと思ってました。

O(施設整備のオジサン):スライダーは採算がとれなくなって廃止ですわ。
まぁ実際ちょくちょく頂上入ってる人居るんよ。
まぁワシら使ってる道やからとりあえず歩けるように整備はしてるんやけどな。

J:そうですか。そりゃイイですね。……。

O:…う~ん、まぁええか、よっしゃ、
アンタらちゃんとした格好(ザックを背負って軽装備ながら登山に行く格好してました)しとるし、
目ぇつぶっとこか。

J:ありがとうございます。じゃあ是非行かせて頂きます。

O:あんな、この道上がってな途中右に入って…

オジサンの心意気と親切心に感謝しながらミニミニ登山。
なかなか野趣溢れる狭い道端の山道。場所によっては足を滑らせると危ない所もありましたが、
登山では良くある事です。

なかなかの急登が続き、一つ目の東屋に到着。
ん?ここが頂上?相方がまだ先にあるハズというので少し先に行くと2つ目の東屋。
どうやらここが頂上(標高451m)のようです。トイレ横の登り口から約60mほど登りました。
しかし見晴らしがイマイチだったので、ちょっと休憩して下山。
下山途中、蛇に遭遇。マムシの多い地域で注意の看板があちこちにありましたが、
この蛇は青大将かシマヘビ、又はヤマカガシでしょう。
因みにヤマカガシは非常に大人しいですが口内奥に潜む牙にやられると死にます。
ハブの数百倍の毒を持ってます。シマヘビそっくりですが首頭の両側面あたりに赤い色がついてます。

@昼食 ベンチのある芝生の丘にて昼飯。
暫し休憩してダム沿いの道に戻り滝畑ダムに向かってトレッキング。

@15:30頃 ダム到着。結構人が居ます。
迫力満点。景色も素晴らしい。ダムから見える崖に大きな仏と観音様が彫られています。
木々が生えていて観音様は見えなかったが、仏様ははっきり見えました。
あんな崖っぷちにあんな大きく彫ってあるとは。

少し先のダム入り口駐車場辺りまで歩き、来た道を戻る事に。
途中こげら(小さいキツツキ)が道路脇の木に。間近で観察。
夕刻近くとあって途中からぱったり人が居なくなりました。
この静けさがたまりません。たまに道路下の藪々したダム湖畔岸辺に人の気配が。釣り人ですね。


@17:00前 駐車場に戻る。
河原で行楽していた人たちもまばらで、帰り支度をしています。

帰路途中、餃子の王将にて晩飯。

@19時過ぎ頃 帰宅。

☆☆☆
全歩行距離:約9km
歩行時間:約6時間(休憩,食事時間含む)
最標高:451m(レイクパーク頂上)

☆☆☆
帰宅後、事前に計画していた金剛山の登山ルートを改めて地形図、
山と高原地図を見ながら確認。楽しみだ。
  1. 2013/12/27(金) 01:56:57|
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旧ブログより 2010年4月3日 信貴山・千本桜並木~朝護孫子寺~山頂

2010年4月3日
千本桜並木~朝護孫子寺~信貴山

☆☆☆
本日は寺や神社が沢山ある信貴山を登らせて(詣らせて)頂きました。山自体が寺、神社のようなところです。

@7:50 自宅出発
7時出発の予定だったが寝坊してしまった


@8:15 JR天王寺駅 さらに間違えて阪和線に乗る

@8:28 JR堺駅下車、天王寺駅へ戻る

@8:40 JR天王寺駅 関西本線大和路快速奈良行き乗車

@8:55 JR王子駅到着 ここで近鉄生駒線に乗り換え

@9:19 近鉄生駒線王子駅出発
ホームにてストレッチ、準備運動。ほとんど人の居ない車内にてストレッチ

@9:22 近鉄生駒線王子駅到着 トイレを済ませ、地形図にてルート確認

@9:35 登山開始
駅を降りてターミナル前の道路をしばらく歩く。そこそこの傾斜の坂が約1km程続く。
これが意外にキツい。

@9:55 坂道終わりのT字路を右へ。
少しばかり道路沿いの歩道を行くと突然信貴山・朝護孫子寺登山口が。いよいよ入山です。

@10:00 ほどなくして名所、千本桜並木道へ。
桜はまだほとんど咲いてなかったが素晴らしい並木道。
元々ケーブルカーがあったそうで、ここはその跡地となる。時折枕木や廃材などがありました。
山という事もあるが、ケーブルカー路線跡地とあってなかなか傾斜がきいた登りが随分と続く。
約1kmはあった。先ほどの道路から延々と登り坂。これは中々ハードです。

@10:20 並木道を登りきり、県道のあるバス停・信貴山駅へ。
しばらくして写真を撮りながらゆっくり歩いてきた相方も到着。
バス停にて暫し休憩。

@11:00 再出発
古い田舎な町並みが風情溢れる門前町を抜け朝護孫子寺へ。

@11:20 朝護孫子寺(ちょうごそんし)
信貴山名物、ゆるキャラなどが流行る遥か遥か古くから信貴山のキャラクターとして存在するトラ君、信貴寅(しぎとら)の巨大な張り子(電動式で首が動いていた)がお出迎え。
寺や神社は、もちろん参拝・信仰の為にあるのだが、
昔は今で云うところのテーマパーク的な存在でもあったのではないか。
融通賽生尊(ゆうづうさいじょうそん?)にてお参り。小金が貯まる御守りを購入。
「小金」というところがミソらしい。因みに『融通を利かす』『融通が利かない』といったような『融通』という言葉はここが発祥、元になっているんだそうです。

朝護孫子寺本山にてお参り。寺から見える山々。素晴らしい眺望です。暫し休憩。

@12:04 本堂手前にある道を左へ、信貴山山頂(空鉢護法)方面へ。
時折急登のある登りを進みます。

@12:35 信貴山山頂/空鉢護法(437m)、登頂。
登山者と、お参りの方々がちらほら。ここで食事休憩。

@13:35 再出発 奥の院方面へ。

@13:42 農道の分岐を左へ、滝を見に寄り道。
朝護孫子寺近辺は参拝客が多いので幾つかあるメインルートの大半が良く整備されたコンクリート道か石道か、
アスファルト道。今回の山行中では、ここから滝までが唯一山道的。
急登、急坂が連続、しかも昨日の雨で非常に滑りやすい状態。
どうやらこの滝へ至るルートは雨のせいもあるが普段から湿っていて滑りやすいようだ。

@14:00 弁財天滝
地元の方々が雨で荒れた場所を整備しておられた。

@14:08 戻る。危ないので滑らないようゆっくり慎重に進みます。

@14:42 分岐点に戻る。左へ

@15:00 県道に出る。左脇道に入り奥の院へ。
急な坂になっている脇道に入ると郷愁感たっぷりな田畑の景観が素晴らしい田舎道が暫し続きます。

@15:17 奥の院
寺内を少々散策。県道へ戻る途中、田舎道途中で休憩。

@15:53
県道を横断、小さな橋、薬師橋を渡り少々進んだところでルートを間違えた事に気づき、
地形図を確認、薬師橋まで戻り、手前にある右の路地へ。
田舎の村落の間に続く狭い農道のような車道をぼちぼちと歩く。

@16:30
昭和で田舎な風景を楽しみながら車道をしばらく歩いていると
工場脇の土手でタケノコ掘りをしている鍬を持ったオジサン(工場の人らしい)に出くわす。
ちょうどタケノコを掘り返したところで、通りかかったからか、大きな土のついた、
採れたて新鮮な野趣溢れる山の香りがいっぱいのタケノコを丸ごと頂いた。

※※※
翌日、大変大変美味しく頂きました。
芳醇な野趣溢れる山の香りと歯ごたえ、甘味。最高です。オジサンありがとう。

@16:43 右脇道へ入り御櫛神社(みくし)へ
綺麗な小さな神社。ちょろっと見る。

@16:46 車道へ戻る。
果樹園が沢山。葡萄畑が多い。

@17:18 車道終わり。下山。
近畿自然歩道となる町道を右へ。近鉄生駒線の踏切を渡り線路沿いを左へ進みます。


@17:25 近鉄生駒線竜田川駅到着
ホームにて暫し休憩。

@18:05 乗車

@18:27 生駒駅 近鉄奈良線に乗り換える。

@18:43 額田駅(ぬかた)途中下車
肉の森田屋にて晩飯のおかずを買う。
コロッケ、ピーマンの肉詰め、メンチカツ、三色串、カニクリームコロッケ他。

@19:30 上本町駅下車
谷町線に乗り換える前にスーパー・成城石井にて少々買い物。

@20:20 自宅到着

☆☆☆
@最標高 437m(信貴山/空鉢護法)

@全歩行距離 約10km

@全歩行時間 8時間(休憩・食事時間含む)

@使用地図 1:25000地形図 信貴山(国土地理院発行)

@参考 関西ハイキング2010(別冊山と渓谷社)

山歩ガイドシリーズ・関西の山(東京地図出版)
  1. 2013/12/27(金) 01:44:43|
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旧ブログより 2010年3月22日 北生駒・ミニミニ縦走・龍王山~旗振山~交野山~国見山

2010年3月22日
北生駒・ミニミニ縦走
龍王山~旗振山~交野山~国見山

2ヶ月振りの登山。
またもや生駒山に行きました。今回は生駒山の北側、北生駒。この辺りは若い登山者はあまり訪れない。
そしてかなり低山。年配の登山者には古くから人気がある。
交野山(こうの/"かたの"ではない)を中心に南北に幾つか山があり、
今回はこの北生駒の小さな小さなアルプスを縦走します。

☆☆☆
@7:50
自宅出発 コンビニにて朝ご飯を買う。駅まで歩きながら朝食。


@8:14
JR天王寺駅より環状線内回りに乗り京橋駅まで
→片町線乗り換え快速にて河内磐船(かわちいわふね)駅へ

@9:05 河内磐船駅着

@9:25 登山開始
駅前にて入念にストレッチ、準備運動。
2ヶ月も空いたし、膝痛の事もあるので少々汗ばむくらいストレッチ。
ここでコンパスを忘れた事に気づく。
相方のキーホルダーに付いた小さなコンパスがあるが少々不安定。
さらに私の分の地形図を忘れた事にも気づく。
地図は二人とも持つようにしており、大抵の場合、相方が防水地形図入れに自身の地図を入れて持っており、
私もザックのウエストハーネス(腰ベルト)のポケットに入れていくのだが今日はうっかりしていた。
コンパスもいつも私が用意しているので相方もてっきり私が持参していると思っていたようだ。
やはりお互いに確認し合わなければいけませんね。

@9:40
駅から線路沿いに北へ1kmほど進み右(東側/山側)へ
やはり生駒山。大阪側からは急坂です。古ぼけた正行寺をちらと見て少しすると、ちょっとした棚田が。
前には住吉神社。住吉大社の分社(というのかな?)なのでしょうか。ここで参拝。

@10:00 かいがけの道へ入る
神社のそば、熊野古道にも繋がる歴史ある山道。
右は今来た道で山に入っていってる。左はいかにも山道。しかし石板の案内図も地形図上も右のように見える。とりあえず右へ進むがしばらくすると、どうも様子が変だ。

道も少々荒れてきて、砂防ダムが出てきた。砂防ダムの向こう側に山道が見えるが、それは明らかに今回のルートとは方向も位置も違う。
地形図と小さなコンパスを頼りに、また、下に大阪平野を見ながら全体的に確認。
ふむふむ、やはり砂防ダムを右に巻いて進むようになってるからここでいい筈だが?
山に入ると場合によってはさびれた荒れた山道を進む事もあるが、この道は人が踏み込んだ気配が無い。トレース(踏み跡)もほとんど無い。

明らかにルートを間違えましたね。これを無理に進んだりヘタに別ルートに入ったりすると道迷い遭難になる。
山の遭難の大半を占めるのは、滑落や落石などではない。実はこの道迷いがダントツでトップ。
しかもこういった身近な里山での道迷い遭難は頻繁に多発している。時には命に関わる事もあり、事実、里山での死亡例も結構あるのだ。慎重に慎重に。周りの状況、足元のトレース状況、そしてこまめに地図をチェック。
僕も相方も超初心者。まだまだ駆け出し、勉強、勉強だ。

というわけで、住吉神社前、かいがけの道入り口まで戻る。

@10:20かいがけの道、左側へ、改めて入山

@10:33 中々の急登です。久しぶりなので体が重い。水分補給で5分休憩。

@10:49 かいがけ地蔵を少々見る

@10:53 二股分岐を左へ、龍王寺方面へ進む
かいがけの道を外れ、鳥居のある左ルートへ。

@11:12 龍王山登頂(標高321m)
暫し休憩。見晴らしはいまいちです。
しかし山深い雰囲気になってきましたね。
ここのお寺というかお寺跡?なのか、もうどうにも朽ち果てた感じです。
しばらく急勾配な稜線を進むが、またもやどうにも様子が変だ。
あまり人は見かけないがそれでもさっきまではチラホラと登山者がいた。
しかしパッタリ人の気配もない。踏み入れた気配が無いのだ。

山に入ると木や葉っぱや石などに赤いペンキで印があったりする。赤いテープの場合もある。
山に入るには、まず事前に地図などでルート確認、イメージ山行、
そしていざ当日は地形図、ガイドブック(山と高原地図など)、コンパス、道標、実際歩いている状況、そしてこの赤い印なんかを目安に判断して進んでいく。
まだ勉強不足ではっきり分からないが青いテープもたまに見かける。おそらく林業や電力会社の関連か。
黄色いテープは入ってはいけない印のようだ。

さて、様子がおかしいこのルートも随分前に塗られた感じだが確かに赤ペンキの印がある。
地形図も見ながら歩いてきた。少なくとも龍王山を少し進んだところまでは間違いないだろう。
今は北側に進んでいて、左側(西)に大阪平野、右側(山)はもちろん山々だらけ、後方(南)は今歩いてきた山中。
おかしいのは人があまり入ってきていない感じだけではなく、左側の町の風景があまりにも近いことだ。地形図で確認してもやはりどうも近すぎる。
このまま行けば交野市のどこぞ辺りに降りてしまいそうだ。いや降りたならまだいいが、とんでもない所に出て迷ったら危ない。
そういえばここまでに2、3箇所右に曲がるルートがあった。赤ペンキも付いていたが。

地形図で改めて確認するとやはり間違ってしまったようだ。急な登り下りが少しばかり続いたが『迷い遭難』になる前に来た道を戻る。
戻る途中1箇所目の赤ペンキ印の分岐、つまり戻っているので逆になるので左、山側になるルートを、分岐に相方を待たせて、進む。
急な坂で藪になり、藪の向こうに古い小さな砂防ダムが見える。ここは違う。
分岐に戻り、2箇所目の分岐、赤ペンキ印を左へ。ここでした。バッチリ明らかなルートがあります。
またもいろいろと勉強、経験になりました。

@11:37 林道に出る
舗装されていない道路に出る。トラクターかブルドーザーの通った跡が。途中、畑に沢山の大根が顔を出していました。"大根取るな"の立て看板。こんな山の中、幾らでも取り放題ですね。一応言っておきますが取ってませんよ。

@11:50 休憩
大根畑の前が日差しが当たって心地良かったが勘違いされると困るので少し進んだ辺りで暫し休憩。
※後の昼食時、ここで携帯灰皿を忘れた事に気づく。ジッポー社製の8年ほど愛用していた品だったが、こんな所であっけなくお別れ。ご苦労様でした。良い品なんで誰か使ってやって下さい。

@12:00 再出発

@12:10 旗振山登頂(345m)
林道の途中左へ入りかなりの急登を歩いて2分、旗振山頂です。
電波塔があります。眺望はいまいちです。龍王山よりも小さな山頂でした。
林道に戻り左へ進む。

@12:25 大阪環状自然歩道に出る
自然歩道ですがここら辺りは車道と重なっている。

@12:30 こげらの小路へ入る
自然歩道の右にある山道。交野山方面へ進む。
途中からせみしぐれの小路に入る。

@12:50 交野山登頂(341m)
観音岩にて休憩。
交野山山頂手前にはミニミニの岩場と梯子場あり。山頂の観音岩からの眺めは有名だ。いや実に素晴らしい眺望。
大阪平野、神戸、京都方面、南や東の山々も一望出来る。
交野山はちょっとした観光名所なので500mほど下には駐車場もあり、家族連れも沢山来ていた。
先ほどのミニミニ梯子場や岩場なんか、チビちゃんたちにはちょっとした冒険探検気分で楽しいでしょうね。
ここらのベンチで食事を予定していたがちょっと人も多すぎるし、バーナーを使ったりするし狭いのでこの先のふれあいセンターに変更。

@13:05 交野山を過ぎて、おにやんまの小路→いたどりの小路へ。
ふれあいセンター~国見山方面へと進む。しかし暑いですね。
鳥たちが可愛いです。里山には鳥たちが沢山います。歩きやすい道が続く。

@13:40 白旗池のそば、ふれあいセンター到着
ここのテーブルベンチにて食事。よく整備されていてトイレも飲み水になる上水道もあり。野鳥観察小屋もある。

@14:40 入念なストレッチをして、再出発
この後、国見山方面へ自然歩道から左へ入って山道を進む予定だったが、中々わかりづらく、時間も時間であるし、久しぶりの登山なので体力的な事も考え、自然歩道を進む事にする。
今回の山行ルートは実際にはめちゃくちゃハードなわけではないですが無理は禁物だ。
のんびり登山が楽しい。

@15:15 国見山登頂(286.5m)
北生駒アルプスミニミニ縦走最終目的地。500年程前にお城があったところ。文字通り国見だけに眺望も素晴らしい。
今回の山行のメインだった交野山の観音岩よりも、この国見山頂の方が気に入った。
龍王山、旗振山、交野山、そしてこの国見山、いずれも小さな山で山頂もこぢんまり。
しかし交野山以降、予想よりもあっという間の距離だった。

@15:30 国見山で暫し国を見下ろし、自然歩道に戻る。
途中、トレイル・ラン(山中マラソン)のグループが颯爽と追い越す。おそらくトレーニング中なのだろう。どんな体力をしているのか。
落石注意の印が所々に。

途中に夫婦岩が崖上に見えた。暫し見上げる。
実は国見山の後も自然歩道に戻るのではなく、山道に入り、夫婦岩のある場所、正に見上げている場所を進む予定だった。
立ち止まり夫婦岩を見上げていると歩いてきた年配の登山者が、
あの夫婦岩のところにも道があってね、国見山行きましたか?山頂のところに急な下り道あったでしょ?
そこを下りて暗い、いやホント真っ暗でしてね。その山中を抜けて夫婦岩に出るんですがいやぁまぁ道中とても険しくてね、ホント危ないですけどとてもイイですよ。

う~んしまった!行きたかった!相方と共に、国見山山頂でその急なルートを見てたのだが…二人でしまったなぁ行けば良かったと後悔。

@16:07 自然歩道途中終了、下山
自然歩道がもう暫く続いているのだが工事中につき津田駅まで迂回路を進む。
本当ならそれほど時間はかからないが迂回のため駅まで結構な距離。少々時間がかかった。

@17:00 JR片町線津田駅前到着
駅前のカフェ・ベーカリーにて休憩。軽く食事。


@17:54 津田駅より乗車、天王寺駅へ。


@18:45 JR天王寺駅到着
途中本屋に寄り、山と渓谷4月号と、山と渓谷の別冊、ヤマケイJOYを購入。東京アルプスと関西アルプス特集。今日行ったところも載っていた。
自宅前弁当屋にて晩飯を買う。今日は面倒なんで作ってられません。

@19:30 自宅到着
後片付けも大変だ。先ずは早速洗濯。登山靴は明日キレイにしよう。

久しぶりの山行、やはり山はイイ。たまりません。再来週の週末も登山の予定。相方と話し合った結果次は花見を兼ねて信貴山に決定。楽しみだ。
風呂に入り就寝前もストレッチ。なんだかんだで深夜3時。 死んだように眠る。

☆☆☆
@全歩行距離 約9km

@最標高 345m(旗振山)

@歩行時間 約7時間30分(食事・休憩含む)

@使用地図 国土地理院発行地形図 枚方


☆☆☆
相方がアメーバブログに登山ブログ ”ハーピン・ジョーの山フォト日記”を作ってくれました。
山行時の写真が載ってます。興味ある方は是非ご覧下さい。
  1. 2013/12/27(金) 01:30:08|
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旧ブログより 2010年1月23日 生駒山・枚岡~府民の森~千光寺

2010年1月23日

生駒山・枚岡~府民の森~千光寺~元山上口駅

☆☆☆
昨年12月に続き再び生駒山へ行って参りました。今回は枚岡(ひらおか)ルートです。

@朝7時自宅出発

@8:25 枚岡駅到着

8:30 準備運動の後出発
前回の石切、そして枚岡、額田といった生駒山の麓となるこの一帯は麓というより既に山になっている感じで、町じゅう急な坂道だらけです。
枚岡駅降りて有名な枚岡神社までの階段を上り、神社横の道へ進み路地を入っていく。
その後連続する階段を登り分岐へ。
神津嶽コース(枚岡展望コース)へ入ります。いよいよ山です。

@8:50 休憩

@9:05 枚岡展望台(標高260m)
少しばかり景色を眺める。生駒山は大阪側は非常に急坂です。

@9:25 枚岡神社神津嶽を左へ、府民の森方面へ入る

@9:30
休憩所のある、らくらく登山道を横断、更に神津嶽コースへ
イノシシ注意の看板が所々あります。
生駒山は大阪側からですとかなり開発が進んでいて先ほどの、らくらく登山道(広い自動車道と歩道です)くらいまでは人工的気配が強いです。この辺りから山らしい感じになってきます。

@10時 鳴川休憩所にて休憩
昔はこの辺りにこんな小屋はありませんでした。トイレもあります。

@10:12 再出発

@10:26 府民の森/万葉の路~万葉植物展示園、到着。

@10:30 府民の森/ぼくらの広場到着(標高514m)
枚岡から距離にして約3kmほどのところです。

@食事
ちょっと早い気もしましたが早朝から動いてますからちょうど良いです。
この府民の森は、森というより正しくぼくらの広場。広い高原のようです。
眺望が素晴らしい。近畿の山々や大阪平野、神戸港などが一望出来ます。
持参のおにぎりと一緒に、おかず入りラーメンをバーナーで作りましたが風が強くて、火が揺れまくりで安定しません。
このくらいの風でも火が消える事がなくて中々大したもんだとは思いましたが、
安定していないと沸騰するまで余計な時間がかかり、ガスの消費量も多くなります。風除けを買わないといかんですな。
いやしかし寒かった。

@11:45 再出発 鳴川峠方面へ
さぁお待ちかね奈良側です。大阪の皆様が知っている、あぁ生駒山ねぇといったものではありません。
本当にね、とても山深いんです。こんな近くにこんな不気味なくらい静かな人の気配の無い山深いところがあるなんて。

@11:55 元山上口駅方面(右)、神感寺(斜め下右)、暗峠(左)の分岐へ出る
生駒縦走路を鳴川峠~元山上口方面へ

@12:22 鳴川峠(標高450m)

@12:35 コゲラを観察
鳴川村方面へ至る三叉路分岐を左の道へ進む。この道は行者道です。
この行者道はその大昔、長い間田んぼだったところで、今現在も地盤がグニュグニュの湿った状態。
もちろん一般登山道ではないですからちょっとばかり山の雰囲気を楽しみに来た、といったような方は入らない方が良いですね。確実に登山靴か、さもなくば長靴が必要です。中々険しいですし汚れますが楽しいです。
いつイノシシやワケのわからぬ物の怪が出てもおかしくないような静けさがたまりません。

@13:10 二股分岐。ここで暫し休憩。
左右いずれも元山上口方面と記されているが右へ行くと田畑に入り行き止まりになってました。
しかしこの風景の美しさよ。2010年とは思えない昭和な山と畑の風景。
鳥たちがめったに見ない人間を見て騒いでます(のように見える)。静かに静かに歩きます。可愛いです。
行き止まりだったので左へ進みます。

@13:45 行者道、抜ける。
次から次へとぬかるみ道、荒れた道が続きました。一気に進んだので相方も少々疲れたようです。
田舎町へ出たところで少し休憩。

@13:50 鳴川村入る。千光寺到着。暫し観光。
そしてゆっくり休憩。
お宿もあるお寺。そうとう歴史のある寺のようでした。
入り口はこぢんまりしてましたが、中へ入ると結構奥までありました。いいお寺ですね。
お寺に良いとか悪いとか無いのでしょうが。

@14:45 再出発
のどかな山村です。古いお屋敷が素敵です。
玄関口で、『お金はこちらへ入れて下さい』と書いて、野菜を並べているお家なんかもあります。

@15:05 揺地蔵尊を右へ、元山上口駅方面へ
集落の路地を下るとまた山中・山道に至る道が出ます。そこに清滝石佛群史跡が。
これがとても素晴らしくて、圧倒されます。
千光寺にはお宿もあるし、昔は観光地で賑わったりしたんじゃないでしょうか。
朽ちた施設もあったりしてちょっと淋しい気にもなったりします。鳴川村・千光寺・石佛群史跡。隠れた名所です。

さて石佛史跡を過ぎるとしばらくの間、山道が続きます。主に地元民が使っていると思われます。
これがまた大変素晴らしいです。タイムスリップしたような昭和な原風景というか、山あいの風景、ぽつぽつとみえる小さな村々。さすが奈良ですね。本当に素晴らしいです。

@15:50 生駒山口神社
昭和な山あい風景を抜けると広めの車道が出てきました。
向かいにある生駒山口神社の長い階段を上り休憩兼ねて少々神社内を散策、元山上口駅目指し車道を歩きます。

@16:15 近鉄線元山上口駅到着
小さなホームです。2両編成の近鉄電車が行き交います。ここで暫し休憩。
ホームにあった水道を有り難く拝借して行者道で泥だらけになった靴を掃除。
すいません近鉄様。お陰様で助かりました。

@16:50 電車に乗り東生駒駅まで。奈良線に乗り換える。

@17:30 額田駅途中下車。
前回同様、名物『肉の森田屋』で晩ご飯のおかずを買う。
三色串、メンチカツ、コロッケ、ピーマンの肉詰め、カニクリームコロッケ等々。
額田駅ホームにてコロッケを貪る。

@18:55 自宅到着
登山装備や登山服などの片付け、お洗濯が大変です。

痛めている膝に気を配りながらゆっくり歩きなんとか無事帰路に着く。実に素晴らしい山行でした。


☆☆☆
@山行行程中の最標高:514m

@全歩行時間 約7時間15分(休憩・食事・観光含む)

@全歩行距離 約12km

@地形図(国土地理院発行) 信貴山

@参考にしたガイドブック
関西ハイキング2010(山と渓谷社)
  1. 2013/12/27(金) 01:12:45|
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旧ブログより 2010年1月1日 箕面山・勝尾寺~瀧道

2010年1月1日・元旦

箕面山周辺~勝尾寺~滝道

☆☆☆
今回は箕面の山へ行きました。

7:28 自宅から車にて出発
車中にて朝ご飯

8:08 箕面・栗生間谷(あおまだに)近辺到着

8:20 駐車場より出発

8:30 善福寺から山へ入る。 分岐を右へ

団地が並ぶ町中を歩いて程なく、箕面近辺はすでに目前が山々ですし田舎ですので、少し歩いたらもう山が出ました。
小さな地元のお寺、善福寺があります。

この辺りの山々たちは何山なのでしょうか。箕面山系と言えば良いのでしょうかね。箕面山(355m)を中心に北東には天上ヶ岳(500m)、鉢伏山(604m)、更にその上には明ヶ田尾山(619m)、西南には六個山(395m)、千代山(315m)などがあります。恐らく総称してこの辺り(北摂~京都方面)の山々たちは『北山』という事ですかね。

8:40 勝尾寺へと続く外院尾根の古参道入る。
もう大変によろしい感じの山々な雰囲気。元旦なんで地元の方々が勝尾寺参拝で歩いていたり、登山者もちょくちょく。

8:43 古参道入って間もなく最初の休憩。見晴らし良し。
ゆっくりのんびり写真撮ったり(相方です)、良い景色や眺望がある度立ち止まりながら歩くのが好きですね。

9:50 旧参道分岐
外院尾根と言われるここは、勝尾寺への参道が2本。
谷山尾根側の古参道と旧参道。そんなに整備され過ぎてなくて山々していて素晴らしいトレイルです。

10時:休憩 見晴らし良し。
休憩終えて暫く進むと栗鼠がこちらをチラッと見て、前を横切る。
途中、狭い狭い小規模の尾根道や古参道側へ寄り道。相方が昔来た事がある池を見物。

10:30 勝尾寺到着。
山深くなって少々の急登なんかもありましたが途中から人工的山道となり階段降りると勝尾寺へ。道路を渡り寺内へ。
暫し休憩、散策。元旦とあって参拝者が沢山。

11:25 勝尾寺内奥より東海自然歩道へ入る。
入るなりほとんど整備されていない山道。こりゃあたまらんです。狭い山道、急登が多少続きます。

11:55 開成皇子の墓へ。
しかし山深い。都会から僅かに入った里山ですが、この静寂。勝尾寺まではまだ多少の登山者とすれ違いましたが、自然歩道に入ってからはめったに人と会わない。
ちょくちょく岩が出てきてガレ場的です。
開成皇子(かいじょうおうじ)の墓の横の木道が通行止め。真横下に作られていた細い迂回小道を通る。

12:01 最勝ヶ峰(540m)通過。

12:30 自然研究路の4号路へ至る道入る。
かなり藪々してます。苔むした倒木、去年の台風でワヤクチャになったのか。新しい倒木や折れかかった木もあり、
トレース(踏み跡)がほとんど無く、道も分かりにくく危険な感じです。もうこの山々感、たまりません。
本当に放置されてるというか整備されてなくて、人もほとんど来ていない感じです。
ここを抜けると何とか言う貴重なカエルが生息する小さい池に出て自然研究路・4号路へ。さすがに自然研究路ですから適度に整備された山道が続きます。

ここら辺りから左膝に痛みが。もっとゆっくり歩かないといけないのに、最近全く痛くなかったので調子にノリ過ぎた。
ヤバいぞ。

13:20 自然教室ビジター・センター到着。食事。
バーベキューやキャンプが出来る設備がある広場にて昼食。ここで少々体が冷えてしまい膝痛が悪化。
出発前にトイレの前にあった、誰かが置いていった棒切れを2本拝借してストック代わりに。

14:20 出発。府民の森(こもれびの森)へ至る、ばばだに という峠へ入る。
これがまたいきなり急登な上、狭い細い、全く整備されていない野趣溢れる右側は崖になった山道。
しかもザレ(小石や砂利)場道。杖をつきながら膝を庇いながらゆっくり歩く。
ばばだにの奥が、これまた野趣野趣満載のどれが、どこが道か分かりにくい倒木だらけで参った。
痛い、痛い、苦痛です。しかし負けないぞと歩く。
あぁ愛しの山。無心になり一歩一歩、歩きます。山の一番の魅力はこの『無心』『ただひたすら歩く』なのです。
しかし、ばばだには距離にすれば先ほどの4号路手前の山道と同じく短いものでした。急登を上がると才ヶ原林道へ。

14:45 才ヶ原林道へ。
ここを暫し進み、こもれびの森へ入って箕面の瀧道に出る予定でしたが、膝痛が酷いのでこのまま林道をゆっくり歩く。
緩やかなアスファルトの林道で、しかも車通行止めなので静かだし雰囲気も良く、景色も素晴らしい。
途中、台風の影響か、土砂崩れ跡を通過。他にも数カ所いつ崩れ落ちてきてもおかしくない所があった。思わず静かに通ります。そうかこりゃ確かに通行止めですね。

しばらくして膝痛もマシになったし、瀧道へ至る山道へ入るか、このまま林道を降りるか迷ったが、瀧道は良く整備された道なんで行くことにして、橋を渡って右に入り、瀧道へ至る山道へ。
割と平坦な道が続き、しばらくすると小さな展望台へ。
ここで少し休憩。
もう真下には瀧道が見えていて観光客の声も聞こえる。
さぁもうすぐだという、この後が地獄だった。

瀧道に出るまでの下り、それでなくても下りが痛いのに、石段に継ぐ石段。そしてまた石段。
石段、石段、石段。石段ばかりが延々と続く。夕暮れ迫り、山中は結構暗くなってきたがいざとなればヘッドランプもあるし、ここは一段一段、休憩しながら、老いた人が街中で少し歩いては休み、少し歩いてはまた休みするのを見かけますが、少しそのご苦労がわかった気がする。
しかしこの石段…拷問です。無心、無心で歩きます。

16:15 やっと瀧道へ出る。 昆虫館の入り口のベンチで休憩。無言です。

17:30 阪急箕面駅前バス停到着。

18:00 栗生団地行バスに乗る。栗生団地到着、車に乗り帰路につく。

19:30 自宅到着。

☆☆☆
箕面山系・北山
今回のルート上の最標高は540m
全歩行距離:約15km
全歩行時間:約9時間
(休憩、食事時間など含む)
使用地図:山と高原地図/北摂・京都西山

☆☆☆
膝痛で大変でしたが本当に野趣溢れる山々山深くて、素晴らしい里山でした。また行こう。

☆☆☆
1月末、国土地理院地形図/広根(箕面山近辺)を購入。
  1. 2013/12/27(金) 01:01:28|
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旧ブログより 2009年12月19日 生駒山・石切~辻子谷~生駒山上~宝山寺

2009年12月19日

石切~辻子谷(ずしたに)~生駒山上~宝山寺~生駒駅

☆☆☆
子供の頃から馴染みのある生駒山に行きました。
何度も登らせて頂いたこの山に、『登山です』といった格好で登るのです。
里山、低山は身近に山、自然を感じる事が出来ます。
もちろん低山といえども険しかったり迷い道の多い山もありますが都会から近いので気軽に行って、
自然に触れる事が出来ます。

☆☆☆
9:30 自宅出発。

10:05
近鉄上本町駅より快速急行にて生駒駅へ。各駅停車に乗り換え石切駅に戻る。

10:34 石切駅到着。
駅より少し歩いた所の駐車場にて準備運動。いざ出発。
生駒山は大阪側からは大抵が急登ばかり。いきなり急な登りです。
暫くすると、辻子谷(古道)となります。
一気に田舎ムード。お地蔵さんもちらほらあります。
途中漢方薬の製造会社が。長年東大阪に住んでいて、かなり登ってるのにこんなところに漢方薬を作っている会社があるなんて知らなかったなぁ。
この辻子谷(ずしだに)一帯では昔から薬を作っていたようで、当時を再現した観光向けに作ったと思われる水車やミニチュアの小屋なんかも途中にあります。
途中分岐あたりでイノシシ注意の看板が。こんなところまでイノシシが降りてくるようになってたんですね。子供の頃はあり得ませんでした。

11:06
正式?に辻子谷(ずしだに)古道に入る。山深くなってきました。

11:19 分岐を左へ興法寺へ向かう。
急登が続きます。お地蔵さんがそこかしこに。

11:34 休憩

12:00 興法寺。暫し寺の中をぶらり。余りに昭和初期な古めかしい『便所』を拝借。

興法寺を出て右へ進み、車道に出たところで休憩。なかなかの見晴らしです。車道を渡って山道へ。
ここまでは真冬という事もありましたが、幾人かの人と会いました。登山家や地元の熟れた山人、ぶらっと登ってるうちにこんなところまで来た人などなど。八尾市から自転車で来て瓢箪山から歩いてきたという60代の元気な人も居ましたね。

13:00 生駒山山頂付近。(山頂は642m)
山頂は生駒山遊園地の中にあります。山道の山々な雰囲気を味わいたい、『山中を歩きたい』のであって、登頂するのが絶対的な目的ではないので、遊園地を右にぐるっと巻いて奈良県側へ。

13:30 宝山寺方面への峠へ入る。
生駒山は奈良側に入ると想像以上に山々していて、大阪側から山頂までしか知らなかった私は結構驚きました。
かなり山深い感じでたまりません。しかも人の気配全く無し。

13:35 峠途中のベンチにて食事。
先日買ったコールマンのシングルバーナーで初の食事。ラーメンを作りました。味噌汁の具の乾燥野菜を少々。持参したおにぎりと一緒に食べる。美味い、温かい、美味い、温かい。
人っ子一人通らず気配も無し。山の、木々の存在が、時折聞こえる鳥の鳴き声が、「静寂」という音楽を奏でます。たまりません。
食後休憩していると、あまり日の当たらないところだった(ピーカン晴天ではなかったですが)ので一気に寒くなってきた。後片付け中に年輩の夫婦らしき登山家が大阪側からやって来る。

14:26 再出発
ここからマニアの間では知られているという山道へ。
山には登山家が歩く一般山道だけではなく、電波塔や電線の工事関係者や、林業の方々が使う山道があります。
で、相方が登山家のブログなどを見て情報を得た、通称『NHK道』という山道に入りました。殆ど人が入って来ない道です。これはオススメのコースですね。素晴らしい。
暫く歩くと生駒山上ケーブルカーの踏切へ出ました。霞ヶ丘駅です。
ここでケーブルカーが通り過ぎるのを見ながら暫し休憩。踏切を渡って宝山寺へ。

15:30 宝山寺。
寺内をゆっくり見物。某ギタリストから話には聞いていたが非常に素晴らしい風情と歴史の趣溢れるお寺。寺社巡りを結構してきましたが今までで一番気に入りましたね。是非再訪したいです。日が暮れるまでゆっくりしました。
宝山寺は昔から有名な参詣、観光地でして、寺から生駒駅までの約2キロに渡る石の階段が次々続いている通りには旅館がたくさん並んでいます。

17:15 近鉄生駒駅。
途中額田駅下車。
東大阪市民には馴染みの名店、肉の森田屋へ寄り、コロッケ、ピーマンの肉詰め、メンチカツ、三色串、カニクリームコロッケその他、今晩のおかずを買う。肉の森田屋は瓢箪山、東花園などに店を構える肉屋。オススメです。

19:10 自宅到着。

☆☆☆
生駒山(642m)
歩行距離:約7.5km
歩行時間(食事・休憩含)
石切駅~生駒駅まで
約6時間15分

☆☆☆
今回の登山は地形図(国土地理院発行25000分の1地図)
を持参。
生駒山はそれなりに有名なハズなのに、登山と言えばこの地図といえる『山と高原地図』シリーズにはないのです。
まぁそういった事もあるし、登山には地図、地形図をちゃんと見る事が出来なければいけないので『読図』の基本練習は先ずは良く知った山からというワケで生駒山の地形図を見ながら足を進めました。
まだまだ超ビギナーですが、地形図を見ながら、いや『読みながら』コンパスも使ったりしての登山は面白いですね。
今はまだ知った山で使ってるからなんとか利用出来てますが、まだ上っ面の形だけですね。
地形図は名所やトイレなどは記載されていないので山のガイドブックなども併せて使うと更に良いです。今後も地形図とコンパスは必ず持参しよう。

※1月に入り、金剛山系付近や北生駒山付近、箕面山付近の地形図を購入。
地図を見ていると楽しいです。あれこれ想像しながら見ていると飽きません。

☆☆☆
さて今回の登山、3つの楽しみがありました。
一つは先に述べた読図練習。
一つは食事に使ったバーナー(ストーブ)。
このバーナー、登山家の間で定番はイワタニやSOTO、EPIといったメーカー。
私の買ったコールマンはキャンプ系。決してモノは悪くない。いや良い品ですが上記のイワタニなどの方が登山には更に適しているようです。
今は相方と共用としているけど登山用具は各自が所持するべきなので、いずれイワタニかSOTOのバーナーを買おう。

そしてもう一つは11月にやっと購入した登山靴。メレルの最新の登山靴をスウェーデンの某有名登山アウトドアメーカー直営店で試し履きすること約3、40分。これはいいという事で購入。
そして今回の登山。奈良側に入って下山時、間もなく、左足首外側に痛みが。登山靴は登山の三種の神器の一つ。
レインウェア、ザック、そして登山靴。購入したメレルの靴が悪いのではなく、足に合うか合わないかという事です。
もっともっといろいろなメーカーの靴を試し履きしまくって吟味すれば良かった。足も痛いが高価な代物だけに懐も相当痛い。

※数日後、相方に借金をして登山靴の老舗、ドイツのローバーというメーカーの靴を好日山荘梅田店にて購入。
2時間近くいろいろなメーカーの靴を試し履き(登山用品店には大抵、登山靴試し履き用の岩や階段を模したモノがある)、ローバーに決め、更にその靴を1時間以上履いたまま店内をぶらぶら。文句なしに素晴らしい履き心地。痛みなど微塵もなし。
因みに相方はローバーと親戚関係的な存在と言える同じドイツのハンワグという老舗ブランドの靴を最初から買ってました。やはりハープも登山靴もドイツなのか。いやいやイタリアやフランスの登山靴の老舗ブランドも相当良いようですよ。

後日、箕面山、再度生駒山(枚岡コース)、街中、ライヴなどで履いてみましたが、もう手放せません。
とにかく登山用具は揃えるまでお金がかかりますね。
あとはテントにストックに時計に容量の大きいザックに……まだまだあります。
  1. 2013/12/27(金) 00:51:14|
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旧ブログより 2009年11月22日 武庫川廃線跡地~さくらの園

2009年11月22日

武庫川廃線跡地とさくらの園~さくらの道・山道をトレッキング

☆☆☆
登山から帰ってくるなり、次はどこに行こうかと考えてしまうようになったら、それは山にとり憑かれた証拠だそうです、僕は完全にとり憑かれてます。山に行く日が近づくとワクワク胸が躍り、その山行が終わると次の山行を決め、もう楽しみで楽しみで、まだかまだかと登山の雑誌を見たりガイドブックや地図を見たりして待つ日々が続きます。

最近は山登りの夢を見る事が多くなりまして、ハープを吹いてる夢を見た次の日は山登りの夢、などと繰り返してましたが、先日、遂に山で演奏している夢を見てしまいました。いや本当の話しです。

☆☆☆
前回の六甲に続き今回も兵庫方面、宝塚は武庫川流域、武庫川沿いにある旧福知山線廃線跡と、大峰山に続く桜の園周辺に行って参りました。六甲山系に入るかと思いましたが『山と高原地図』によると北摂山群になっておりましたね。

@7:30
自宅出発
駅前のコンビニにて朝ご飯を買い、電車に乗り込む。途中下車して駅のホームで朝ご飯。

@9:10
JR宝塚線生瀬駅到着
田舎な所。田舎です。イイですね。少し曇り空。幾人か登山の格好した人達が駅前やそばにあるコンビニに居ます。
そのコンビニにて昼ご飯を買いザックに詰めて、9:15 出発。

国道176号線を武庫川沿いに歩いて暫くすると大多田橋の交差点左側に電車の高架が見えた。
下には武庫川に合流する太多田川。中々素晴らしい景観でした。
さらに国道を進み中国自動車道をくぐると右側武庫川沿いに田舎道があり、そこを歩くともう一気に山々した渓谷になりました。普段知っている武庫川のイメージとは違い、おぉ!と思わず声を上げるほど想像以上の素晴らしい渓谷の景色です。

@9:43 廃線跡入り口到着
武庫川廃線跡地は、昭和61年に廃線となった旧福知山線の軌道跡がトレッキングコースのようになっているのですが、
JRが正式な観光地としている(認めている)所ではないので、入り口には危険・立ち入り禁止の看板があり、
鉄橋が古くて危ないので責任は持ちません云々といった事が記されてました。つまり自己責任ですという訳です。
さて、先ずは短い鉄橋を渡り、ほどなくすると武庫川対岸に高座岩、人面岩と云われる岩が現れます。高座岩はわかりましたが人面岩はまぁそう言われればそうですかね。

@10:00 北山第一トンネル(318m)
この廃線跡ハイクの魅力は武庫川渓谷の素晴らしい景色と、このトンネルなのですよ。何だか子供のようにワクワクします。この第一トンネル入り口前に非常に興味をそそるモノを発見。
右側が武庫川で左側は山なんですけど、その山側に何やら不気味な古い鉄扉。開けてみると坑道のような小さなトンネルが奥まで続いているではないか。
入りたいけど、崩れたらコワい。それに地面は水浸しで深さも不明だし迷路みたいになってたらヤバい。
しかし実に気になりますね。いや、凄くそそられましたがコワいので行きませんでした。

さて、トンネルです。ヘッドランプを装着していざ探検。たった300メートル程ですが意外に長く感じます。
入って数十メートルで、もうホントに真っ暗闇。う~ん面白いではないか。枕木もまだまだ残ってます。

抜けて暫くすると武庫川の流れが殆ど無く、どんよりと澱んだ感じの所が。くらがり渕、長瀞(ながとろ)渕と呼ばれる名勝です。武庫川渓谷は古くから人気の場所で、岩やら渕やらがいろいろ名付けられてるんだそうです。対岸の山肌、岩肌がこれまた素晴らしい景観!たまらんですな。

@10:45 北山第ニトンネル(413m)
先ほどから俄かにハイカーや観光客が沢山増えました。前方(武田尾方面)からもちょくちょく来ており、トンネルの中は埃が凄いです。
今日は曇りで若干湿気があるのでまだましな様ですが、ここに来た時はマスク必携ですね。
僕はとりあえずニット帽を、相方はネックゲイター(頭からスッポリ被るタイプのマフラー)をマスク変わりにしました。

トンネルを抜けて少し歩くと武庫川がエラい激流になってました。大小の岩の間を激しく流れてます。凄い迫力。
さらに溝滝が現れ、対岸には百畳岩、天狗岩、仙人岩といった奇勝が見えます。なんだかとんでもない地方の山奥に来たみたいに感じます。武庫川渓谷、雄大な景観です。

@11:00 横溝尾トンネル(149m)
ちょっと短めなトンネルです。

@11:05 武庫川第二橋梁
横溝尾トンネルを抜けるとこの鉄橋があります。これがまた素晴らしいのなんの。大はしゃぎです。
電車が通る鉄橋を歩いてみたいなんて思った事のある方は多いんじゃないですかね。ちょっと興奮しますよコレは。
左手に見える山々が所々紅葉してます。美しいです。

@11:10 長尾第一トンネル(307m)
ヘッドランプを付けて歩く、この探検チックな感じ。イイね。楽しいですね。しかしホコリが多くて大変です。平日なら人も少なくて大分ましでしょうね。

@11:40 昼食
橋梁を渡ると左手が武庫川となる。先ほどのトンネルを抜けて程なく、渓谷の見晴らしが良い所があり、
座ったりするのにちょうど良い平らな岩がポツポツ並んでいる軌道に出たので、ここらで昼ご飯。
お弁当と、ポットに入れていたお湯でカップヌードルをいただく。

@12:15 再出発

@12:20
山道があるではないか。もみじの道へ寄り道~桜の園へ
再出発して間もなく、エントランス広場という所に出ました。武庫川沿い左手には小高い丘の道があり木々の紅葉のなんと美しいこと。
そして右手には、水上勉の『桜守』のモデルになった桜博士、笹部新太郎の研究室跡、亦楽山荘や、隔水亭や桜の園へ行く山道、大峰山方面などへ至る山道が。
これは行かねばならん。行きたいぞ。やっぱり山道を歩きたい。トンネルも良い。橋梁も良い。渓谷も大好きだ。
しかしやはり山だ。山を登りたいのです。登山がしたいのです。
いよいよ更に曇ってきて雨がふりそうだしどうしようかと一瞬思いましたが、相方に後押しされ、もうたまらず前進。山道へと進みました。
幾つかルートがありましたが、もみじの道ルートへ。幅5、60センチ程の山道がクネクネと急登もありながら続きます。いつだったか少し前の強烈な台風の影響で土砂崩れが所々あり、大木が倒れていたりして、もみじの道ルートも途中閉鎖されており、ルート変更。

@12:30 どんぐりの道へ迂回

@12:43 城ヶ丘へ出る
時々、林業の方や神戸水道の関連と思われる役所の方が使う山道が出てきたり、正規ルートでない、あまりトレース(踏み跡・足跡)が出来てない山道が出てきます。
地図で見ると迷いやすい危険!の印しが。相方に正規ルートの分岐に居てもらい、姿が見える範囲で少しばかり入ってみたがやはり鬱蒼としていて不気味で山深い山深い。興味湧きますが勿論行きません。
山ではちょっとした行為がきっかけで命取りとなりますからね。いや大げさでなくホントですよ。

どんぐりの道を少し登ると、少しばかり開けた城ヶ丘という場所に出ました。ベンチに親子が居ましてね、
中々本格的な装備で、ストーブ(キャンプやテント泊登山なんかで使う、小さなガスボンベに差し込んで火を点けて鍋食器などであったかいメシを作るアレです)で作ったご飯を食べながら、なにやら父親が息子に登山を教えてるような感じでした。
雨が来そうだしここから先に行こうかどうしようか、レインウェアは勿論持ってきてるけど着るのが面倒だし帰ろうかと思いましたが、笹藪に囲まれたこの先へ行く山道の道筋を見ると素晴らしい流れなんで溜まらず入って行く。

@12:48 どんぐりの道→さくらの道へ
暫く進むとさくらの道ルートに出る。

@12:55 隔水亭(亦楽山荘)
さくらの道ルートから数メートル下る道へ降りると亦楽山荘がありました。
恐らく昭和か平成になってから新しく建てたと思われる方は閉まっていたが使っているようでしたね。お茶屋みたいにしてるのでしょうか。

@13:05 大峰山分岐休憩所にて休憩
隔水亭の前にて、さくらの道が登りになっているルートと緩やかな下りのルートに分岐していて、どっちなのか地図を確認しようかと迷っていると、登りルートからおばさんが下りてきたので訪ねると、この道ですよとの事。
ちょっとした急登を過ぎた所の休憩所にて暫し休憩。
休憩所の前には大峰山方面へのルートがありました。大峰山は確か名山に数えられる山。一度登りたい山です。また今度にしよう。
ここからは下り。さくらの道は文字通りさくらが沢山植えられています。春は相当キレイでしょうね。
途中、リスかイタチを目撃。多分イタチやと思んやけど。ちょっとした事ですがこういう瞬間がこれまた山の魅力ですな。幸せです。

@13:31 エントランス広場に戻る
ちょうど雨が降り出す。
もう少しで廃線跡ルートが終わりなんでレインウェアを着るのは面倒だから少々急ぎ足に。
ゴアテックス素材のレインウェアは洗濯や手入れが大変なんでなるべくなら使いたくないのです。

@13:40
長尾第ニトンネル(147m)

@13:46
?トンネル(91m)
恐らく長尾トンネルの一つと思います。

ここから少し歩くと旧福知山廃線跡地は終了。
国道33号線に出ます。ここは温泉で有名な武田尾です。
いよいよ雨足が結構強くなってきたのでザックに忍ばせていた折りたたみ傘を出す。
登山ではレインウェアは勿論、傘も必需品。ちょっとした雨にいちいちレインウェアを着るより傘が便利ですし、雨の中でザックからモノを出す時などにも役立ちます。
途中、果物屋からミカンを一口頂く。甘くて美味しい。

@14:10
武田尾駅到着 雨は本降りに。

@16:00 天王寺駅到着
天王寺ミオ内のモンベルに寄り道した後、帰宅。

☆☆☆
標高210m(さくらの園)
歩行距離:約9km
歩行時間:4時間55分
(生瀬駅から武田尾駅まで/食事・休憩時間含む)

エントランス広場から山道へは行かず、廃線跡地だけなら探検ごっこ気分で渓谷の景観やらも楽しめる気軽なコースですんで皆さまにもおすすめです。ただヘッドランプか懐中電灯とマスクは必携です。
  1. 2013/12/27(金) 00:41:17|
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旧ブログより 11月3日 六甲山・芦屋~ロックガーデン~東お多福山~山頂~魚屋道

2009年11月3日

六甲山

日本の近代登山の始まりは諸説あるそうですが、1874年(明治7年)、三人の外国人が登った六甲山が最初だそうです。宗教的でない登山という意味では安土桃山時代の『さらさら越え』とかいう記録が最古。
六甲山って想像以上に歴史ある有名な山なんですね。
日本における近代登山、さらにはロック・クライミングの発祥の地でもあります。
そういや有馬温泉も太閤さんが来たりした歴史ある温泉地ですね。

さて今日はその六甲山(標高931m)を目指し、王道ルートであるロックガーデンから、風吹岩、雨ヶ峠から途中東お多福山に寄って六甲山頂へと行って参りました。

☆☆☆
朝8:30頃阿倍野を出発。
例によって相方が運転の車で南港方面から自動車道に乗り神戸へ。
左膝には登山者に大好評のリガードのニーガードを装着。万全を期した上、調子に乗らずゆっくり登山を心がけよう。

9:45頃芦屋到着。阪急芦屋川駅前の花時計公園にて準備運動と朝ご飯。登山者や観光客が沢山います。

10時 登山開始。
高級住宅街を抜け高座川沿いの道に入る。山の入り口というか麓といった感じで山の匂いが徐々に。
冬並みに寒い日でしたが既に暑い暑い。一枚上着を脱ぐ。

10:30過ぎ、登山口となる高座の滝に。
風情溢れる滝の茶屋、大谷茶屋があります。真そばに城山、鷹尾山(標高272m)があります。う~ん早くも山深い。ここで暫し休憩。結構長い時間休憩しました。
滝の横にある急勾配の狭い道幅の階段坂を登るとロックガーデンへ。

11時過ぎ、ロックガーデンに到着。
花崗岩の岩山だらけです。いきなり目前に6、7メートルほどの垂直に近い岩山。左端に抜けるルートがありますが、
ここは試しにプチ・ロッククライミングだという事でその岩山を『3点確保(手足4つのうち常に3つがどこかに着いている状態)』を忘れず手をかけ足をかけ登ります。
そして急登な中央稜の尾根道を登り、
その後もしばらくは岩場を登ったりすり抜けたり、くぐったり岩場のてっぺんを歩いたり。
家族連れの子供たちも楽しそうです。途中ちょくちょく見える神戸の街並みや海が素敵です。素晴らしい眺望!

鉄塔のある丘を2つ越すと、12時、次のポイントである風吹岩(標高447m)に到着。
ここに来るまで既に結構急登もあり中々ハードでしたね。
そうそう、風吹岩手前の別ルートで地獄谷の万物相の岩場がとても良いところらしいと後日知りましてね、そういえば険しそうな別ルートありました。行っておけば良かった。
少し向こうの山に大きな岩場岩肌が沢山点々としてます。
ロックガーデンのハード版、ピラーロック、更にハードなキャッスルウォールです。岩山のてっぺんに登山者が腰かけてるのが見えます。あの辺りの山は荒地山(標高549m)といって、かなりハードな山らしい。万物相と併せていずれまた行きたいですね。

さて神戸の街並みや海が見下ろせる風吹岩で暫し休憩。
するとイノシシが。お昼時とあって大勢の方がご飯を食べてるのを狙って出て来たようだ。
お尻を噛まれたり、引っ張られて転倒したり、ザックを丸ごと奪われたりと、割と茂みに近い人、しかも弱い女性が狙われている。
まぁしかし皆さん馴れたものでワーキャー言う反面、近寄って写真を撮ったり。
イノシシも相当人馴れしてるようで堂々と周りをゆっくり歩いてました。
しかしこれ、突進してきてあの牙でやられたら大変ですね。太ももに穴が開いて大出血なんて事故もたまにあるらしいので用心用心。いや実際初めて目前で見ましたがかなり大きくてコワいですよ。

風吹岩から少し先にある横池に立ち寄る。琥珀色に濁った小さな池。想像もしていなかった原始的なものを匂わせる池と周りの風景にちょっと驚き。こりゃ素晴らしい。

ロックガーデンも終わり、芦屋カントリー倶楽部(ゴルフ場)を突き抜ける辺りから本格的に山深くなってきました。
中々ハードな急登が結構あり、思った以上の充実感。しんどいけど楽しくてしようがないです。急登が連続したあと、

13:20過ぎ、雨ヶ峠(標高およそ620m)到着。
オジサンが笛を吹いてます。良いですね。
ここでお昼ご飯と休憩。お箸を忘れたので楽しみにしてたカップヌードルは諦め、ポットのお湯を冷めたお茶に混ぜて暖かくして飲むことに。ジッとしてると結構冷えますからね。
おにぎりも玉子焼きもウィンナーも手掴みで食べたけどウマいもんはウマい。
笛のオジサンが今度は複音ハーモニカで吹き語り。山にハーモニカの音色は抜群に似合います。
さてここから左側の六甲山への直行ルート(魚屋道)へは入らず、右側のルートを歩き、ロックガーデン以上に楽しみだった東お多福山へ。
急な階段坂を登り藪深い急な峠道。
そして突然パァーッと辺りが開けて高原のような間を通り抜ける峠道へ。

14:10お多福山(標高697m)到着。
なんと素晴らしいこの風景。眺め。まるで昔話の世界にタイムスリップしたようなこの峠道。
後ろには先ほど登ってきた山々と神戸、海。その向こうには京都、大阪、和歌山方面も。
とにかくこのスーッと延びている急勾配な峠道の景色たるや。これは是非とも皆さんにも味わって頂きたいですね。
なんと言えば良いのか、こんな近いところにこんな素晴らしい場所があったんですね。何故に登山家が何度も六甲山に登るのか、何故人気があるのか。行けば納得。そりゃ行きたくなるはずです。
信州アルプスを思わせる六甲。絶対何回か足を運ばないと。
暫しこの原風景のような世界で休憩し、土樋割峠(どひわり)分岐から七曲り分岐へ行き、

およそ15時頃七曲り峠へ入る。
高座の滝からロックガーデン→風吹岩→雨ヶ峠→お多福山。この間も中々ハードな急登が連続。
しんどいですがロックガーデンからお多福山まで様々な風景と眺めがあり、飽きることはありません。しかし、思った以上にハードな道のりが続きました。

さて七曲り峠。芦屋から六甲山頂までの行程のうち、残すところあと3分の1。ここを抜けると六甲山頂です。
が、最後の最後、この七曲りが、今まで以上に急登の連続、連続。ちょっとした修行です。ただただ無心に登ります。
時折足を止めて見る、正に山深い山々の景色。夕方が近いので行き交う登山者も殆ど居ない。この郷愁感。たまりません。しんどいですが楽しくて楽しくて、静かな山の中、この山の匂い。たまりません。

16時前、山頂入り口の一軒茶屋・駐車場に到着、暫し休憩して山頂へ。

16:15六甲山山頂(標高931m)到着。
車で来たカップルが一組と、芦屋で少々お話しした六甲に詳しい地元のベテラン登山家オジサン、そのオジサンをガイド役につけた若い登山者グループがいるだけでしたが、
山頂で絶景を見ながら休憩している間に誰も居なくなりました。

16:40、有馬温泉へ向けて、六甲山頂入り口右側にある歴史が刻まれた魚屋道(ととやみち)へ入る。
この道はその昔、港から魚を運んでいた道で、六甲に幾つかある古道の一つ。
石畳の道が少し続いて程なく、山中に入るとまたもタイムスリップしたかのような峠道。良く踏みならされた歩きやすい緩やかな坂道が続きます。
どこかからサイレンが。
17時でしょうか。夕暮れが迫って灰暗い峠道。木々の間から夕日がさし、峠を朱く染めます。
紅葉しかけている木々や枯れ葉に夕日が当たり、黄昏色に寂しく妖しく、静かに煌めいています。

遠くで先ほどのオジサンガイド付きグループらしき声がかすかに聞こえます。どうやら同じ道を先に降りているようですね。
歴史ロマンも感じるこの魚屋道の風景の美しさをどう言えば伝わるのでしょうか。
夕暮れ時だから尚更です。この、山に、木々たちに、匂いに抱かれ包まれる感じ。心の深淵までスーッと入ってくる安堵感。
誰もいない宵闇迫らんとする峠道ですが怖さはありません。上高地ではこの静けさが怖かったのですがね。

気持ちよく歩いている間にどんどん日が暮れてきたので懐中電灯を出す。
そのうち真っ暗になってきたので、途中の休憩所でいよいよヘッドランプ装着。山の夜は闇そのもの。しかしこれがまたちょっとした探検気分で楽しくてしようがない。

18時過ぎ、有馬温泉街に到着。
いや実に楽しい山行でした。いろんな景色とアクションで最後まで飽きさせないです。また行こう。
ロックガーデン→万物相や、ピラーロックに荒地山、魚屋道途中の脇道には迷いやすい上級者コースだが小さな滝が沢山見れる山道もある。
今年の春に行った布引ハーブ園の辺りの山道やトゥエンティ・クロスと言われる沢歩きもあるし難所多い摩耶山や旗振山、険しい須磨アルプスなんかも。六甲山の大ファンになりましたね。

さて、有馬温泉街を少々迷いながら、
18:30頃 阪急バス乗り場到着、

18:40芦屋川駅行きに乗る。

19:10頃芦屋川駅到着、車に乗り込み大阪阿倍野へ。帰路の途中、芦屋らーめんにて食事。

21時頃自宅到着。
実に楽しい素晴らしい大満足の山行でした。

☆☆☆
六甲山(標高931m)
歩行距離:約14km
歩行時間:約8時間(休憩・食事時間含む)
芦屋川から標高差900m近くありました。
  1. 2013/12/27(金) 00:22:07|
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旧ブログより 2009年10月11日 奈良・俱留尊山と曽爾高原

2009年10月12日(月)
倶留尊山・曽爾高原

三重県と隣接している奈良県曽爾村(そにむら)。ススキが広大な一面に映える有名な曽爾高原がある。
そのそばに倶留尊山(くろそやま/標高1038m)があります。
今日はその倶留尊山に行って参りました。もちろん曽爾高原も堪能。
信州長野同様相方と一緒です。

☆☆☆
8:30頃、自宅マンションのある阿倍野を出発。
若干曇り空ですがまずまずのお天気。
吹田方面から橿原を経て、名張方面へ。だんだん田舎ムードになり里山や低山も沢山出てきて心地よい。途中、つい今し方車に引かれたと思われる若いタヌキを避ける場面も。
そういえば長野に行った時や和歌山(今夏、千畳敷や三段壁、白岩を見に)行った時もタヌキを見かけました。道の端でなにやらゴソゴソと動いてました。
さらにしばらく峠道を走ると、某国営TVで鶴瓶が来ていた、たい焼き屋がありました。車も少しずつ増えてきたようです。
切り立った岩肌、柱状節理のある兜岳?鎧岳?の山が見え隠れ。素晴らしい景観。
一気に車も増えた。おそらく大半は曽爾高原が目的でしょうか。

ほどなく10時頃、曽爾高原駐車場到着。
そして倶留尊山目指して出発。
曽爾高原は夕暮れ時に見るので通り過ぎ、お亀池沿いの灯籠がある整備された道を歩き、
中々の傾斜な階段を登り亀山峠へ。風に揺れるススキいっぱいの曽爾高原を見下ろす。今登ってきたこの丘も結構な急勾配です。一面のススキが素晴らしい。

岩場が連続する急登を時によじ登りながら進むと山に入ります。
中々ハードな登りと、時折ちょっとした岩場もある尾根道(稜線)です。
しばらくすると倶留尊山・二本ボソ自然公園の入り口の茶屋。
ここで入山料500円を支払い、入山。

数メートル先の二本ボソ頂上(996m)で暫し休憩。確か11時頃でした。
さてさて倶留尊山深部へ突入、程なくして、またしても岩場。それをよじ登ると今度は2m程垂直の岩場。
フィクスロープ(余りに急な登り下りや危険な岩場等にはロープがあります→もちろん無い場合も)を上手く使って慎重に降ります。
フィクスロープは持てば良いものでなく、時と場合により使ったり使わなかったりします。
ほんのちょっとした岩場でも慎重に行きます。滑って落ちたりして打ちどころが悪ければ大変です。しかしこりゃあ楽しいですね。

その後も急登(急勾配な坂)はもちろん、次から次へと岩場、岩場、岩場の連続。さらに途中と山頂手前の2個所、スズメバチも現れてアタマの上をブンブン。
僕は子供の頃蜂の巣退治だの根性試しで素手掴み取りだのをして、何十回も蜂に刺されているのでアナフィラキシー・ショックになる恐れがあので一層慎重になります。
岩場を登りながらスズメバチを避けないかんわで、もうドキドキです。しかしこの岩場は本当に楽しい。
山を歩く、登るという行為そのものがただただ理由もなく、純粋に楽しいのです。楽しくて仕方ないのです。

昼過ぎ、倶留尊山山頂(1038m)到着。
思ったより余り見晴らしは良くないです。しかし到達感はありましたね。
低山な上、そんなに大した距離でもないですが、中々ハードな登りでしたからね。
予想以上の岩場の多さ、その面白さ(ハードですが)にテンションも上がりそこそこ勢いよく登ってきました。
頂上にて食事、暫し休憩。
来た道を先ずは二本ボソ目指して、岩場は慎重に、しかし結構なペースで下山。
三重県や奈良県の山々、山々。山、山、山。
この景観。遥か向こうには伊勢湾なんかも望めます。

二本ボソ頂上到着。暫し休憩。
ここのすぐ下にイワシの口というちょっとした岩場がありまして、その岩場に立って山々を望みます。崖っぷち感あるイワシの口から見た景観も中々のもの。
僕は高所恐怖症ですが、こういう所に立っても、何故だか山ではあまり恐怖は感じません。
都会だと、1メートルの脚立の上でもコワいのに。

二本ボソ茶屋を過ぎて亀山峠目指して下山。
ん?左膝に違和感が。僅かだが痛む。昔オフロードバイクを乗っていた時の古傷ですね。
しかしほとんど気にならないので勢いよく亀山峠へ、そしてそのまま数百メートル先の亀山頂上(849m)へ。この辺りも岩場が結構あります。
暫し休憩して長尾峠へ至る長い階段坂を降りて間もなく、左膝にキリキリと強烈な痛み。勢いよく馬鹿みたいに登り、しかも膝に一番負担がかかる下山も岩場もあるというのにホイホイ行ったのが原因ですね。

登山は小股でゆっくり歩くのが基本。思い知りました。
ちょっと休憩してゆっくりゆっくり下山。長尾峠を下って曽爾高原に到着。膝が痛い。
最後の最後で時間がかかりましたが、4時頃到着だったと思います。
暫し休憩して曽爾高原を散策。雲が多くて、銀色に映える、金色に輝くといったススキの景観は残念ながらあまり見られなかったです。

しかし遠くの山々に落ちる夕日、暮れなずむ空、紅から紺青へと色を変え様々な表情を見せる雲、小さな虹が雲間に浮かぶ彩雲という現象もあり、それはもう素晴らしいの一言。
カメラマンもわんさか居ました。うちの相方も中々高価なオリンパスの一眼レフを大奮発して持っておりましてね、そりゃもうパシャパシャ撮りまくりです。僕も拝借して何枚か撮りました。

夕刻5時30分頃だったか、駐車場へ。
ゆっくりゆっくり膝を庇いながら歩きます。痛い痛い。
僕の膝の一件は別にして、倶留尊山は思った以上にハードです。曽爾高原から亀山峠に至る階段坂からして中々の勾配と距離です。今日初めての登山ですという方は大変だと思います。
後に知りましたが倶留尊山は登山家の間でも結構人気のある山で、高山を幾度か登っているベテランの方も中々ハードだと感じる山だそうです。


☆☆☆
倶留尊山:標高1038m
歩行距離:約6km
歩行時間:約6時間(休憩含む)

上高地の方が距離は倍以上ですが全ての休憩含めて8時間ほどで終えている(ほとんど平坦な道でしたし岩場なども無い)のに対し、今回は膝が故障したとは言えたった6kmに休憩省いて約4時間かかっている事からハードであると想像して頂けると思います。でもホント楽しかったです。

☆☆☆
一般に低山(1500mくらいまででしょうか)=登山が容易
高山(2000m級から上)=困難というイメージがあると思います。
もちろん高ければ高いほど、先ず酸素が薄くなりますし、気温も低くなり、歩行距離も長くなり危険な個所も多くなる確率が高くなるのは事実です。
しかし高い低いに関係なく、困難な山か、容易い山かは、道中の難所の数、危険個所の数、急登、急坂の数、そして全歩行距離の長さによるのです。
2000メートルを越す山でも殆ど難所もなく、道も迷わず、しかも山道の作りが良い上、山頂までのルートが短いという山もあります。
逆に1000メートルにも満たないのに、山深くて迷い道も多く、危険個所も沢山あり、入り組んだルートの為、山頂までの距離がとても長いという山もあります。

一口にブルーズだのハープだのと言っても、人それぞれいろんな趣味趣向がありますように、
登山にもいろんな趣味趣向があるようです。最低でも2000メートル級じゃないと、という人、
雪山じゃないとという人、そして低い山ばかり登る低山マニアもいます。
さらに言いますと、頂上を必ず目指す者(ピーク・ハント)や、ロッククライミング専門やらいろいろおられます。

超低山マニアがいましてね、
大阪五低山ってご存知でしょうか。一番有名な山に天保山(4.5m)があります。
大阪五低山というのは、

天保山(4.5m/港区)
御勝山(14m/生野区)
聖天山(14m/阿倍野区)
帝塚山(20m/住吉区)
茶臼山(26m/天王寺区)
の事だそうで、愛すべき都会の中の山々を縦走するツアーもあるそうです。
因みに、昭和山(33m/大正区)を合わせて『大阪アルプス6山』なんだそうです。
僕は生野区の御勝山以外は過去に既に征服済みです。
ちゃんと計測され、国土地理院に登録された山は『一等三角点』が必ずあります。
一等三角点?何の事?という人もそれを目にすれば、あぁ、コレね!知ってる知ってるとなるはずです。

上記の山の中で一等三角点があるのは天保山と昭和山かな?昭和山はハードです。
聖天山(聖天神社・寺・公園)は以前僕が住んでたマンションから望めましてね、10回は登頂してますし、引っ越してからも近くなんで一度行ってます。中々急登急坂です。
帝塚山はいつの間にか知らぬうちに何度となく頂上に行ってますが、こうして登山者となるとピーク(頂上)って何処だ?と気になります。
  1. 2013/12/27(金) 00:18:58|
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旧ブログより 2009年9月21日~22日 北アルプス乗鞍岳と上高地

6月に初めて訪れた長野。蓼科にある女神湖の目前のホテルに泊まり、諏訪湖、霧ヶ峰、ビーナスライン、蓼科、バラ園などを堪能、そしてなんといっても、山の魅力にハマってしまうきっかけとなった北八ヶ岳。
そういうワケで今回も長野に行ってきました。

☆☆☆
今回は1日目は乗鞍岳、2日目は上高地をトレッキング、といった具合でした。

☆☆☆
第一日目。
早朝、大阪阿倍野を出発。連休中とあって高速道路は中々の混み合い。
名古屋、飛騨高山を経て昼過ぎ長野県に入る。そこから更に車を走らせ温泉宿のある平湯を過ぎ、
朴の木平(ほおのきだいら)駐車場に車を止め、朴の木平バスターミナルよりシャトルバスにて、乗鞍山頂の畳平へ。
夕方近い上、天候も曇りがちだったので眺望はいまいちだったが、標高2700mほど(畳平)の空気はたまらないですね。雲が近い近い。
畳平と言えば2日前、クマ(月の輪熊)が出没して何人かが襲われ重軽傷という事件がありまして、
入山一時禁止になってたら1日目はゆっくり松本市内観光だけになるところでしたが全く何事も無いかのようでした。
しかし今日はもう時間が無いので乗鞍山頂である剣ヶ峰(3026m/畳平から歩行時間約1時間40分)は諦めて、
そのクマが出てきた場所である魔王岳(2763m/歩行時間約10分)を登ることに。
そこそこの傾斜の階段を登ると平地があり、そこから少し登るとちょっとした岩場岩山になっていて、それをちょろっとよじ登るとそのてっぺんが魔王岳。

本当なら乗鞍岳山頂の剣ヶ峰に行き、飛騨山脈や北アルプスの槍ヶ岳、穂高連峰などを見たかったのですがまぁ良しとしよう。
因みに槍ヶ岳、穂高は僕のようなビギナー登山者には夢のまた夢、憧れの山です。
道のりも長く険しく、危険極まりない難所もあり、上級者向けです。でも『槍ヶ岳』にはいつか行きたいです。

頬に当たる冬のような山風が冷たくて心地良い魔王岳でちょっとした登山気分を暫し味わい、バスに乗り下山。朴の木平駐車場到着。
そうそう、行き帰りにサイクリングしている方々を何人か見かけました。凄いですねこんなところまで。
松本市内への途中、どの辺りだったか、ものぐさ亭というお店にて晩飯。
で、たまたま入ったこの店が大当たり。地元客の多い蕎麦屋(信州と言えば蕎麦)で、美味いのなんの。
夜9時頃松本市内到着、松本城内を散策。カラス城と言うのか、真っ黒で厳つい城です。観光客や地元民が結構いました。
ホテル到着、風呂に入った後近辺を散策。ホテルに帰り、就寝。

☆☆☆
第二日目。
朝7時頃、上高地に向け出発。パラパラと雨が降り出すがとにかく行ってしまおう。
158号線を一路、絶対に立ち寄れない急なS字カーブの真ん中にある『喫茶S字カーブ』(→つぶれていた)がある峠道で、奈川渡ダムや沢渡を抜けアカンダナ駐車場、バスターミナルへ。雨はどしゃ降り状態。しかしとにかく行ってしまおう。
なんと驚いた。沢山の観光客や登山者が、いますいます。
ターミナルの小屋でレインウェアを着て、シャトルバスに乗り込む。おそらく8時くらいだったと思います。

上高地も乗鞍岳も現在は一般車の乗り入れが禁止されているのでこうして専用のバスに乗り現地に向かいます。
いろいろと歴史が刻まれた、上高地への玄関口となる釜トンネルを抜け県道上高地公園線に出て、
上高地トレッキングのスタート地点と言える大正池や、田代池、帝国ホテル前を通って上高地バスターミナルに到着。
雨はほとんど止み、観光客、登山者でわんさか。
少し歩くと有名な河童橋。雨が上がったとは言え決して良い天気じゃないのにもう大変な賑わい。
およそ9時頃だったと思いますがトレッキングスタート。
さて、一般的な上高地の観光ルートは、河童橋を渡って梓川右岸側を明神池まで歩き、明神橋を渡って梓川左岸を河童橋まで歩くというルートなんですが、今回は初めて来たというのに逆パターンでスタート。
河童橋を渡らず梓川左岸を明神橋目指して歩きました。槍ヶ岳や穂高岳などから下山していると思われる登山者が沢山います。
1時間ほどで明神橋付近に到着。暫し休憩。大抵の観光客はここまでですが、まだ先へ行きます。
槍ヶ岳、穂高(槍穂高)への玄関であり、小説『氷壁』の舞台となった『徳沢園』まで足を延ばし、
その少し先にある新村橋を渡り、梓川右岸を歩き、明神池→河童橋へ行こうというプラン。

河童橋からの道中、焼岳や穂高連峰、明神岳なんかが見えます。信州アルプスの森林や山々の景色、西日本にはまず無いです。素晴らしい。さて時折休みも兼ねて景色を見たりしていたので昼12時過ぎにようやく徳沢園に到着。
ここまで来ると観光客は滅多に見かけません。山男山女だらけです。

その趣ある徳沢園にて昼食。蕎麦と高菜チャーハン。腹が減っているからという訳でなく、山値段にしては格安な上、とにかくウマいのなんの。名物のソフトクリームは食べませんでした。次来た時の楽しみにとっておこう。
ストレッチをしてゆっくり休憩。13時過ぎ再出発。
さらに先にある新村橋を渡り、左に折れ、梓川右岸を歩き、明神を経て河童橋まで。
新村橋を渡って歩き出して、なんだか妙に寂しい感じになってきた。全く人の気配無し。
先ほどの新村橋にはお互い片言英語で挨拶した中国人カップル、単独トレッキングらしき白人女性、クタクタに疲れた感じの家族が橋を渡ってきてましたが、なんだか様子が変だ。
この道、峠道や山道じゃない。車が走る林道だ。
おかしい。ちょっと下に川沿いのちゃんとしたルートがあるのかな?このまま間違えていたら大変な事になりかねん。
新村橋まで戻るか、徳沢園まで戻って人に訊こうかなどと不安になりながら歩いていると、笹の茂みがガサガサと音を立てウ~と唸り声。
静かに引き返そうとしていると数メートル先の笹藪から出てきたのはちょっと大きめの猿。クマかと思い死ぬような恐怖でした。

この道が合っているか不安だったが新村橋の方向から車!早速道を尋ねると『合ってますよ』との事でホッと一安心。
元気を取り戻し歩いていたがだんだん鬱蒼としてきて、しかも全く人の気配無し。
鳥の鳴き声もなく薄暗い中歩いているとクマはもちろんの事、その山の不気味な雰囲気にとてつもない恐怖感が全身を包み込みます。
一瞬にしてあらゆるホラー映画の山でのシチュエーションが蘇り恐怖感加速。ほんの僅かな音でも神経を逆撫でします。

もう引き返すにも程遠く、行くしかありません。しばらくすると車が数台止まった広場が。そして白人数人が現れ挨拶。
さらにしばらく歩くと、なんだか人の居そうな気配。
おお!明神に来た!明神橋だ!人間がいるぞ!わぁ~!みんな~!みんな~!

なんと情けない。行きの徳沢園までは人が多くて嫌なくらいで、山の静かな風景がいいと思ってたのに、普段から孤独を愛する身なのに、こうも人恋しくなるとは。
熟れた登山者が聞いたら大笑いするでしょう。ビギナーですから堪忍です。
ここまで来るとハイヒールで歩いている観光客がいるくらい。
整備された人工物気配満点の木道を歩き、途中、モヤのかかった川の風景や山々の景観、遊びまわる猿たちを見たりしながら河童橋到着。夕方5時頃だったと思います。

歩行距離約14km、歩行時間約8時間(休憩、景観休憩、食事時間含む)
上高地の標高およそ1500m

暫し休憩、18時の最終バスに乗り、アカンダナ駐車場に着き、一路大阪へ。
途中、自然薯で有名な茶茶というお店で自然薯とろろ定食を頂く。ウマい。
また雨が降り出しどしゃ降りに。道を横断するカエルたちを出来るだけ避けながら、多少犠牲にしながら走り、途中から高速に乗り、4時頃帰宅。僕は免許が無いので相方が運転しっぱなしです。山行に運転に本当ご苦労様です。


☆☆☆
『徳沢園』の向こうには、穂高連峰(標高3190m)、そして、槍ヶ岳(標高3180m)があります。通称、『槍穂高・ヤリホ』。

槍ヶ岳は頂上部分約100mが岩山で出来た槍の様に尖った山。断崖絶壁のようなその『槍』に手をかけ足をかけ、時にハシゴを登って頂上へ至るのです。僕は高所恐怖症なんで初めて槍ヶ岳を写真で見た時はここはムリ、こういう本格的なのはムリ、軽登山で充分と思ってました。
しかしもう今やその魅力の虜です。毎日写真眺めてます。行きたくてたまりません。
頂上がムリでも真下にある槍ヶ岳山荘までは装備と体力と経験があれば行けるのです。せめてそこまでは行きたいです。
それもムリならその下にある涸沢や横尾の山荘に。ここならもう少し装備が整えば、多少体力要りますが今すぐだって行けます。
いろいろ思いを馳せながら今日も就寝。
  1. 2013/12/26(木) 21:58:21|
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旧ブログより 2009年9月 山歩き・山旅 山へ行こう

2009年09月吉日

出身が東大阪市という事もあって生駒山がすぐ近くにあるもんだから、子供の頃から幾度となく山登りをしてました。ここ数年の間も何度か行きまして、今年も2回ほど足を運んでいる。
5月には長野に行き、北八ヶ岳をトレッキング。近々また長野に行って今度は上高地か乗鞍岳(といっても簡単なコース部分です)に行く予定だ。
ピッケルだのザイルだのを使うような本格的な登山までする気はないが、山小屋で一泊くらいの、まぁ軽登山レベル程度は趣味として嗜もうと思っている。先ずは体力作りが大事なので数年振りにランニングを始めた。そして軽登山とはいえ、ちゃんとした基本的な装備も大切。

登山用のザック、ウェア、靴やツェルト(簡易テント)、小物類を少しずつ揃えていこうといこう。ザックやヘッドランプ、エマージェンシー・シート、笛は既に揃えてあるが肝心なウェア(雨具も)と靴がない。近日中に何とか購入したいところだが、商売道具のハープも買わなければ。

その昔は毎週のようにバイク(オフロードバイクでぶらぶらツーリング)や友人の車で海釣りに出掛けていたがだんだんハープにのめり込み、ツーリングも釣りもやらなくなってしまった。
僕は決してアウトドア派とかスポーツマンとかいうタイプではなく、何というかその、極私的に派手でなく、のんびり自然を楽しみたい、インドア的アウトドア(なんじゃそれ?わかるかなこの感じ)が好きなのだ。
山登りは昔から何か気になっていたしやってみたい事だった。

四十の手習い、体力作りにもなるし、でもあくまで"軽"登山だが大いに楽しもうと思っている。

  1. 2013/12/26(木) 21:50:56|
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